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相対パスには、1 つのピリオド("." は現在のディレクトリ)、2 つのピリオド(".." は親ディレクトリ)、円記号("\")、またはこれら 3 つのあらゆる組み合わせを含めることができます。パスは、SQL テーブル名を表すファイル名を含んでいる必要があります(パス名は円記号 "\" またはディレクトリ名で終わってはいけません)。CREATE TABEL または ALTER TABLE を使用してファイルを作成する場合、ファイル名は、相対パス付きで指定されたファイル名も含めてすべて、名前付きデータベースの設定で定義されている最初のデータ パスとの相対にします。(IN DICTIONARY を使用する場合、ファイル名には最初のデータの場所への相対パスを付けません。)
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ルート ベースの相対パスを使用できます。たとえば、最初のデータ パスを D:\mydata\demodata とした場合、PSQL は次のステートメント内のパス名を D:\temp\test123.btr と解釈します。
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相対パス内の円記号("\")文字は、好みに応じて、Linux スタイル("/")と通常使われる円記号("\")のどちらを指定してもかまいません。必要であれば、2 種類の記号を混在させて使用することもできます。ディレクトリ構造スキーマは知っているかもしれませんが、接続されているサーバーの種類を知っている(あるいは管理している)とは限らないので、これは便利な機能です。パスは入力したとおりに X$File に格納されます。PSQL エンジンは、パスを利用してファイルを開く際、円記号文字を適切なプラットフォームのタイプに変換します。また、データ ファイルはサポートされるすべてのプラットフォーム間でバイナリ互換性を共有するため、ディレクトリ構造がプラットフォーム間で同一である(および、パスに基づくファイル名が相対パスで指定されている)限りは、データベース ファイルおよび DDF をこれらに変更を加えることなく、あるプラットフォームから別のプラットフォームへ移動することができます。これは、複数のプラットフォームにまたがって、標準化されたデータベース スキーマをより簡単に配置するのに役立ちます。
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結果セットにリストされる列の位置は変わりますが、テーブル内の列の物理的順序は変わりません。たとえば、"SELECT * FROM テーブル名" のようなクエリで生成される結果セットにおける列の配置方法を変更できます。論理的移動は、"SELECT * FROM テーブル名" のような、列を列挙するクエリにのみ影響を及ぼします。
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