コマンド ライン インターフェイス ユーティリティ
以下のセクションでは、Zen コマンド ライン インターフェイス(CLI)ユーティリティについて説明します。
CLI ユーティリティの概要
Zen では、GUI ユーティリティに加えて、いくつものコマンド ライン インターフェイス(CLI)ユーティリティを提供します。多くの場合、これらのユーティリティは GUI ユーティリティで実行できるのと同じ機能を持ちます。
Zen ファイルのデフォルトの保存場所については、『Getting Started with Zen』のファイルはどこにインストールされますか?を参照してください。
CLI ユーティリティを持つプラットフォーム
これらのユーティリティは以下のインストールで提供されます。
この後に続くユーティリティの概要では、どのユーティリティがどのインストールに存在するかについて述べています。
CLI ユーティリティの場所
お使いのプラットフォームに基づいて、場所を確認してください。
Windows
Windows では、これらのユーティリティは Zen インストールの bin ディレクトリにインストールされます。デフォルトの場所にインストールした場合は、C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\bin\ です。Zen インストールはインストール ディレクトリを PATH 環境変数に追加するため、これらのユーティリティはコマンド プロンプトでどこからでも使用できます。
Linux および Raspbian
Linux では、ユーティリティは /usr/local/psql/bin にインストールされます。zen-svc というユーザーは、このユーティリティを使用するための必須の環境変数です。zen-svc 以外のアカウントでユーティリティを使用したい場合は、Linux および Raspbian での Zen のアカウント管理の説明に従ってください。
プラットフォームおよびエンジンのタイプごとのユーティリティ
次の表に、コマンド ライン ツールの説明、そのツールが使用できるプラットフォーム、またグラフィカル ユーザー インターフェイスがあるかどうかを示します。
Zen Control Center(『Advanced Operations Guide』の設定リファレンスを参照してください)
Monitor ツール(『Advanced Operations Guide』の監視を参照してください)
License Administrator(ライセンス管理を参照してください)
Defragmenter(『Advanced Operations Guide』のデータ ファイルの断片化の監視を参照してください)
Advanced Operations Guide』の Notification Viewer を参照してください。
Zen Control Center(『Advanced Operations Guide』の Zen セキュリティを参照してください)
Zen Control Center(SQL Editor を参照してください)
Rebuild ウィザード(『Advanced Operations Guide』の Rebuild ツールの GUI のリファレンスを参照してください)
MicroKernel データ ファイルをリビルドします。rbldcli と同じですが、Zen がインストールされていないシステムでも使用できます。
コマンド ライン インターフェイス ツールのリファレンス
このセクションでは、以下のコマンド ライン インターフェイス ユーティリティのリファレンスを提供します。
w64clilcadm
clilcadm64
w64clipaadm
clipaadm64
isql64
w64licgetauth
licgetauth64
bcfg
bcfg ツールについては、『Advanced Operations Guide』で説明しています。bcfg を使用した設定を参照してください。
bdu
説明
バルク データ ユーティリティ(BDU)はコマンド ライン ツールで、区切り文字付きテキスト ファイルのデータをテーブルに読み込むことができます。テーブルおよびデータベースは既に存在している必要があります。
BDU、テーブル、データベースおよび Zen データベース エンジンはすべて同じコンピューター上に存在する必要があります。区切り文字付きテキスト ファイルは、ローカル ドライブ、マップ ドライブ、マウントされたフォルダーまたは共有フォルダーの中でデータベース エンジンがローカルにアクセス可能である必要があります。
デフォルトの区切り文字を使うこともできますし、ユーザー指定の区切り文字を使用することもできます。区切り文字に使用する文字がデータ自体に含まれていてはいけません。次の表は許可されている区切り文字の一覧です。
\t(デフォルト)
メモ:  Zen では、ヌル終端文字(\0)や二重引用符(")は列の区切り文字として使用できません。
\n(デフォルト)
\r
\r\n
BDU では、一重引用符(')および二重引用符(")のみがテキストの囲み文字として使用できます。データ ファイルには、一重引用符または二重引用符で囲まれた列値を含むことができます。たとえば、次のような列値は二重引用符で囲まれ、タブ文字で区切られています。
"Fred"\t"22"\t"2459"\t"Sales"\t
BDU は、連続した区切り文字をヌル値として扱います。ツールは、連続した列区切り文字を検出すると列にヌル値を挿入し、その列をヌル値許可とします。
ヌル値には囲み文字は使用できません。次の列データでは、2 番目の列にヌル値を挿入します。この列には囲み文字が使用されていないことに注意してください。
"Fred"\t\t"2459"\t"Sales"\t
概要
bdu {database_name} {table_name} {data_file}
[-<e|E> max_errors]
[-<r|R> reject_file]
[-<f|F> first_row]
[-<l|L> last_row]
[-<t|T> field_term]
[-<n|N> row_term]
[-<o|O> output_file]
[{-<u|U> login_id} {-<p|P> password}]
[-<c|C> encoding]
[-<h|H>]
メモ:  BDU を使用してセキュリティが設定されているデータベース(Btrieve セキュリティ ポリシーが[混合]に設定されている)にデータを読み込む場合、提供される資格情報(ユーザー名およびパスワード)が Zen データベースのユーザー アカウントおよびシステムのユーザー アカウントと一致する必要があります。
パラメーター
-<e|E> max_errors
-<r|R> reject_file
-<f|F> first_row
-<l|L> last_row
-<t|T> field_term
-<n|N> row_term
-<o|O> output_file
-<u|U> login_id
-<p|P> password
-<c|C> encoding
encoding に対して有効な値は次のとおりです。
encoding パラメーターでは、大文字と小文字が区別されず、引用符も必要ありません。を参照してください。
メモ:データ ファイルに BOM(バイト オーダー マーク)が含まれている場合、BDU はその BOM で指定されたエンコードを用います。つまり、コマンド ラインでencoding パラメーターの値を指定したとしても、データ ファイルで BOM を使用して UTF-8、UTF-16LE、または UTF-16BE のエンコードを示していた場合は、BDU はそのエンコードを優先して使用します。
encoding パラメーターに対して無効な値を入力した場合には、"コマンド ライン引数 -c (file_encoding) の値が無効です。" というメッセージが返されます。
注記
各種設定
BDU を使用するのに Zen 設定パラメーターを変更する必要はありません。
BDU はアクセラレイティド モードを使用してデータをテーブルに読み込みます。データの読み込み中、MicroKernel はトランザクション ログを実行しません。
アーカイブ ログを使用している場合は、データ ファイルを再度バックアップします。
エラー ログ
デフォルトで、BDU はすべての情報とエラー メッセージを標準エラー ストリーム(stderr)に記録します。このツールが情報またはエラー メッセージを書き込むログ ファイルを指定することができます。
重大なエラーと回復可能なエラーの 2 種類は記録されません。重大なエラーが起きた場合、BDU はエラーからの復旧を行うことができないため、終了します。たとえば、区切り文字の欠落したデータ ファイルは重大なエラーです。
回復可能なエラーが起きた場合、BDU はエラーをスキップして処理を継続します。このツールは、スキップしたエラーの回数を保持していて、ユーザーが指定したスレッショルドに達すると終了します。デフォルトで、スレッショルドにはゼロが設定されています。
制約
BDU を使用してデータを読み込む際には、以下の制約が適用されます。
1 テーブルの作成中または更新中に定義した列のデフォルト値は、BDU によって認識されていないためです。
最良実施例
可能であれば、データベース読み込みが最小のとき、または、読み込み中のテーブルに同時セッションが存在しないときに BDU を実行してください。
読み込み中のテーブルにインデックスが含まれている場合は、BDU を使用する前にインデックスを削除します。読み込みの完了後インデックスを再作成します。
読み込み中のテーブルに CHECK 制約がかけられている列がある場合は、BDU を使用する前に CHECK 制約を削除してください。読み込み完了後に制約を再指定します。
サンプル ソース ファイル
以下のデータ内容を使用して、サンプルの文字区切りテキスト ファイルが作成されています。使用例を検証するのに、このファイルを使用することができます。例では、このファイルを data_file.txt として使用しています。以下のデータ内容はカンマ区切りになっているため、BDU では -t パラメーターを指定する必要があることに注意してください。-t パラメーターは、タブ文字以外の区切り文字では必須です。
zenBDUsample_1,12345,zen,101,18446744073709551615
zenBDUsample_2,12346,zen,102,18446744073709551614
zenBDUsample_3,12347,zen,103,18446744073709551613
zenBDUsample_4,12348,zen,104,18446744073709551612
zenBDUsample_5,12349,zen,105,18446744073709551611
zenBDUsample_6,12350,zen,106,18446744073709551610
zenBDUsample_7,12351,zen,107,18446744073709551609
zenBDUsample_8,12352,zen,108,18446744073709551608
zenBDUsample_9,12353,zen,109,18446744073709551607
zenBDUsample10,12354,zen,110,18446744073709551606
ソースの入力として使用されるデータ ファイルは、データ値を引用符で囲んだ場合でも、列の区切り文字とデータ値の間に空白を含めてはいけません。
以下の例では、BDU_Table という名前のテーブルが Demodata サンプル データベースに含まれているものと仮定しています。Demodata にこのようなテーブルを追加するには、次のクエリを使用します。
CREATE TABLE BDU_Table (Name CHAR(20) NOT NULL CASE, PhoneNo INTEGER,BuildingName CHAR(25) NOT NULL CASE, RoomNo UINT NOT NULL,HeadOfDept UBIGINT NOT NULL)
BDU をデフォルトのオプションで実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt
メモ:  入力データはタブ区切りで、デフォルトのオプションを使用する必要があります。入力データがタブ区切りでない場合は、-t パラメーターを使用して区切り文字を指定する必要があります。たとえば、これらの例のカンマ区切りのデータを使用するには、次のように BDU を実行します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -t ,
———————— 
サンプル データベースの Demodata の Billing テーブルを対象に、タブ区切りデータを含むファイルを読み込むために DBU を実行するには次のように記述します。このファイルでは UTF-16LE エンコードを使用します。
bdu demodata Billing D:\billing_data_import.txt -c UTF-16LE
———————— 
ユーザー名とパスワードを必要とするデータベースで BDU を実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -u <ユーザー名> -p <パスワード>
———————— 
最大のエラー数オプションを使用して BDU を実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -e <ユーザーが許可するエラーの数>
たとえば、エラーが 100 個続くまで読み込むには、次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -e 100
———————— 
特定の列区切り文字オプションを使用して BDU を実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -t <列区切り文字>
たとえば、ソース ファイルに各行がカンマ(,)で分離されるテキストを含まれている場合は、次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -t ,
———————— 
特定の行区切り文字オプションを使用して BDU を実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -n <行区切り文字>
たとえば、ソース ファイルに各行が \n で分離されるテキストを含まれている場合は、次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -n \n
———————— 
特定の開始行オプションを使用して BDU を実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -f <読み込みを開始する行番号>
———————— 
特定の行終端オプションを使用して BDU を実行するには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -l <読み込みを終了する行番号>
———————— 
パラメーターは組み合わせて使用することができます。|で区切られ、' で囲まれたデータを含むソース ファイルの先頭 15 行を読み込むには次のように記述します。
bdu demodata BDU_Table D:\data_file.txt -f 1 -l 15 -t |
bmon
bmon ツールについては、『Advanced Operations Guide』で説明しています。Monitor のコマンド ライン インターフェイスを参照してください。
btadmin
説明
btadmin ツールは、Zen ユーザーを認証するためのユーザー名とパスワードが保存されたフラット ファイル btpasswd の作成と更新に使用します。管理者権限を付与されたユーザーは、リモートでエンジンのステータスを監視し、エンジンを設定できます。
概要
btadmin [ -p password] [a+] [a-] [-r] username
オプション
username
この変数に指定したユーザー名を btpasswd ファイル内で作成または更新します。username に指定したユーザー名がこのファイルに存在しない場合、そのユーザー名がエントリとして追加されます。存在する場合は、btpasswd ファイルが変更されます。
関連項目
butil(1)
注記
リモート ワークステーションからエンジンを管理するには、ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。Zen の初期インストール時では、デフォルトのユーザー名は admin で、パスワードは空です。
btadmin を使用して管理者を追加します。
% btadmin [-p password] [a+] username
このツールは、username として指定したユーザーに password として指定したパスワードを付けたレコードをファイル btpasswd に作成します(オプション -p を使用しなかった場合、パスワードの入力が求められます)。ユーザーが既に存在する場合は、パスワードが指定されたとおりに変更されます。
デフォルトでは、ユーザーは管理者権限なしで作成されます。a+ オプションを使用して、ユーザーに管理者権限を付与できます。管理者権限を取り消すには、a- オプションを使用します。
パスワード ファイルからユーザー レコードを削除するには、次のように入力します。
% btadmin -r username
btpasswd ファイルが変更されるたびに、前バージョンが btpasswd- にバックアップされます。
butil
説明
Btrieve ユーティリティ butil は、Btrieve ファイルとそのデータの操作や管理のためにコマンド プロンプトで使用されます。butil を使用することで以下の操作が実行できます。
Continuous オペレーションは、Zen ベースのアプリケーションで使用中のファイルをバックアップできる MicroKernel エンジンの機能です。Maintenance ユーティリティの 2 つのコマンド startbuendbu を使用して、単一または複数のファイルに対する Continuous オペレーションを開始および終了します。
概要
butil
-cache <sourceFile | @listFile>
-clone outputFile sourceFile [/O<owner> | /PROMPT] [/pagecompresson | /pagecompressoff] [/recordcompresson | /recordcompressoff] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-close [sourceFile | @listFile] [/Sserver]
-clrowner sourceFile /O<owner | /PROMPT> [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
@commandFile [commandOutputFile]
-copy sourceFile outputFile
[/O< owner1 | /PROMPT> [/O<owner2 | /PROMPT>]] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-create outputFile descriptionFile [< Y | N >] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-drop sourceFile < keyNumber | SYSKEY >
[/O<owner> | /PROMPT] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-endbu < /A | sourceFile | @listFile > [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-index sourceFile indexFile descriptionFile
[ /O<owner | /PROMPT>] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-load unformattedFile outputFile [/O<owner> | /PROMPT] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-purge <sourceFile | @listFile>
-RECOVER sourceFile unformattedFile [/O<owner |/PROMPT>] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-rollfwd <sourceFile | volume | drive | @listFile>
[</L[dumpFile] | /W[dumpFile]> [/T<dataLength>]
[/E<keyLength>] [/H] [/V] [/O<ownerList | owner> | /PROMPT]]
[/A] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-save sourceFile unformattedFile
[Y indexFile | N <keyNumber | -1>] [/O<owner1 | /PROMPT>
[/O<owner2 | /PROMPT>]] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-setowner sourceFile /O<owner | /PROMPT> level [/L][/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-sindex sourceFile <descriptionFile | SYSKEY> [keyNumber] [/O<owner> | /PROMPT] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-startbu <sourceFile | @listFile> [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-stat <sourceFile> [/O<owner> | /PROMPT] [/UIDuname /PWDpword [/DBdbname]]
-ver
メモ:  Linux ディストリビューションの場合、すべてのスラッシュ オプションはスラッシュの代わりにハイフンを使用します。たとえば、butil -copy の /O オプションは -O で、butil -copy -O のようになります。また、オーナー ネームではなく /PROMPT を指定すると、コマンドの実行後にはオーナーネーム用の対話型プロンプトを生成します。
オプション
Maintenance ツールのコマンド オプションは、ファイル名以外は大文字小文字が区別されません。
コマンド オプションを指定せずに、または無効なコマンド オプションを指定して butil を実行すると、使用方法のメッセージが表示されます。使用方法のメッセージは、butil には、オプションの /S コマンド ライン引数があることを示します。この引数は Linux または Raspbian では無視されます。
ファイルをコピーするときに、元のファイルとコピーされるファイルの両方のオーナーネームが必要な場合、-copy オプションでは次の例に示すように、両方のオーナーネームを指定します。
butil -copy originalFile copiedFile /Od3ltagamm@ /OV3rs10nXIII
最初のオーナーネーム d3ltagamm@ は originalFile を開くために必要です。2 番目のオーナーネーム V3rs10nXIII は copiedFile の作成に使用します。
オーナーネームが対話形式で指定される場合、このコマンドは次に示す例のようになります。
butil -copy originalFile copiedFile /PROMPT /PROMPT
これを実行すると、最初にユーザーは originalFile にアクセスするためのオーナーネームの入力を求められます。そのファイルが開いたら、次に copiedFile に割り当てるオーナーネームの入力が求められます。
butil には、コマンド ファイルを実行するためのオプションもあります。
butil のコマンド、オプションおよび使用例の詳しい説明については、『Advanced Operations Guide』の Btrieve の Maintenance コマンド ライン ツール(butil)を参照してください。
関連項目
Btrieve API Guide』。MicroKernel エンジン の API について説明しています。
clilcadm
説明
コマンド ライン バージョンの License Administrator ツールは、エンジン上のユーザー カウント ライセンスを管理します。Windows および Linux の 32 ビット コマンド ライン ツールは clilcadm です。このツールの Windows 64 ビット バージョンは w64clilcadm、Linux の 64 ビット バージョンは clilcadm64 です。64 ビット システムでの下位互換のため、clilcadm を使用すると clilcadm64 を呼び出します。
メモ:  Linux および Raspbian の場合、このツールは、zen-data グループに属するユーザー アカウントのみが実行できます。『Getting Started with Zen』の Linux および Raspbian での Zen のアカウント管理を参照してください。
概要
clilcadm -a <key> | -c [key] [force] | -d <key> | -g <key> <filename> |
-h | -i [key] | -k [key] | -n [key] | -s <servername> | -t | -u <username> | -p <password>
w64clilcadm -a <key> | -c [key] [force] | -d <key> | -g <key> <filename> | -h | -i [key] | -k [key] | -n [key] | -s <servername> | -t | -u <username> | -p <password>
clilcadm64 -a <key> | -c [key] [force] | -d <key> | -g <key> <filename> |
-h | -i [key] | -k [key] | -n [key] | -s <servername> | -t | -u <username> | -p <password>
オプション
コマンド ライン オプションの詳しい説明については、License Administrator のトピック CLI 構文を参照してください。
関連項目
licgetauth
製品キーおよびそれに関連するユーティリティの詳細については、ライセンス管理で説明しています。
clipaadm
説明
clipaadm ツールは、オンライン、リモートまたはオフラインによるキーの認証が不可能な場合に、手動による Zen の認証を可能にします。clipaadm は CLI バージョンの手動認証管理ユーティリティです。ここで説明する手順を、ご利用のプラットフォームに応じたバージョンのツールを使用して実行してください。
clipaadm.exe(Windows 32 ビット)
w64clipaadm.exe(Windows 64 ビット)
clipaadm(Linux および Raspbian)
Workgroup エンジンの認証の場合は、管理者権限でログインしてからコマンド プロンプトを開いてください。
概要
clipaadm はパラメーターなしで使用できますが、パラメーターを指定する 2 つの手順で使用することもできます。
パラメーターなし
clipaadm は、stdin を処理する環境ではパラメーターがなくても実行できます。このように実行された clipaadm は対話型モードになり、製品キーを認証する手順が表示されます。
1.
コマンド プロンプトで、clipaadm を実行します。
2.
3.
ベンダーまたは OEM から製品キーが提供されていた場合は、その提供元のサポート サービスまでお問い合わせください。Actian Corporation から製品キーが提供されていた場合は、Actian サポート サービスまでお問い合わせください。
4.
5.
2 つの手順でパラメーターを使用
リモートによる PowerShell セッションなど、stdin をサポートしない環境では、下記の 2 つの手順で記述しているパラメーターを指定した clipaadm を使用することで認証を実行することができます。
1.
clipaadm <製品キー>
2.
Actian Corporation から製品キーが提供されていた場合は、Actian サポート サービスまでお問い合わせください。ベンダーまたは OEM から製品キーが提供されていた場合は、その提供元のサポート サービスまでお問い合わせください。
3.
コマンド プロンプトで、再度 clipaadm を実行します。今度は、製品キーの後に認証キーを入力します。
clipaadm <製品キー> <認証キー>
4.
関連項目
製品キーの管理の詳細については、ライセンス管理で説明しています。
dbdefrag
dbdefrag ツールについては、『Advanced Operations Guide』で説明しています。データ ファイルの断片化の監視を参照してください。
dbmaint
説明
dbmaint ツールは、名前付きデータベースを管理します。
メモ:  このツールは、zen-data グループに属するユーザー アカウントのみが実行できます。Zen Linux または Raspbian ユーティリティとユーザー アカウントについては、該当情報を参照してください。
概要
dbmaint a | d | l | m [-nDbname][-a][-b][-c][-i][-e][-v][-ldictpath][-ddatapath][-ssecuritymode]
 
a -nDbname [-b] [-i] [-e] [-ldictpath] [-ddatapath]
d -nDbname
ldictpath [-a]
m -nDbname -ssecuritymode
m -nDbname -c=codepage
オプション
コマンド
オプション
-c=codepage
-ddatapath
-ldictpath
-nDBName
-ssecuritymode
TEST という名前で参照整合性を設定したデータベースを作成するには、次のように記述します。
% dbmaint a -i -nTEST
メモ:  データ パスの指定がない場合は、新しいデータベースはデフォルトのロケーション $ACTIANZEN_ROOT/data に作成されます。同様に辞書パスの指定がない場合は、辞書もデフォルトのロケーションに作成されます。
同じデータベースを削除するには、次のように記述します。
% dbmaint d -nTEST
コード ページ CP932 を使用する mybase というデータベースを作成するには、次のように記述します。
% dbmaint a -nmydbase -c=CP932
同じデータベースで、コード ページにオペレーティング システムのデフォルト コード ページを設定するには、次のように記述します。
% dbmaint m -nmydbase -c=0
有効なコード ページの一覧を表示するには次のようにします(無効なコード ページを指定すると dbmaint は有効なコード ページの一覧を表示します)。
% dbmaint m -nmydbase -c=xzy
dbmaint は、次のように表示します。
Bad code page "xyz" should be: ASCII, ISO8859_1, CP437, CP1252, UTF-8, CP1250, CP1251, CP1253, CP1254, CP1255, CP1256, CP1257, CP1258, CP737, CP775, CP850, CP852, CP855, CP857, CP858, CP862, CP866, CP932, or EUCJP
すべてのデータベース名を、全情報を含めて一覧表示するには
% dbmaint l -a
DefaultDB データベースのセキュリティ ポリシーを混合に変更するには、次のように記述します。
% dbmaint m -nDefaultDB -sMixed
関連項目
dsnaddbutil(1)、btadmin(1)、syslogd(1)、smb.conf(5)
Advanced Operations Guide』の データベース コード ページとクライアント エンコードを参照してください。
deu
説明
deu データ エクスポート ユーティリティは、SQL SELECT ステートメントの結果を区切り文字付きテキスト ファイルにエクスポートします。
メモ:  このユーティリティは、アプリケーションによるバイナリ データのレンダリングや使用に依存しません。バイナリ データをエクスポートするときは、0x123abc のようなバイナリ形式で書き込みます。
概要
deu database selectfile resultsfile [options]
[-c] [-e fileencoding] [-f fielddelimiter] [-h] [-l logfile] [-n portnumber]
[-s servername] [-o] [-u loginid] [-p password]
オプション
selectfile 内の SQL ステートメントが実行されるデータベース。データベース名またはサーバー DSN を指定できます。
database に対して実行する SQL ステートメントを含むテキスト ファイル。このファイルは、現在のディレクトリから、またはファイル名と共に提供されるパスを使用した場所から読み取られます。
メモ:Unicode 文字はサポートされていません。SELECT ファイルで Unicode 文字を使用している場合は、deu により "指定されたサーバーに接続できません。" というエラー メッセージが返されます。
-d fileencoding
-e fileencoding
-f fielddelimiter
-l logfile
ログ メッセージを標準出力に加えてファイルにも書き出します。logfile は、メッセージ エントリを記録するファイルの名前です。このファイルは、現在のディレクトリ、またはファイル名と共に提供されるパスを使用した場所に書き込まれます。
-n portnumber
servername 上で動作しているデータベース エンジンが受信待ちしている TCP ポート番号。このオプションを指定しない場合、リレーショナル エンジンが使用するデフォルトのポート 1583 になります。
resultsfile が存在する場合、確認を求めずにファイルを上書きします。
-s servername
-u loginid
-p password
loginid で識別されるユーザーのパスワード。
データ ソースのコード ページ
以下の値は -d オプションで使用できるコード ページを示します。このオプションを指定しない場合、デフォルトはオペレーティング システムのエンコードです。これらの値では、大文字と小文字は区別されません。
SELECT 結果のコード ページ
以下の値は -e オプションで使用できるコード ページを示します。このオプションを指定しない場合、デフォルトは CP1252 です。これらの値では、大文字と小文字は区別されません。
その他のエクスポート形式
次の一覧は、deu による、選択されたデータ型のエクスポートの処理方法を示します。
DATETIME、TIMESTAMP – 年-月-日 時:分:秒.ナノ秒
DATE – 年-月-日
TIME – 時:分:秒
次の例は、deu コマンド ラインの -h ヘルプに含まれているものです。
deu demodata select.sql datafile.dat -c -l log.txt
この場合、select.sql ファイルおよび datafile.dat ファイルは現在のディレクトリにある必要があります。次の例では、ドライブ D: にある Data というディレクトリを使用しています。
C:\>deu demodata D:\Data\select.sql D:\Data\datafile.dat -c -l D:\Data\log.txt
deu は、結果が 1 つのレコード セットになる、selectfile 内の 1 つの SELECT ステートメントを受け入れるように設計されています。複数の SELECT ステートメントがセミコロンで区切られて含まれるファイルの場合、エラーは返されませんが、deu は最初の SELECT ステートメントのみを実行します。
selectfile では、次の例のように、 UNION を使用して複数の SELECT ステートメントを組み合わせることができます。
SELECT * FROM Class WHERE max_size >= 100
UNION
SELECT * FROM Class where max_size <= 25
このクエリの結果は、1 つのレコード セットになります。
dsnadd
説明
dsnadd を使用すると、Zen データベースに接続する新しい ODBC データ ソースの設定が簡単に行えます。新しいデータ ソースに対し適切なプロパティを提供することで odbc.ini ファイルを変更します。
Zen は /usr/local/actianzen/etc にある odbcinst.ini ファイルを使用することで UNIXODBC に従い、32 ビットおよび 64 ビット ODBC ドライバーを指定します。ドライバー記述 Pervasive ODBC Interface を参照する DSN は、odbc.ini ファイル内の odbcinst.ini 情報を指し示します。1 つの DSN を 32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションの両方で使用することができます。注記も参照してください。
dsnadd は 任意で、レガシー スタイルの DSN を作成できるオプションを提供します。これは odbcinst.ini を指すのではなく、odbc.ini に 32 ビット ドライバー名を指定します。ただし、そのようなスタイルの DSN は 64 ビット アプリケーションにはアクセスできません。
概要
dsnadd -dsn=myDSN -db=DBname
これは、サーバー上の 32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションの両方で使用できる DSN を Pervasive ODBC Interface ドライバー記述を用いて作成します。この DSN は、Windows クライアントで実行している ODBC アドミニストレーターでエンジン DSN としては表示されません
dsnadd -dsn=myDSN -db=DBname -host=zenhost
これは、クライアント上の 32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションの両方で使用できる DSN を Pervasive ODBC Interface ドライバー記述を用いて作成します。
dsnadd -dsn=myDSN -sdsn=engineDSN -host=zenhost -clntdsn
DSN がアクセスできるのは 32 ビット アプリケーションのみであることに注意してください。
dsnadd -dsn=myDSN -db=DBname -engdsn
DSN がアクセスできるのは 32 ビット アプリケーションのみであることに注意してください。
dsnadd -l
上記の要素は次のような意味があります。
myDSN は、新しいデータ ソースに割り当てたい名前です。
DBname は、Zen ホスト上の名前付きデータベースの名前です。
zenhost は、Zen Enterprise Server または Cloud Server がインストールされているホストの名前です。
engineDSN は、Zen ホスト上のエンジン DSN の名前です。
オプション
dsnadd ツールの構文およびオプションを表示します。
ODBC Guide』の自動を参照してください。
新規アプリケーションまたは修正を施す 32 ビット アプリケーションの場合は、クライアント DSN を使用するよりも、-db= を使用した名前付きデータベースに接続する DSN を作成するようにしてください。
新規アプリケーションまたは修正を施す 32 ビット アプリケーションの場合は、エンジン DSN を使用するよりも、-db= を使用した名前付きデータベースに接続する DSN を作成するようにしてください。
次の例では、ローカル データベース region1accting に接続するサーバー側 DSN の acctingdb を作成します。
dsnadd -dsn=acctingdb -db=region1accting
次の例では、リモートサーバー USInventory 上のデータベース DomesticOrders に接続するクライアント側 DSN の USInvoices を作成します。
dsnadd -dsn=USInvoices -db=DomesticOrders -host=USInventory
次の例では、使用が推奨されないレガシー スタイルのクライアント DSN bkorderclnt を作成します。この DSN は JapanSvr2 というマシン上のエンジン DSN の backordersrv を参照し、自動エンコードを使用します。
dsnadd -dsn=bkorderclnt -sdsn=backordersrv -host=JapanSvr2 -translate=auto -clntdsn
次の例では、データベース partscatalog に接続する、使用が推奨されないレガシー スタイルのエンジン DSN の partsctlg を作成します。
dsnadd -dsn=partsctlg -db=partscatalog -engdsn
注記
Linux ディストリビューションの場合、個々の ODBC ドライバーはドライバー マネージャー UNIXODBC を介してロードされます。このドライバー マネージャーはデータ ソース名(DSN)から特定の Zen ODBC ドライバーへのマッピングを保持します。
Zen Enterprise Server または Cloud Server 64 ビットまたは Client 64 ビットがインストールされても、既に存在するユーザー定義の 32 ビット DSN に変更はありません。これは、これらの DSN は 64 ビット アプリケーションからは直接アクセスできないということです。新しい DSN については、上記の両製品のインストールで 32 ビットおよび 64 ビット ODBC ドライバーが odbcinst.ini に割り当てられます。この割り当てによって、1 つの DSN を 32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションの両方で使用することができます。
既存の 32 ビット DSN を 32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションの両方にアクセスさせたい場合は、それらの DSN を名前付きデータベースに接続する DSN として再作成する必要があります。
ODBC およびデータ ソース名(DSN)
アプリケーションのビット数が Zen 製品のビット数と一致している必要はありません。たとえば、64 ビット ODBC ドライバーや 32 ビット ODBC ドライバーは、64 ビットまたは 32 ビットの Zen サーバーのどちらの接続にも使用することができます。
ただし、クライアント インストールの場合は、アプリケーションのビット数がクライアント マシン上の Zen Client のビット数と一致している必要があります。クライアント上で 64 ビット アプリケーションを使用するには、Zen 64 ビット Client がインストールされている必要があります。
Linux および Raspbian 用の Zen ODBC ドライバー記述
次の表で説明するように、Zen では DSN は3 つの異なる ODBC ドライバー記述を指定することができます。
Linux または Raspbian 向けの ODBC および DSN サポートに関する FAQ
次の表では、Linux または Raspbian における ODBC および DSN のサポートについてよく寄せられる質問の回答を記載しています。
はい、作成できます。しかし、dsnadd では -engdsn または -clntdsn オプションを指定する必要があります。いずれかのオプションで作成された DSN は 32 ビット アプリケーションのみに対応します。
DSN を管理する DTI を使用する代わりに、SQL や ODBC ステートメントを使用することができます。たとえば、CREATE DATABASE を使用して名前付きデータベースを作成し、SQLConfigDatasource を使用して DSN を設定することができます。
ODBC ヘッダー ファイル
ODBC 用の sql.h、sqltypes.h および sqlext.h ヘッダー ファイルには、32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションのコンパイルに違いがあります。64 ビット ODBC の説明については、UNIXODBC Web サイトで ODBC に関するドキュメントを参照してください。たとえば、Web サイト http://www.unixodbc.org/doc/ODBC64.html(英語サイト)の情報が役立ちます。
関連項目
btadmindbmaintisql
easysync
説明
easysync は、Zen データベース サーバー間で新規作成または更新されたレコードのレプリケーションを自動化できるデータ同期ユーティリティです。2 つのデータベースは、それぞれ異なるサーバー上にあっても、また同じサーバー上にあってもかまいません。同期の頻度は、ほぼリアルタイムにすることも、長い間隔を空けてスケジュールすることもできます。全般的な監視、エラーの検出、予期しない結果のトラブルシューティングを可能にするログ機能が含まれています。easysync を使用する場合は、以下の点に注意してください。
easysync では、挿入レコードや更新レコードの同期に失敗した後、再度同期の試行は行いません。
エラーが発生した場合、easysync はそれ以降のファイル内の変更は同期しようとしません。最後に正常に同期されたレコードの時刻値を保存し、次回 easysync が構成ファイルを実行するときにその時点から同期を試みます。
easysync は、重複のないユーザー定義キーを使用して更新の同期を実行します。レコードの更新時に競合が発生しないように、このキーを変更できないようにすることが最善の方法として推奨されますが、これは必須ではありません。レコードの重複のないキーが変更された場合、通常は、元のキーを持つレコードに加えて、新しい重複のないキーを持つレコードが同期先に追加されます。
概要
easysync [-e] [-o] config_file
easysync [-s]
easysync [-h]
オプション
構成ファイル
構成ファイルは JSON 形式です。これはバージョン番号、設定、および同期するデータ ファイルの一覧で構成されます。同期元および同期先のオーナー ネームとパスワードなど、使用されていない要素は省略できます。必須の要素が省略されている場合は、次のテンプレート サンプルの後にある表に示されているデフォルト値が使用されます。
次のテンプレート構成ファイルをコピーして、新しい構成ファイルを作成できます。この例には、2 つの同期元ファイルとその同期先のエントリがあります。
{
"version": 1,
"settings": {
"log_file": "c:/path_to_logfile/easysync.log",
"log_level": "verbose",
"polling_interval_sec": 10,
"resume_on_error": true
},
"files": [{
"source_file": "btrv://server1/easysync?dbfile=src1.mkd",
"source_owner_name": "",
"source_username": "",
"source_password": "",
"destination_file": "btrv://server2/easysync?dbfile=des1.mkd",
"destination_owner_name": "",
"destination_username": "",
"destination_password": "",
"unique_key": 0,
"create_destination": true,
"_last_copied_record_timestamp": "0000000000000000",
"_last_existing_transaction_time": "0000000000000000",
"_last_file_timestamp": "0000000000000000"
}, {
"source_file": "btrv://server1/easysync?dbfile=src2.mkd",
"source_owner_name": "",
"source_username": "",
"source_password": "",
"destination_file": "btrv://server2/easysync?dbfile=des2.mkd",
"destination_owner_name": "",
"destination_username": "",
"destination_password": "",
"unique_key": 0,
"create_destination": true,
"_last_copied_record_timestamp": "08DC6AB81253D4D6",
"_last_existing_transaction_time": "0000000000000000",
"_last_file_timestamp": "08DC6AB81253D4D6"
}]
}
次の表に、構成ファイル内の要素、デフォルト値(存在する場合)、および説明を示します。要素名は大文字と小文字が区別されます。
easysync によって管理されます。更新システム データ v2 タイムスタンプに基づいて、同期元ファイルからコピーされた最後のレコードのタイムスタンプです。選択した時刻に同期を開始するように手動で設定できます。指定しない場合、タイム スタンプがゼロと見なされ、同期元ファイル内のすべてのレコードが同期先ファイルにコピーされます。
easysync によって管理されます。古い既存のトランザクションが原因で同期が失敗しているかどうかを判断するのに役立つ時刻値。
easysync によって管理されます。ファイルに新しいデータが存在するが、同期が失敗しているかどうかを判断するための時刻値。
isql
説明
対話型の ODBC テスト ツールである isql を使用するれば、DSN に対しデータベースへの接続をテストしたり、データベースに接続できていれば SQL ステートメントを実行したりすることができます。このツールの 32 ビット版は、Zen Enterprise Server 32 ビット、Zen Client 32 ビット、また Zen Enterprise Server 64 ビットのインストールで一緒にインストールされます。このツールの 64 ビット版は isql64 という名前です。これは Enterprise Server 64 ビットおよび Client 64 ビットのインストールで一緒にインストールされます。
2 つのユーティリティの違いは、接続できる DSN のタイプです。デフォルトで、dsnadd は 32 ビットおよび 64 ビットのどちらのアプリケーションにもアクセスできます(DSN はドライバー記述 "Pervasive ODBC Interface" を指定します)。isql または isql64 ではそのような DSN の接続をテストできます。Linux および Raspbian 用の Zen ODBC ドライバー記述を参照してください。
使用が推奨されないレガシー スタイルの DSN がアクセスできるのは 32 ビット アプリケーションのみです。このため、そのような DSN の接続テストが可能なのは isql のみです。Linux または Raspbian 向けの ODBC および DSN サポートに関する FAQ を参照してください。
たとえば、Zen に含まれる Demodata サンプル データベースに接続するには、isql demodata または isql64 demodata というように、DSN を第 1 パラメーターとして指定し isql(または isql64)を実行します(Demodata 用の DSN にはドライバー記述に "Pervasive ODBC Interface" を指定するので、どちらのバージョンのツールもその DSN 接続をテストすることができます)。
このツールを使用すると、データベースを対話型で処理できる状態になります。この状態で、データベースにクエリ(SELECT * FROM Department など)を実行することができます。
isql を使用してデータベースのセキュリティを有効にするには、まず Master ユーザーとしてデータベースに接続します。次に SQL の SET SECURITY ステートメントを使用して Master ユーザーのパスワードを設定します。たとえば、次のように指定します。
isql demodata Master
SET SECURITY = password
SQL Engine Reference』の SET SECURITY を参照してください。
セキュリティが設定されているデータベースに接続するには、isql の 2 番目と 3 番目のパラメーターとして、それぞれユーザー名とパスワードを渡します。たとえば、demodata にパスワード vforge を使用し Master ユーザーとして接続するには、isql64 demodata Master vforge または isql demodata Master vforge と入力します。
概要
<isql | isql64> DSN [UID [PWD]] [options]
上記の要素は次のような意味があります。
DSN は接続するデータベースのデータ ソース名です。必ず指定する必要があります。
UID は、Zen SQL データベース エンジンに接続するユーザー名です。セキュリティで保護されたデータベースに対して使用します。セキュリティで保護されているデータベースの場合のみ必要です。
PWDUID のパスワードです。UID が使用されている場合のみ必要です。
options は以下に示す 1 つまたは複数のオプションです。
オプション
x 文字で列を区切ります。
-llocnname
locname にロケールを設定します。
列の表示幅を n 文字(数)に制限します。
-x0xHH
HH で列を区切ります。x は 16 進数で示します。たとえば、0x09 はタブ文字です。
コマンド
対話モードにした場合は、以下のコマンドを使用することができます。
help [tablename]
tablename を省略すると、出力はデータベースのすべてのテーブルを対象とします。これにはシステム テーブルも含まれます。
注記
デフォルトで、isql および isql64 は対話モードの場合にプロンプト情報を表示します(Connected!、sql-statement、help [tablename] および quit など)。ファイルへの出力をリダイレクトおよびパイプするため、プロンプト情報を表示させたくない場合もあります。-b オプションを使用すれば、プロンプト情報は出力されません。
isql および isql64 は入出力のリダイレクションとパイプをサポートします。さらに、両ユーティリティは複数の SQL ステートメントを含むファイルを処理することができます。各ステートメントの終わりには、キャリッジ リターン/ライン フィードを指定する必要があります。ファイルの最終行は空白行にしてください。を参照してください。
次の例では、64 ビット クライアント上で実行する 64 ビット ODBC アプリケーションからアクセスされる、セキュリティで保護されていない acctspay というデータベースに接続します。
isql64 acctspay
データベースと同様に acctspay という DSN が指定されています。この DSN では ODBC ドライバー記述 "Pervasive ODBC Interface" を指定しています。
次の例は、セキュリティで保護された payrol というデータベースに対し、パスワード j77b99 を使用し Master ユーザーとして接続します。
isql payrollsecdb Master j77b99
payrollsecdb という DSN が指定されています。この DSN では、使用が推奨されないレガシー スタイルの ODBC ドライバー記述 "Pervasive ODBC Engine Interface" を指定しています。また、isql の他の用途としては、ODBC ドライバー記述 "Pervasive ODBC Interface" が指定されているかどうか DSN をテストすることもできます。
次の例は、複数の SQL ステートメントを処理する方法を示します。Demodata サンプル データベースに対して、以下の 2 つのクエリを実行します。
select count(*) from billing
select count(*) from person
この 2 つの行で 1 つのファイル(説明上、名前は two-queries.sql とします)が作成されます。ファイルの最終行として空白行追加します。
次のコマンドを実行します。
cat two-queries.sql | isql demodata -b
結果は次のようになります。
+------------+
| EXPR_1     |
+------------+
| 1315       |
+------------+
SQLRowCount returns 1
1 rows fetched
+------------+
| EXPR_1     |
+------------+
| 1500       |
+------------+
SQLRowCount returns 1
1 rows fetched
-b オプションを使用した場合は、プロンプト情報が出力されないので注意してください。-b オプションを使用していなければ、結果は次のようになります。
+---------------------------------------+
| Connected! |
|                                       |
| sql-statement                         |
| help [tablename]                      |
| quit                                  |
|                                       |
+---------------------------------------+
SQL> +------------+
| EXPR_1     |
+------------+
| 1315       |
+------------+
SQLRowCount returns 1
1 rows fetched
SQL> +------------+
| EXPR_1     |
+------------+
| 1500       |
+------------+
SQLRowCount returns 1
1 rows fetched
関連項目
dsnadd
licgetauth
説明
licgetauth ツールは、製品キーの認証に用いられるオフライン認証プロセスの第 2 段階で使用されます。このツールは clilcadm と組み合わせて使用することで、オフライン認証プロセスが完了します。
概要
licgetauth.exe [output_filename.ath]
オプション
関連項目
clilcadm
インターネット接続がない場合のオフライン認証
psc
説明
psc は、Actian Zen Enterprise Server サービスに関する制御情報を取得および設定するためのツールです。
psc を実行するには、管理者権限を持っている必要があります。
概要
psc < start | stop | restart | query | getpolicy > servicename
または
psc setpolicy servicename < automatic | manual | disabled >
オプション
サービスには、特に(ハードウェアに近い)低レベルでほかのプログラムをサポートする、特定のシステム関数を実行するプログラム、ルーチンまたはプロセスの名前を指定します。servicename は、レジストリでサービス キーに設定されている名前です。サービス キー名は、サービス表示名とは異なることがあるので注意してください。多くの場合は、異なります
以下に説明するオプションでは、大文字小文字が区別されません。
servicename が実行されているかどうかを示します。
servicename に関連する startmode(automatic、manual または disabled)のタイプの取得
servicename に関連する startmode(automatic、manual または disabled)のタイプの設定
次の例は、Zen データベース製品をサービスとして実行しているすべてのインストールで同じです。以前のリリースでは、Enterprise Server、Cloud Server、Workgroup、Client、および Reporting サービスの短い名前は異なっていましたが、v14 から、これらはすべて "zenengine" を使用します。
psc start zenengine
startstop、および restart で zenengine サービス名を使用できます。
リターン コード
psc ツールでは psc コマンドの実行後、サービスの状態を示す以下のコード(DOS ERRORLEVEL)を返します。
psregedit
説明
psregedit は、Linux の Zen レジストリを管理するために使用します。Zen レジストリに変更を加えるには、root ユーザーであるか、zen-data グループのメンバーでなければなりません。
概要
psregedit
-key keyname [ -r ]
-key keyname -value valuename
-set -key keyname [-type type] value
-set -key keyname -value valuename [-type type] value
-delete -key keyname
-delete -key keyname -value valuename
-export -key keyname [-file filename]
-import [-file filename]
上記の要素は次のような意味があります。
keyname は、"PS_HKEY\Subkey" という書式で表し、この PS_HKEY 部分は PS_HKEY_CONFIG、PS_HKEY_CONFIG_64、PS_HKEY_CLASSES、PS_HKEY_CLASSES_64 または PS_HKEY_USER のいずれかが定義されます。Subkey は、主要キーの下位にあるキーです。
valuename は、レジストリ値に割り当てられる名前、またはデフォルト値です。
type は、PS_REG_STR、PS_REG_UINT32 または PS_REG_UINT64 です。
value は、valuename に対して割り当てる値です。
filename はファイル名で、パスも含めることができます。
オプション
Linux でキーの名前と値を入力します。
psregedit -set -key PS_HKEY_CONFIG\SOFTWARE\Actian\Zen\ELS -value proxy_host ‑type PS_REG_STR "192.168.220.128"
この同じ値を含む .xml ファイルをインポートすることができます。
psregedit -import -file ELSProxy.xml
この ELSProxy.xml には以下が含まれます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<key name="PS_HKEY_CONFIG\SOFTWARE\Actian\Zen\ELS">
<value name="proxy_host" type="PS_REG_STR">192.168.220.128</value>
</key>
psregsvr
説明
psregsvr は、Linux システムの Zen レジストリでコンポーネントを登録するのに使用します。
概要
psregsvr [ -s ] [ -u ] { [ -f file ] | filename }
オプション
-f file
pvdbpass
説明
pvdbpass を使用すると、ユーザーは管理者の介入なしでセキュリティで保護されたデータベースのパスワードを変更することができます。
概要
このツールは次の構文でパスワードの入力を求めます。
pvdbpass database username [-server name] [-port number]
この構文には旧パスワードと新しいパスワードが含まれます。
pvdbpass database username password newpassword
[-server name] [-port number]
オプション
-port number
省略可能。servername 上で動作している SQL エンジンが受信待ちしている TCP ポート。このオプションが指定されていない場合は、デフォルト ポート 1583 と見なされます『Getting Started with Zen』の デフォルトの通信ポートの変更も参照してください。
Master ユーザーのパスワードを変更するためにプロンプトを表示する場合は、次のように記述します。
pvdbpass demodata Master
現在のパスワードを英文字で始まらないパスワードに変更する場合は、次のようにします(一重引用符を使用します)。
pvdbpass demodata Joe oldpassword '123'
リモート サーバー上のパスワードを変更する場合は、次のように記述します。
pvdbpass demodata Joe oldpass newpass -server finance1
pvddl
説明
pvddl は、コマンド ファイルで一連の SQL ステートメントを実行するのに使用します。
概要
pvddl database commandfile
[-separator character] [-username username] [-password password] [-server servername] [-port number] [-stoponfail] [-log logfile]
オプション
commandfile 内の SQL ステートメントが実行されるデータベース。これはデータベース名またはサーバー DSN です。
メモ:pvddl は Unicode 文字をサポートしません。コマンド ファイルで Unicode 文字を使用している場合は、pvddl により "指定されたサーバーに接続できません。" というエラー メッセージが返されます。
-separator character
commandfile で SQL ステートメントを区切るのに使用する文字です。有効な文字は印刷可能な任意の文字です。ただし、その文字が SQL ステートメント内に出現しないことを確認してください。一般的に使用される文字は、シャープ記号(#)、セミコロン(;)、および単価記号(@)です。
メモ:Linux では、セミコロンの区切り文字を一重引用符で囲む必要があります。これをしない場合、commandfile の最初の pvddl ステートメントしか正しく実行されません。残りのステートメントはエラーもなく実行されたように見えますが、正しく実行されていません。
-username username
-password password
username で識別されるユーザーのパスワード
-server servername
-port number
servername 上で動作しているデータベース エンジンが受信待ちしている TCP ポート番号。このオプションが指定されていない場合は、デフォルト ポート 1583 と見なされますポート 1583 はリレーショナル エンジンが使用するデフォルトのポートです。
commandfile 内の最初の SQL エラーで停止します。エラーが発生すると Pvddl はエラー コード PS_E_FAIL を返します(10 進数の -2147467259 と同等です)。SQL エラーが発生した後のデフォルトの動作は pvddl の継続です。
-log logfile
ログを標準出力(stdout)ではなく、ファイルに出力します。logfile には出力を記録するファイル名を指定します。ファイルのパスを指定することもできます。パスを省略すると、logfile は dvddl と同じディレクトリに作成されます。
関連項目
SQL Engine Reference』で、使用できる SQL 構文に関する詳細を参照してください。
pvnetpass
説明
pvnetpass は、Zen ネットワーク パスワード ユーティリティです。クライアントが接続するサーバーのユーザー ID とパスワードを管理するのに使用するコマンド ライン ツールです。サーバーに接続しようとする場合、クライアントはレジストリでサーバー名を検索し、そのサーバーのユーザー名とパスワードのセットを使用します。
アプリケーションが MicroKernel エンジンを使用し、BTPASSWD または PAM 認証を使用するよう設定されている Linux または Raspbian データベース エンジンに接続する場合、このアプリケーションはデータベース エンジンに接続するのに一連の資格情報を必要とします。pvnetpass を使用して、アプリケーションが使用する一連の資格情報を設定します。Pvnetpass は、データベース エンジンがローカルでもリモートでもそのデータベース エンジンに接続するすべてのマシンで実行する必要があります。詳細については、『Getting Started with Zen』の認証(Authentication)を参照してください。
同一サーバーに対してグローバル エントリおよびユーザー エントリを持っている場合、ユーザー エントリがグローバル エントリより優先されます。ユーザー名にはユーザー コンテキスト全部を含める必要があります。たとえば、ドメイン名を持つ Windows 環境ではユーザーは domain\user のように指定します。Linux または Raspbian 環境では、mymachine.mydomain などの完全なマシン DNS 名とユーザー アカウント名を使用します。
pvnetpass ユーティリティは、Windows クライアントで、ログイン ダイアログを使用して保存された証明を変更するのにも使用できます。『Advanced Operations Guide』のクライアント保持の資格情報の容認およびクライアント資格情報の入力要求を参照してください。
概要
pvnetpass [-g] {-a | -r | -m} server [-u user] [-p pwd]
pvnetpass -d
オプション
関連項目
Windows クライアントからのクライアント アクセスの設定
現在のユーザーからすべてのサーバーへ(-g より優先されます)
pvnetpass -a '*' -p password
現在のユーザーから 1 つのサーバー 'myserver' へ(-g より優先されます)
pvnetpass -a myserver -p password
すべてのユーザー(-g)から 1 つのサーバー 'myserver' へ(証明として joe:password を使用)
pvnetpass -g -a myserver -u joe -p password
すべてのユーザー(-g)からすべてのサーバー('*')へ(デフォルトの証明 joe:password を使用)
pvnetpass -g -a '*' -u joe -p password
'sles2HR' という名前のローカル サーバーに、ユーザー名が 'acctadmin'、パスワードが '88sJkE5' のユーザーを追加するには次のように指定します。
pvnetpass -a sles2HR -u acctadmin -p p88sJkE5
'myserver' という名前のリモート サーバーに、パスワードが 'peggysue' のユーザー 'bholly' を追加するには次のように指定します。
pvnetpass -a myserver -u bholly -p peggysue
エントリが受け付けられたかどうかを調べるには -d オプションを使用します。
pvnetpass -d
このコマンドでは以下の結果を得られます。
Server: myserver
User: bholly
Password: (表示されません)
Linux クライアントから myserver に接続する際に使用するパスワードを変更するには次のように記述します。
pvnetpass -m myserver -u bholly -p newpassword
'myserver' サーバー用のエントリを削除するには次のように記述します。
pvnetpass -r myserver
ユーザー固有のエントリが存在しない場合に、'myserver' サーバーに接続しようとするユーザー用のデフォルトのエントリを追加するには次のように記述します。
pvnetpass -g -a myserver -u admin -p adminpassword
ユーザー コンテキスト(PS_HKEY_USER)にデフォルトのサーバー エントリを追加するには次のように記述します。
pvnetpass -a '*' -u admin -p adminpassword
マシン コンテキスト(PS_HKEY_CONFIG)にデフォルトのサーバー エントリを追加するには次のように記述します。
pvnetpass -g -a '*' -u admin -p adminpassword
Linux クライアントから、ドメイン名 mydomain および ユーザー名 user1 を使用して、Windows ドメイン サーバー(myserver)で認証されるには、次のように記述します。
pvnetpass -a myserver -u mydomain\user1 -p user1password
rbldcli
説明
rbldcli ツールはサーバー上の MicroKernel データ ファイルの再構築に使用します。
概要
rbldcli [ -parameter ] file
rbldcli @command-file
オプション
rebuild の詳細については、『Advanced Operations Guide』のコマンド構文を参照してください。
Zen v16 リリースには、rbldcli_offline と呼ばれる、rbldcli のスタンドアロン バージョンが含まれています。このユーティリティを使用すれば、Zen がインストールされていないシステムで Zen データ ファイルを変換することができます。大量のファイルやサイズが非常に大きなファイルをリビルドすると、他のユーザーに対する Zen データベース エンジンのパフォーマンスを低下させる可能性があります。別のシステムでファイルをリビルドできれば、この問題を回避できます。
関連項目
データ ファイルのリビルドの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。