MicroKernel エンジンのアプリケーション開発
この章では、PSQL の MicroKernel エンジンを使ったアプリケーションを設計する際に考慮する必要のある情報を示します。これらの概念について、以下の各セクションで説明します。
MicroKernel エンジン環境
エンド ユーザーが MicroKernel エンジン アプリケーションを実行する前に、エンド ユーザーのコンピューターで MicroKernel エンジンのバージョンを使用できるようにする必要があります。アプリケーションに不可欠な MicroKernel エンジン ソフトウェア バージョンと環境設定に関する情報をエンド ユーザーに提供する必要があります。
ドキュメント
エンド ユーザーが以下の PSQL マニュアルを参照できるようにしてください。
Getting Started with PSQL』。このマニュアルでは、PSQL ソフトウェアのインストールについて説明しています。
Status Codes and Messages』。このマニュアルでは、PSQL コンポーネントが返すことのできるステータス コードとシステム メッセージについて説明しています。
PSQL User's Guide』。このマニュアルでは、PSQL ユーティリティについて説明しています。
PSQL OEM パートナーであれば、作成したアプリケーションにこれらのマニュアルを添付できます。
MicroKernel エンジンの設定に関する問題
エンド ユーザーは、MicroKernel エンジン アプリケーションについて以下の情報を知っておく必要があります。この情報を MicroKernel エンジン アプリケーションに添付するドキュメントに記載してください。
アプリケーションには、MicroKernel エンジン自体で必要な容量より多いメモリまたはディスク領域が必要となる場合があります。アプリケーションのディスク領域とメモリ必要量を確定し、この情報をユーザーに伝えてください。MicroKernel エンジンのシステム要件については、『Getting Started with PSQL』および PSQL Web サイトを参照してください。
設定オプションの説明については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。