最初の行は、IDENTITY 列に対して values 句で 0 を指定すると、テーブルが空の場合に挿入される値は 1 であることを示します。
またこの行は、デフォルト値を持つ列に対して values 句で値を指定しないと、指定されているデフォルト値が挿入されることも示します。
2 行目は、IDENTITY 列に対して values 句で 0 を指定すると、挿入される値は、IDENTITY 列中で最も大きな値より 1 大きい値になることを示します。
この行はまた、デフォルト値を持つ列に対して values 句で値を指定すると、指定した値によりデフォルト値が上書きされることを示します。
3 行目は、IDENTITY 列に対して values 句で 0 以外の値を指定すると、指定した値が挿入されることを示します。IDENTITY 列に対して指定された値を含む行が既に存在する場合は、"レコードのキー フィールドに重複するキー値があります(Btrieve エラー 5)" というメッセージが返され、INSERT は失敗します。
4 行目では再び、IDENTITY 列に対して values 句で 0 を指定すると、IDENTITY 列中で最も大きな値より 1 大きい値が挿入されることが示されています。これは、値の間に「ギャップ」がある場合でも当てはまります(つまり、IDENTITY 列が最も大きな値よりも小さい値の行が 1 行以上欠落するということです)。
5 行目は、IDENTITY 列に対して values 句で値を指定しないと、挿入される値は、IDENTITY 列中で最も大きな値より 1 大きい値になることを示します。