UDPsend

UDPsendは、パケット送信用のウインドウです。

UDPsend Dialog

このウインドウは、大きく上下に、
- 全チャネルに関連する設定
- 各チャネルごとの設定と、状態表示
の2つの部分に分けられます。

全チャネルに関連する設定の部分では、以下の3つを指定します。

Destination IP Address
送信先のIPアドレスを設定します。
アドレスの表記でIPv4かIPv6かを判別します。ブロードキャストやマルチキャストアドレスへの送信も可能です。PCのルーティングテーブルで送信インターフェースが決められるアドレス(IPv4のユニキャストや、IPv6のリンクローカルアドレス以外のユニキャスト)以外を設定する場合は、Sending Interface IDにも必ず適切な値を設定してください。

Transmission Rate
送信速度を指定します。
デフォルトでは、UDPペイロードの送信速度ですが、 OptionのChange Display of Transmission RateでIPパケットやレイヤ2フレームを含んだ送信速度に変更できます。
最低値は1bpsですが、32ビットで表記可能な値(約4Gbps)まで指定できます。 ただし、送信可能な速度はPCの性能、接続先、OSの種類などに依存します。
- PCの性能
PCの性能は送信可能速度に大きく影響します。
明確なガイドラインはありませんので、まずは試してみてください。
- 接続先
10Base-Tのシェアードハブに接続した場合、コリジョンの発生頻度によっては送信可能速度が大きく制限される(〜2Mbps程度)ことがあります。
100Base-TX/1000Base-Tで全二重で接続した場合は、特に影響はありません。(もちろん、100Mbpsで接続した場合は100Mbps以上の速度は出ませんし、異常な挙動を示す場合があります。)

UDP Payload Size/IP Packet Size/Layer 2 Frame Size
表示はOptionのChange Display of Transmission Rateの設定によって変化します。 デフォルトではUDPパケットのペイロード部分の大きさの設定ですが、表示を変えるとIPパケット長、レイヤ2フレーム長の設定になります。
実際に送信されるパケットは、UDPペイロードに加えて、
- UDPヘッダ(8byte)
- IPヘッダ(IPv4: 20byte, IPv6: 40byte。オプションは考慮していません)
- Ethernetヘッダ(一般的には14byte。これにはプリアンブルとFCS、IFGは含みません。)
が付与されています。
受信側PCのUDPreceiveの設定と一致しない場合は、受信側で正常な受信ができません。

Sending Interface ID
パケットを送信する際の、送信用インターフェースを指定します。
PCのルーティングテーブルから送信インターフェースが特定できる場合は、デフォルトの0を指定してください。送信先が以下のいずれかの場合は0で問題ありません。
- ループバックアドレス (例: 127.0.0.1, ::1)
- IPv4のユニキャストアドレス
- IPv6のユニキャストアドレスで、スコープがリンクローカルでは無いもの
IPv6のリンクローカルアドレスは、PCが持つ複数のインターフェース(仮想的に生成されたものも含まれます)で同一のプリフィックス(fe80::/10)を持つため、どのインターフェースからパケットを送信するかを指定する必要があります。 また、マルチキャストやブロードキャストアドレスの場合も、PCが複数のインターフェースを持つ場合は送信先のインターフェースを特定する必要があります。
Interface IDは、"route print"コマンドで確認できます。
インターフェースIDの設定が不適切な状態で送信を開始すると、送信パケット数のカウンタ(1 second #)が増えない、または、カウンタが増えているがLAN上にパケットが送信されない、などが発生する場合があります。挙動が怪しいと感じられた際には、パケットキャプチャなども併用して動作状況を確認してください。

各チャネルごとの設定と状態表示の部分には、チャネル1からチャネル8までのボタンや表示が縦に並んでいます。 各チャネルは独立して送信・停止が可能です。

Port
UDPのPort番号を設定します。
(Destination Port番号です)
設定可能な範囲は1〜65535です。 受信側のUDPreceiveと設定を合わせてください。

Start/Stopボタン
パケットの送信を開始・停止します。
送信を行なっていない状態ではボタンのラベルが「Start」となっており、押すと送信が開始されます。 送信中はボタンのラベルが「Stop」となり、押すと送信を停止します。

Status
パケットの送信状態が以下のいずれかで表示されます。
- Ready 起動時の状態です。そのチャネルがまだ使用されていないことを示しています。
- Running パケットの送信中です。
- Stopped パケットの送信を停止した状態です。右側のカウンタ部分は、送信中の最後の表示内容を保持します。

Time
送信開始からの時間を秒で表示します。

1 second #
直前の1秒間に送信したパケット数を表示します。

Total Sent #
送信を開始してから送信したパケットの総数です。

Total Failed #
送信を開始してから、処理が間に合わず送信できなかったパケットの総数です。
(実際にこのカウンタが増えたのは見たことがありません...)


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Last modified: Mon Aug 20 22:35:00 +0900 2018