dbmaint
説明
dbmaint ユーティリティは、名前付きデータベースを管理します。
メモ: このユーティリティは、pvsw グループに属するユーザー アカウントのみが実行できます。PSQL Linux、OS X、または Raspbian ユーティリティとユーザー アカウントについては、該当情報を参照してください。
概要
dbmaint a | d | l | m [-nDbname][-a][-b][-c][-i][-e][-v][-ldictpath][-ddatapath][-ssecuritymode]
 
a -nDbname [-b] [-i] [-e] [-ldictpath] [-ddatapath]
d -nDbname
ldictpath [-a]
m -nDbname -ssecuritymode
m -nDbname -c=codepage
オプション
コマンド
オプション
-c=codepage
-nDBName
-ldictpath
-ddatapath
-ssecuritymode
TEST という名前で参照整合性を設定したデータベースを作成するには、次のように記述します。
% dbmaint a -i -nTEST
メモ: データパスの指定がない場合は、新しいデータベースはデフォルトのロケーション $PVSW_ROOT/data に作成されます。同様に辞書パスの指定がない場合は、辞書もデフォルトのロケーションに作成されます。
同じデータベースを削除するには、次のように記述します。
% dbmaint d -nTEST
コード ページ CP932 を使用する mybase というデータベースを作成するには、次のように記述します。
% dbmaint a -nmydbase -c=CP932
同じデータベースで、コード ページにオペレーティング システムのデフォルト コード ページを設定するには、次のように記述します。
% dbmaint m -nmydbase -c=0
有効なコード ページの一覧を表示するには次のようにします(無効なコード ページを指定すると dbmaint は有効なコード ページの一覧を表示します)。
% dbmaint m -nmydbase -c=xzy
dbmaint は、次のように表示します。
Bad code page "xyz" should be: ASCII, ISO8859_1, CP437, CP1252, UTF-8, CP1250, CP1251, CP1253, CP1254, CP1255, CP1256, CP1257, CP1258, CP737, CP775, CP850, CP852, CP855, CP857, CP858, CP862, CP866, CP932, or EUCJP
すべてのデータベース名を、全情報を含めて一覧表示するには
% dbmaint l -a
DefaultDB データベースのセキュリティ ポリシーを混合に変更するには、次のように記述します。
% dbmaint m -nDefaultDB -sMixed
関連項目
dsnaddbutil(1)、btadmin(1)、syslogd(1)、smb.conf(5)
Advanced Operations Guide』のデータベース コード ページとクライアント エンコード