ActiveX Controls Guide (v11)

AutoMode (ActiveX プロパティ)

適用対象

VAccess

説明

AutoMode プロパティを True に設定しておくと、実行時に Init メソッドが呼び出されるとすぐに、Pervasive PSQL の Extended Fetch オペレーション(GetNextExtended)を自動的に実行して、SelectedFields および SelectedRecords プロパティで指定されたデータを取得します。GetNextExtended オペレーションは論理カレンシーを必要とします。論理カレンシーは、GetFirst、GetEqual などのインデックス付きのレコード オペレーションを呼び出すことによって設定できます。

備考

AutoModeTrue に設定されている場合は、選択条件を満たすレコードが自動的にフェッチされ、Row 値の要求に従って、レコード セットのスナップショットとしてメモリにキャッシュされます。AutoModeTrue に設定されている場合、Extended メソッドは無効になります。CancelDialog プロパティが True の場合は、データ アクセス オペレーションの間にユーザーに[Cancel]ダイアログ ボックスが表示され、ユーザーは、このプロセスをキャンセルすることができます。

AutoModeTrue に設定されている場合は、Extended オペレーションを使用しようとすると、実行時に -1 のステータスが返されます。ExtendedOps (ActiveX プロパティ) を参照してください。

AutoMode プロパティが False に設定されている場合、データの取得はユーザー自身で行ってください。Init メソッドの呼び出しでは、Pervasive PSQL が Extended オペレーションの呼び出しで使用する構造体を割り当てるだけで、データの取得は実行されません。GetNextExtendedGetPreviousExtendedStepNextExtended、または StepPreviousExtended メソッドを実行時に実行することによってデータをフェッチすることができます。Extended オペレーションのキャッシュ バッファーは 1 つだけメモリに保持され、後続のフェッチで再利用されます。

VAccess コントロールの Extended オペレーション機能を有効にするには、ExtendedOps プロパティを True に設定する必要があります。

関連項目

影響先:GetNextExtended、GetPreviousExtended、StepNextExtended、StepPreviousExtended、Init、Row

影響元:ExtendedOps


AutoLogon (ActiveX プロパティ)

AutoOpen (ActiveX プロパティ)