Status Codes and Messages (v11)

BUTIL

Maintenance ユーティリティのメッセージ

次のメッセージは Maintenance ユーティリティに固有のものです。

BUTIL-1:メッセージ ファイルの初期化に失敗しました。

このメッセージは DOS の BUTIL.EXE から返されます。このユーティリティで使用するメッセージが含まれた BUTILDOS.MSG ファイルを見つけることができませんでした。

BUTIL-2:メッセージ ファイルの初期化に失敗しました。BUTIL は BTIUTILD.MSG にアクセスできませんでした。

このメッセージは DOS の BUTIL.EXE から返されます。このユーティリティで使用するメッセージが含まれる BTIUTILD.MSG ファイルを見つけることができませんでした。Btrieve for DOS のトランザクショナル エンジンが正しくインストールされていることを確認してください。

BUTIL-6:BUTIL コマンドが不正です。

入力したコマンド構文は正しくありません。コマンドを再入力する前に構文を確認してください。

BUTIL-8:コマンドは完了しましたが、いくつかエラーが発生しています。

多数の MicroKernel オペレーションを行うコマンドを実行したときにエラーが発生しました。これらのコマンドには COPY、LOAD、CLONE が含まれます。このメッセージと共に、問題の原因を特定にするために役立つ追加のメッセージが表示されます。

BUTIL-9:修復不可能なエラーのため、コマンドを完了できませんでした。

コマンドを再入力する前に入力した構文が正しいかどうかを確認してください。このメッセージと共に、問題の原因を特定にするために役立つ追加のメッセージが表示されます。

BUTIL-10:コマンド ラインに構文エラーがあります。

入力したコマンド構文は正しくありません。コマンドを再入力する前に構文を確認してください。

BUTIL-11:コマンド ラインにインデックス ファイルの指定が必要です。

Maintenance ユーティリティに BUTIL -INDEX または -SAVE コマンド(Y パラメーターを設定)を指定した場合、外部インデックス ファイルのフル パス名を指定する必要があります。

BUTIL-12:コマンド ラインにキー番号の指定が必要です。

Maintenance ユーティリティに DROP コマンドまたは SAVE コマンド(N パラメーターを設定)を指定した場合、削除したいキーの番号、またはデータ ファイルの保存に使用するキーの番号を指定する必要があります。

BUTIL-13:キー タイプ xxxx のキー サイズが不正です。

ディスクリプション ファイルで、特定のキーのキー長に指定した値が正しくありません。キー長のそれぞれの値が、対応するキー タイプ要素に適切であることを確認してください。

BUTIL-14:エラーを起こしたファイルは <ファイル名> です。

これはエラーの原因となったファイルを示す情報メッセージです。

BUTIL-15:ディスクリプション ファイルのキー セグメント ディスクリプター xxx でエラーが発生しました。

Maintenance ユーティリティがディスクリプション ファイルのキー セグメント ディスクリプター部分を読み込もうとしたときにエラーが発生しました。指定されたキー セグメントを記述する要素が有効であることを確認してください。

BUTIL-16:BUTIL はディスクリプション ファイルを開けませんでした。

CREATE、INDEX、または SINDEX コマンドを再入力する前に、ファイルが存在するか、また正しいフル パス名が指定されているかを確認してください。

BUTIL-18:シーケンシャル ファイルのアクセス中にエラーが発生しました。

ソース ファイルが有効であることを確認してください。

BUTIL-19:BUTIL はオルタネート コレーティング シーケンス(ACS)ファイルを開けませんでした。

ディスクリプション ファイルでオルタネート コレーティング シーケンス(ACS)ファイル名の要素に有効なパス名が割り当てられていることを確認してください。

BUTIL-20:オルタネート コレーティング シーケンス ファイルのアクセス中にエラーが発生しました。

オルタネート コレーティング シーケンス ファイルの情報が正しい形式で記述されていることを確認してください。

BUTIL-21:ファイル バージョンが 6.0 より前です。

RECOVER コマンドは Btrieve v5.x ファイルのデータを回復できません。

BUTIL-23:リクエスターに指定された /D パラメーターが小さすぎるので、BUTIL はレコード全体を取得できません。BUTIL は nn バイトのみを書き込んでいます。

Maintenance ユーティリティは /D オプションで指定されているバイト数のみを書き込んでいます。ユーティリティがレコードに含まれているすべてのバイトを書き込むようにするには、少なくとも対象となるレコードと同じ長さを /D オプションの値に指定します。

BUTIL-25:BUTIL に指定された /D パラメーターの値が小さすぎるので、BUTIL はレコードを取得できません。

リクエスターの /D オプションで不正な値を指定しました。設定プロパティを開いて、指定値を大きくします。

BUTIL-26:データ バッファーが小さすぎるので、レコードを格納できません。

データ バッファーが小さすぎてデータを保持できないため、MicroKernel はデータ バッファー内のデータを返すことができません。設定プロパティを開いて、最大レコード サイズ環境設定オプションの設定値を大きくします。

BUTIL-27:可変ページのアクセス中にエラーが発生しました。BUTIL は可変ページの取得可能な部分を書き込んでいます。

可変長レコードを含むファイルの回復中にエラーが発生しました。ファイルは破損しています。

BUTIL-30:キー ポジションはレコード長を超えることはできません。

指定されたキー ポジションの範囲が不正です。MKDE コールで指定するキー ポジションはレコード長の範囲内である必要があります。たとえば、100 バイトの長さのレコードであれば 50 というキー ポジションは正しい範囲内にあります。しかし、キー ポジションが 150 だと正しい範囲内ではありません。

BUTIL-31:キー ポジションとキー長の合計がレコード長を超えることはできません。

指定されたキー ポジションの範囲が不正です。あるキーのキー ポジションとその長さの合計がレコード長を超えることはできません。キーのポジションとその長さの合計がレコード長を超えないようにキーが定義されていることを確認してください。

BUTIL-32:キー タイプ xxxx のキー長は偶数でなければなりません。

キー タイプに不正なキー長が指定されました。キー タイプによっては偶数のバイト数が必要な場合があります。有効なキー長の要素を指定してください。

BUTIL-36:ページ サイズは 512 から 4,096 までの数値で、512 の倍数でなければなりません。

指定されたページ サイズが不正です。ファイルのバージョンに基づいてページ サイズを指定してください。

ページ サイズ(バイト数)
ファイル バージョン
9.0 より前
9.0
9.5 以上
512

 
1024

1536

 
2048

2560

 
3072

 
3584

 
4096

8192
 

16384
 
 

BUTIL-37:レコード長はページ サイズを超えることはできません。

指定したレコード長が不正です。ディスクリプション ファイルで、レコード長要素に指定したレコード長が、ページ サイズ要素に指定したページ サイズを超えています。ページ サイズより小さいレコード長を指定するか、ページ サイズを大きくしてください。

BUTIL-38:レコード長は 4 以上、4,096 以下でなければなりません。

次の表で示すように、4 から最大値の間でレコード長を指定してください。

ファイル バージョン
最大レコード長(バイト)
5.x
4096
6.x または 7.x
4088
8.x
4086
9.0
8182
9.5 以上
16372

内部オーバーヘッド(バイト単位)は次のとおりです。

オーバーヘッドの量は今後のアップグレードによるファイル形式で増える可能性があるため、ある程度の余白を持たせ、利用可能なバイトすべてを使用しないようにすることをお勧めます。

BUTIL-41:オルタネート コレーティング シーケンス(ACS)が見つかりません。

Maintenance ユーティリティは定義ファイルで指定されたオルタネート コレーティング シーケンス(ACS)を見つけることができません。オルタネート コレーティング シーケンス(ACS)ファイルが存在するか、また定義ファイルで指定されている名前が正しいかどうかを確認してください。

BUTIL-43:ファイルは存在しますが、Replace オプションが指定されていませんでした。

ファイルが既に存在するため、Maintenance ユーティリティは BUTIL -CREATE コマンドが指定されてもファイルを作成しませんでした。このファイルを再作成するには、ディスクリプション ファイル内の既存ファイル置き換え要素を Y に指定します。

BUTIL-44:filename でファイル アクセス エラー nn が発生しました。

Continuous オペレーションの開始時または終了時にファイル アクセス エラーが発生すると、適切なステータス コードとエラーの原因となったファイルのファイル名が Maintenance ユーティリティから返されます。対処方法は受信したステータス コードによって異なります。ステータス コード nn についての説明は、第 1「ステータス コード」を参照してください。

BUTIL-45:重複可能キーの数は 1 から 119 までの範囲でなければなりません。

ディスクリプション ファイルの重複可能キー要素で指定されている値をチェックしてください。

BUTIL-47:BUTIL はコマンド ファイルを開けません。

コマンド ファイルが存在するか、またコマンド ファイルの場所およびファイル名が正しく指定されているかを確認してください。

BUTIL-48:コマンド ファイルが空です。

コマンド ファイルを再度使用する前に、実行するコマンドをコマンド ファイルで指定します。さらに、正しいコマンド ファイル名が指定されたことを確認してください。

BUTIL-49:コマンド ファイルが 1,000 バイトを超えています。

コマンド ファイルは 1,000 バイトを超えることはできません。コマンド ファイルがこの条件に合っているかどうかを確認してください。

BUTIL-50:内部エラーが発生したため、BUTIL は終了しました。

Maintenance ユーティリティは終了の原因となった内部診断エラーを検出しました。

BUTIL-52:SQL のロード中は MKDE を中止できません。

MicroKernel をアンロードする前に MKDE をアンロードします。

BUTIL-53:MKDE エラー nn が、ファイルまたはコマンド xxxx に対して発生しました。

特定のファイルまたはコマンドに関連したステータス コードが Maintenance ユーティリティから返されます。対処方法は受信したステータス コードによって異なります。ステータス コード nn についての説明は、第 1「ステータス コード」を参照してください。

BUTIL-60:キー セグメント ディスクリプター nn のキーワード xxxx が見つかりませんでした。

ディスクリプション ファイルの構文をチェックしてください。

BUTIL-61:キーワード xxxx が見つかりませんでした。

ディスクリプション ファイルの構文をチェックしてください。

BUTIL-62:キー セグメント ディスクリプター nn にはキーワード xxxx が必要です。

ディスクリプション ファイルの構文をチェックしてください。

BUTIL-63:キーワード xxxx が必要です。

ディスクリプション ファイルの構文をチェックしてください。

BUTIL-65:BUTIL はレコードを 1 件も読み込んでいません。

コマンドを正しく指定したか、また入力ファイルが正しい形式であるかを確認してください。

BUTIL-66:BUTIL は、これまでに nn レコードを読み込みました。

ユーティリティは、BUTIL -LOAD コマンドを発行してから現時点までに、提示されたレコード数を読み込んでいます。このメッセージを受け取ったとき、コマンドはまだ実行中です。

BUTIL-70:ファイルを閉じている際に MKDE エラー nn が発生しました。

ファイルを閉じている際に Maintenance ユーティリティからこのステータス コードが返されます。対処方法は受信したステータス コードによって異なります。ステータス コード nn についての説明は、第 1「ステータス コード」を参照してください。

BUTIL-74:Stop コマンドに対して MKDE エラー nn が返されました。

このメッセージは DOS 環境でのみ適用されます。BUTIL -STOP コマンドが発行された後で Maintenance ユーティリティからこのステータス コードが返されます。対処方法は受信したステータス コードによって異なります。ステータス コード nn についての説明は、第 1「ステータス コード」を参照してください。

BUTIL-76:BUTIL がページ アロケーション テーブル(PAT)を nn ページに書き込んだときにエラーが発生しました。

破損したファイルの修復中またはハードウェアのエラーが発生したときに Maintenance ユーティリティからこのメッセージが返されます。

BUTIL-77:BUTIL がページ アロケーション テーブル(PAT)のミラー コピーを nn ページに書き込んだときにエラーが発生しました。

破損したファイルの修復中またはハードウェアのエラーが発生したときに Maintenance ユーティリティからこのメッセージが返されます。

BUTIL-82:ディスクリプション ファイルのファイル スペックでエラーが発生しました。

Maintenance ユーティリティがディスクリプション ファイルのファイル仕様を読み込もうとしたときにエラーが発生しました。ファイル仕様を記述する要素が有効であることを確認してください。

BUTIL-84:BUTIL の内部エラーです。

Maintenance ユーティリティは不正なポインターなどの内部エラーを検出しました。Maintenance ユーティリティを再実行してください。

BUTIL-90:BUTIL は十分なメモリの割り当てができませんでした。

使用していないアプリケーションをアンロードして、サーバーで使用可能なメモリを増やしてください。

BUTIL-91:BUTIL はファイルのサイズを特定できませんでした。

BUTIL -RECOVER コマンドを使用してファイルを回復してください。

BUTIL-100:内部ステータス コード nn

nn は、見つけることができなかった文字列リソースのステータス コードの ID を示します。そのステータス コードに関する情報がこのマニュアルに記載されていない場合は、弊社のテクニカル サポートまでご連絡ください。

BUTIL-101:処理されなかったファイルのリストです:list

ロール フォワードできないファイルを検出すると、ROLLFWD オペレーション中に Maintenance ユーティリティからこのエラーが返されます。ロール フォワードは中止され、処理されなかったファイルの一覧が表示されます。

このメッセージが Maintenance ユーティリティ メッセージ 103 と共に返された場合は、見つからないログ セグメントと、それ以降でログ ディレクトリに作成されたすべてのログ セグメントを元に戻してください。見つからなかったログ セグメントをすべて元に戻せない場合は、できるだけ多くのログ セグメントを元に戻してください。次に、ROLLFWD オペレーションを実行し、元に戻すことのできた最も古いログ セグメントのセグメント番号パラメーターを指定します。

BUTIL-102:ロール フォワード エラーが発生しました。

MicroKernel がファイルをロール フォワードしている間に内部エラーが発生しました。

BUTIL-103:ログ セグメント番号 nn が見つかりません。

セグメント番号パラメーターが指定されていない状態で、MicroKernel が検出できないログ セグメント番号を示す Restore Segment Number がロール フォワードされるファイルのいずれかに含まれる場合、ROLLFWD オペレーションの実行中に Maintenance ユーティリティからこのエラーが返されます。

BUTIL-131:BUTIL はシーケンシャル ファイルを作成またはオープンできませんでした。

指定されたファイルを作成またはオープンできなかった場合、Maintenance ユーティリティからこのメッセージが返されます。シーケンシャル ファイルが存在するか、また読み取り専用属性が設定されているかを確認してください。

BUTIL-132:ディスク ボリュームがいっぱいです。

データ ファイルを作成したり大きくしたりするには、より多くのディスク容量が必要です。

BUTIL-134:BUTIL は新規ファイルを作成またはオープンできませんでした。

BUTIL -SAVE または -RECOVER コマンドに指定されたファイルを確認してください。ファイルは既に存在する可能性があります。

BUTIL-136:BUTIL は新しいバックアップ ファイルに書き込めませんでした。

バックアップ ファイルの正しいパスとファイル名を指定したかどうかを確認してください。ファイルを書き込むだけの十分なディスク容量があることも確認してください。

BUTIL-141:ファイル xx の拡張子は不正です。この拡張子は、未フォーマットの拡張ファイルのために予約されています。

有効な拡張子を指定してください。詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。

BUTIL-142:ファイル xx は存在します。

拡張ファイルの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。

BUTIL-143:ファイル xx は存在します。このファイルはファイル yy の拡張部分です。このディレクトリから、このファイルとほかのエクステンション ファイルを削除してください。

拡張ファイルの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。

BUTIL-144:ファイル xx が最大サイズに達したので、ユーティリティがエクステンション ファイルを作成しました。最後のエクステンション ファイルは yy です。

拡張ファイルの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。

BUTIL-145:ユーティリティがファイル xx を見つけました。ファイル yy からデータをロードする前にこのファイルを削除してください。

拡張ファイルの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。

BUTIL-146:ソース ファイルと出力ファイルを同一ファイルにすることはできません。

ソース ファイルと出力ファイルには別々のファイルを指定してください。

BUTIL-147:ユーティリティは、MicroKernel エラー yy のためレコード番号 xx を読み込めません。ユーティリティは残りのレコードを逆順で読むことを試行します。

この問題を解決するには、その特定のステータス コードの説明を参照してください。

BUTIL-148:プログラムがユーザーによって中止されました。

ユーティリティはユーザーによって停止されました。

BUTIL-149:ユーティリティは STAT コマンドを処理するための一時ファイルを現在のディレクトリに作成できません。

現在のディレクトリへの書き込み権限を取得してください。

BUTIL-152:ファイル filename を開く際にエラーがありました。

データ ファイル属性、パス、およびファイル名を確認してください。

BUTIL-155:BUTIL はファイル filename を開けません。

パス、ファイル名、およびファイル属性を確認してください。

BUTIL-156:データベースへのログインに失敗しました。MicroKernel ステータス xx が返されます。

この問題を解決するには、その特定のステータス コードの説明を参照してください。

BUTIL-157:データベースからのログアウトに失敗しました。MicroKernel ステータス xx が返されます。

この問題を解決するには、その特定のステータス コードの説明を参照してください。


BROUTER

MKDE