このセクションでは、Zen v14 と一緒にインストールされる ADO.NET データ プロバイダーでサポートされる .NET Framework バージョンについて説明します。SDK をダウンロードすることで提供される .NET Core および Entity Framework Core 用の ADO.NET データ プロバイダーの説明については、SDK ダウンロードで入手できる ADO.NET データ プロバイダーを参照してください。

Zen v14 でインストールされる ADO.NET データ プロバイダーに加え、.NET Standard 2.0 準拠のアプリケーションをサポートするために追加のプロバイダーを入手することができます。次の表にこれらのプロバイダーを示します。プロバイダーは、Web サイトでダウンロード可能な SDK に含まれる NuGet パッケージとして入手できます。Zen でインストールされるプロバイダーのバージョンと同様に、準拠アプリケーションの 2 つのバージョンを示します。

サポートされるすべての接続文字列オプションの詳細については、表 35 を参照してください。

表 1 は、Zen サーバーへの接続に必要な最低限のオプションの名前とその説明です。

データ プロバイダーをインストールすると、接続文字列を使ってアプリケーションからデータベースに接続できるようになります。接続文字列オプションの一覧については、表 35 を参照してください。

メモ：アプリケーションで ADO.NET Entity Framework を使用する場合は、Entity Data Model ウィザードを使って新しい接続を作成したり、既存の接続を使用したりすることができます。詳細については、「モデルの作成」を参照してください。

共通プログラミング モデルに適合するアプリケーションで Zen Bulk Load などの機能を使用したい場合は、Zen Common Assembly を含めることを選択できます。アプリケーションで Zen Bulk Load ユーザーを使用する方法については、「Zen Bulk Load の使用」を参照してください。

Entity Data Model ウィザードは、エンティティ データ モデル（EDM）でコンポーネントを定義するための質問をします。その後、ウィザードは Visual Studio でデータのモデルを作成し、そのモデルでコンポーネントの値を自動的に設定します。ウィザードによる EDM の作成方法については、.edmx ファイルの使用を参照してください。

Provider は、EDM のストレージ モデル ファイルに含まれる Schema 要素の属性です。ストレージ モデル ファイルは、ストア スキーマ定義言語（SSDL）で書かれています。

Entity Data Model ウィザードは、Zen ADO.NET Entity Framework データ プロバイダーが選択されているとき、値の割り当てを行います。エンティティ データ モデルを手動で定義することを選ぶ場合は、次の例で示すように、文字列 Pervasive.Data.SqlClient を Schema 要素の Provider 属性に代入します。