PvConnectServer()
PSQL データベース エンジンがインストールされているターゲット サーバーに接続を試みます。接続が正常に確立すると、以降の参照用の接続ハンドルが返されます。
ヘッダー ファイル:connect.h(ヘッダー ファイルも参照)
関数が最初に利用可能になるライブラリ:w3dbav75.dll(Windows)、libpsqldti.so(Linux)、libpsqldti.dylib(OS X)(リンク ライブラリも参照)
構文
BTI_SINT PvConnectServer(
   BTI_CHAR_PTR       serverName,
   BTI_CHAR_PTR       userName,
   BTI_CHAR_PTR       password,
   BTI_LONG_PTR       phConnection);
引数
 
Getting Started with PSQL』のドライブ ベースの形式も参照してください。
serverName に接続するユーザー名。このパラメーターを省略する場合の説明については、下記の「備考」を参照してください。
戻り値
 
備考
接続先のサーバー名を知っておく必要があります。複数のサーバーに対して開かれた接続を持つことができます。
データベース エンジンが起動しているローカルで実行されているアプリケーションでは、ユーザー名とパスワードを省略できます。省略しても、任意の DTI 関数の呼び出しや、すべての設定の表示および変更は行えます。
ただし、DTI アプリケーションがターミナル サービス セッションを介して実行されている場合、あるいはリモートで実行されている場合は、サーバー マシン上で、管理者レベルの権限を持つユーザーのユーザー名とパスワードを提供してください。これにより、アプリケーションが DTI 関数へのフル アクセスを持つようになります。管理者レベル権限がない場合、アプリケーションはほとんどの DTI 関数に対してアクセス エラーを返します。関数のサブセットのみが動作します。たとえば、フル アクセスが許可されている場合に設定を変更できる関数の多くは、読み取り専用のアクセスに制限されます。
メモ: この関数を使ってサーバーへの接続を試みる前に、PvStart() を呼び出して DTI を初期化しておく必要があります。
BTI_CHAR_PTR uName = "jsmith";
BTI_CHAR_PTR pword = "123";
BTI_CHAR_PTR svrName = "myserver";
BTI_LONG_PTR phConn = 0xFFFFFFFF;
BTI_SINT status = 0;
 
status = PvConnectServer(svrName,
                         uName,
                         pword,
                         &phConn);
関連項目
PvStart()
PvGetServerName()
PvDisconnect()
PvStop()