オブジェクト設定

オブジェクトの設定を編集します。
編集するオブジェクトをレイアウト上でクリックすると、画面右側に設定項目が表示されます。

オブジェクト種別、およびオブジェクト種別ごとの設定項目は以下の通りです。設定項目の詳細は、リンク先の説明を参照ください。

オブジェクト種別 設定項目
入力テキスト

テキストを入力するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

コンボボックス

項目の一覧から1つの項目を選択するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

チェックボックス

該当する単一または複数の項目を選択するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

ラジオボタン

複数の選択項目の中から1つの項目を選択するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

情報表示フィールド

選択した情報を自動的に表示するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

自動採番フィールド

フォームに設定された採番を自動で表示するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

手動印影フィールド 入力フォーム上の印影の表示位置をユーザーが手動で選択するオブジェクトです。
設定項目はありません。
自動印影フィールド

選択した印影を自動的に表示するオブジェクトです。以下の設定項目があります。

共通項目

各オブジェクトで共通の項目は以下の通りです。

項目詳細

項目 説明
オブジェクト名

レイアウトファイルで設定したオブジェクト名が表示されます。

レイアウトファイルで設定したオブジェクト名と内部的なオブジェクト名が異なる場合、内部的なオブジェクト名が括弧で表示されます。(上記の画像では「APL_NAME-A」が内部的なオブジェクト名です。)
内部的なオブジェクト名は、以下の機能で使用します。

  • ルート - 条件オブジェクト名
  • 業務区分
  • 帳票データ出力
  • 決裁データ出力
オブジェクト種別

オブジェクト種別 を参照ください。

imgwarn 注意

同名オブジェクトがある場合、以下のオブジェクト種別は選択できません。

  • 情報表示フィールド
  • 自動採番フィールド
  • 手動印影フィールド
  • 自動印影フィールド
ツールチップ

入力フォーム上で、オブジェクトにオンマウスしたときに表示される文字列を入力します。

最大文字数 99文字

imgwarn 注意

[手動印影フィールド]と [自動印影フィールド]には設定できません。

ヒント

オブジェクト名が同じ入力オブジェクトは、ページごとに以下の設定が同期されます。

オブジェクト名を一致させることで、以下のようなフォームを作成できます。

  • 一方のオブジェクトへの入力を、他の同名オブジェクトに同期させる
  • 複数の ラジオボタン からいずれかひとつを選択させる

注意

異なるページにオブジェクト名が同じ入力オブジェクトがあり、それぞれ [計算]タブ の設定が異なる場合、先頭ページから見て最初の入力オブジェクトに設定した計算が使用されます。

[表示]タブ

フォントや境界線など、入力フォーム上での表示設定を編集します。

項目詳細

項目 説明
フォント

文字のフォントを設定します。

imgwarn 注意

[チェックボックス]と[ラジオボタン]では設定できません。

 フォント

文字のフォントを選択します。選択できるフォントは以下の通りです。

  • MS 明朝
  • MS ゴシック
  • IPA明朝(埋め込み)
  • IPAゴシック(埋め込み)

imgwarn 注意

  • IPA明朝(埋め込み)、IPAゴシック(埋め込み)を選択した場合、出力PDFにフォントを埋め込みます。
  • 出力PDFにフォントを埋め込むと出力PDFのファイルサイズが大きくなります。
 色 文字の色を選択します。
 サイズ

文字のサイズを入力します。

値の種別 整数値または小数点以下1桁までの小数値
値の範囲 2以上300以下
  • 単位はポイントです。
  • 出力PDFでサイズを自動で設定する場合、[自動(出力PDFのみ)]チェックボックスを選択します。
境界線を表示する

オブジェクトに境界線を表示する場合、チェックボックスを選択します。

境界線は入力フォームにのみ反映されます。
 線種

境界線の線種を選択します。選択できる線種は以下の通りです。

  • 実線
  • 破線
  • 下線
 線幅

境界線の線幅を選択します。選択できる線幅は以下の通りです。

  • 標準
 線色 境界線の色を選択します。
背景色を表示する

オブジェクトに背景色を表示する場合、チェックボックスを選択します。

背景色は入力フォームにのみ反映されます。
 背景色 オブジェクトの背景色を選択します。
読取専用

オブジェクトを読取専用にするユーザーのチェックボックスを選択します。チェックされたユーザーは、入力フォーム上でこのオブジェクトを編集できなくなります。
選択できるユーザーは以下の通りです。

  • 申請者
  • 承認者
  • 決裁者
  • 閲覧者
必須入力

オブジェクトを必須入力とするユーザーのチェックボックスを選択します。
選択できるユーザーは以下の通りです。

  • 申請者
  • 承認者以降

[オプション]タブ

入力テキスト

プレースホルダー、ラベル、選択項目などを編集します。

項目詳細

項目 説明
プレースホルダー

オブジェクトのプレースホルダーに表示する文字列を入力します。

最大文字数 128文字
配置

文字列の表示位置を選択します。
選択できる配置は以下の通りです。

  • 左揃え
  • 中央揃え
  • 右揃え
複数行を許可する

複数行の文字列の入力を許可する場合、チェックボックスを選択します。

imgwarn 注意

フォーマットの 分類 が「設定なし」の場合のみ設定できます。

コンボボックス

コンボボックスの選択項目に表示する項目を設定します。

項目詳細

項目 説明
追加

項目を追加します。

最大で256項目まで追加できます。
削除 チェックした項目を削除します。
項目名

選択項目に表示される項目名を設定します。

最大文字数 500文字
使用不可文字列 CWFRS(部分一致)
書き出し値

選択項目の送信値を設定します。
空の場合、[項目名]が設定されます。

最大文字数 500文字
禁則文字 : ;
使用不可文字列 CWFRS(部分一致)
NULL(完全一致)

チェックボックス

チェックボックスのラベルを設定します。

項目詳細

項目 説明
ラベルを表示する ラベルを表示する場合、チェックボックスを選択します。
 テキスト

ラベルとして表示する文字列を入力します。

最大文字数 128文字
 フォント

文字のフォントを選択します。選択できるフォントは以下の通りです。

  • MS 明朝
  • MS ゴシック
  • IPA明朝(埋め込み)
  • IPAゴシック(埋め込み)

imgwarn 注意

  • IPA明朝(埋め込み)、IPAゴシック(埋め込み)を選択した場合、出力PDFにフォントを埋め込みます。
  • 出力PDFにフォントを埋め込むと出力PDFのファイルサイズが大きくなります。
 色 文字の色を選択します。
 サイズ

文字のサイズを入力します。

値の種別 整数値または小数点以下1桁までの小数値
値の範囲 2以上300以下
単位はポイントです。

ラジオボタン

書き出し値とラベルを設定します。

項目詳細

項目 説明
書き出し値

ラジオボタンの送信値を設定します。

最大文字数 500文字
オブジェクト名が同じラジオボタンに異なる書き出し値を設定することで、択一選択にすることができます。
ラベルを表示する ラベルを表示する場合、チェックボックスを選択します。
 テキスト

ラベルとして表示する文字列を入力します。

最大文字数 128文字
 フォント

文字のフォントを選択します。選択できるフォントは以下の通りです。

  • MS 明朝
  • MS ゴシック
  • IPA明朝(埋め込み)
  • IPAゴシック(埋め込み)

imgwarn 注意

  • IPA明朝(埋め込み)、IPAゴシック(埋め込み)を選択した場合、出力PDFにフォントを埋め込みます。
  • 出力PDFにフォントを埋め込むと出力PDFのファイルサイズが大きくなります。
 色 文字の色を選択します。
 サイズ

文字のサイズを入力します。

値の種別 整数値または小数点以下1桁までの小数値
値の範囲 2以上300以下
単位はポイントです。

情報表示フィールド

配置を設定します。

項目詳細

項目 説明
配置

文字列の表示位置を選択します。
選択できる配置は以下の通りです。

  • 左揃え
  • 中央揃え
  • 右揃え

自動採番フィールド

配置を設定します。

項目詳細

項目 説明
配置

文字列の表示位置を選択します。
選択できる配置は以下の通りです。

  • 左揃え
  • 中央揃え
  • 右揃え

[フォーマット]タブ

入力のフォーマットを設定します。

項目詳細

項目 説明
分類

入力のフォーマットを選択します。

設定なし フォーマットを設定しません。オブジェクトには任意の文字列を入力できます。
数値 入力を数値のみに制限します。
パーセント 入力を数値のみに制限し、「入力した数値データ×100」の値に「%」を付記して表記します。たとえば「0.5」を入力した場合は「50%」と表記されます。
日付 入力をカレンダーからの日付選択に制限します。
小数点以下の桁数

[分類]で[数値]または[パーセント]を選択した場合に、小数点以下の桁数を0~3のいずれかから選択します。
たとえば「1234.5678」を入力した場合の例、以下の表記になります(有効桁以下の処理:四捨五入、桁区切りの表記方法:桁区切りなしの場合)。

桁数 出力例
0 1235
1 1234.6
2 1234.57
3 1234.568
有効桁以下の処理

[分類]で[数値]または[パーセント]を選択した場合に、[小数点以下の桁数]を超える小数部の処理方法を選択します。

有効桁以下の処理 処理内容
切り捨て 有効桁(小数点以下の桁数)の1つ下以降の桁を切り捨てます。
四捨五入 有効桁(小数点以下の桁数)の1つ下の桁を四捨五入します。
桁区切りの表記方法

[分類]で[数値]または[パーセント]を選択した場合に、入力された数値の桁区切りの表記方法を選択します。
たとえば「1234.5」を入力した場合の例、以下の表記になります(小数点以下の桁数:1、有効桁以下の処理:四捨五入)。

桁区切りの表記方法 出力例
1,234.56(桁区切りあり) 1,234.6
1234.56(桁区切りなし) 1234.6
日付の表記方法

[分類]で[日付]を選択した場合に、日付の表記方法を選択します。

日付の表記方法 入力例 出力例
yyyy年m月d日 2022/3/5 2022年3月5日
yyyy年mm月dd日 2022/3/5 2022年03月05日
yy年m月d日 2022/3/5 22年3月5日
yy年mm月dd日 2022/3/5 22年03月05日
yyyy/mm/dd 2022/3/5 2022/03/05
m/d 3/5 3/5
m/d/yy 3/5/22 3/5/22
m/d/yyyy 3/5/2022 3/5/2022
mm/dd/yy 3/5/22 03/05/22
mm/dd/yyyy 3/5/2022 03/05/2022
mm/yy 3/22 03/22
mm/yyyy 3/2022 03/2022
yyyy-mm-dd 2022/3/5 2022-03-05
yy-mm-dd 22/3/5 22-03-05
元y年m月d日 4/3/5 令4年3月5日
元号y年m月d日 4/3/5 令和4年3月5日
元yy年mm月dd日 4/3/5 令04年03月05日
元号yy年mm月dd日 4/3/5 令和04年03月05日

[計算]タブ

他のオブジェクトの値を使用した計算を設定します。

ヒント

[フォーマット]タブ の[分類]で[数値]または[パーセント]を設定したオブジェクトのみ、使用できます。

項目詳細

項目 説明
計算の種類

計算方法を選択します。

計算の種類 説明
計算しない 計算をしません。
和(+) [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値を、左から順に足し算します。
差(-) [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値を、左から順に引き算します。
積(×) [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値を、左から順に掛け算します。
商(÷) [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値を、左から順に割り算します。
平均 [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値の平均値を算出します。
最小 [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値の中から、最小値を抽出します。
最大 [計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの値の中から、最大値を抽出します。
計算に使用するカラム [編集]をクリックして表示される[計算に使用するカラム]ダイアログで選択したオブジェクトが表示されます。
編集 [計算に使用するカラム]ダイアログを表示します。
固定値 計算に使用する任意の値を入力し、計算方法を選択します。
 計算の種類

固定値の計算の種類を選択します。

計算の種類 説明
計算しない 計算をしません。
和(+) オブジェクト間の計算結果に対して、設定した固定値を足し算します。
差(-) オブジェクト間の計算結果に対して、設定した固定値を引き算します。
積(×) オブジェクト間の計算結果に対して、設定した固定値を掛け算します。
商(÷) オブジェクト間の計算結果に対して、設定した固定値を割り算します。
 固定値 計算に使用する固定値を入力します。 固定値の使用方法として、たとえば[計算に使用するカラム]に設定したオブジェクトの計算結果に消費税を加算した数値を算出する場合、[計算の種類]で[積(×)]を選択し、[固定値]に「1.1」を入力します。

計算に使用するカラム

計算に使用するオブジェクトを選択します。

ヒント

オブジェクト種別 が「入力テキスト」「コンボボックス」「ラジオボタン」かつ、計算を設定するオブジェクトと同じページのオブジェクトのみ表示されます。

項目詳細

項目 説明
チェックボックス [計算に使用するカラム]に追加するオブジェクトのチェックボックスを選択します。
オブジェクト名 オブジェクト名が表示されます。
OK 選択したオブジェクトを[計算に使用するカラム]に追加します。
キャンセル 選択をキャンセルし、[計算に使用するカラム]ダイアログを閉じます。

[情報の種類]タブ

表示する情報を設定します。

項目詳細

項目 説明
表示する情報

表示する申請者の情報を選択します。

申請者の氏名 申請者の氏名を表示します。
申請者のグループ 申請者が所属するグループを表示します。
申請者の役職 申請者の役職を表示します。
申請者のID 申請者のIDを表示します。
申請日 入力フォームを表示したときの日付を表示します。
申請日(確定時) 処理が確定したときの日付を表示します。
日付の表記方法

[表示する情報]で[申請日]または[申請日(確定時)]を選択した場合に、日付の表記方法を選択します。

日付の表記方法 入力例 出力例
yyyy年m月d日 2022/3/5 2022年3月5日
yyyy年mm月dd日 2022/3/5 2022年03月05日
yy年m月d日 2022/3/5 22年3月5日
yy年mm月dd日 2022/3/5 22年03月05日
yyyy/mm/dd 2022/3/5 2022/03/05
yyyy-mm-dd 2022/3/5 2022-03-05
y年m月d日(和暦) 4/3/5 4年3月5日
yy年mm月dd日(和暦) 4/3/5 04年03月05日
元号y年m月d日(和暦) 4/3/5 令和4年3月5日
元号yy年mm月dd日(和暦) 4/3/5 令和04年03月05日

[採番タイミング]タブ

採番が発行されるタイミングを設定します。

項目詳細

項目 説明
採番が発行されるタイミング

採番が発行されるタイミングを選択します。

申請時 申請時に採番が発行されます。
決裁時 決裁時に採番が発行されます。
完了時 完了時に採番が発行されます。

[印影の種類]タブ

自動印影が押下されるタイミングを設定します。

項目詳細

項目 説明
印影フィールドの種類

表示する印影フィールドの種類を選択します。

申請者印 申請時に申請者の印影が設定されます。
承認者印 承認時に承認者の印影が設定されます。
決裁者印 決裁時に決裁者の印影が設定されます。
閲覧者印 閲覧時に閲覧者の印影が設定されます。
承認順序

ルートにおける承認者または閲覧者の処理順序を選択します。

値の種別 整数値
値の範囲 1以上100以下

たとえば以下のルートで「後藤健太郎」さんの印影を表示したい場合は、[印影フィールドの種類]に「承認者印」、[承認順序]に「3」と設定します。

承認方法

承認グループにおける承認方法を選択します。
承認グループがOR承認の場合は、「OR承認(1人の場合も含む)」と設定します。
承認グループがAND承認の場合は、「AND承認」と設定します。

承認番号

承認グループがAND承認の場合における、該当承認グループ内の処理順序を選択します。

値の種別 整数値
値の範囲 1以上100以下

たとえば以下のルートのANDグループ内で「佐藤政志」さんが4番目に承認する場合、 「佐藤政志」さんの印影を表示するためには、[印影フィールドの種類]に「承認者印」、 [承認順序]に「2」、[承認番号]に「4」と設定します。

注意

  • 条件分岐以降のユーザーの印影は表示できません。
  • ルート変更で挿入(追加)されたユーザーの印影は表示できません。
    • 追加したユーザーがルート定義により 追加承認者 として扱われない場合は、印影が表示されます。