Tutorials and Guide to Samples (v11)

レッスン 2:テーブルにリンクする(Microsoft Access チュートリアル)

Microsoft Access では、ODBC 経由で Pervasive のデータベースおよびそのコンポーネントが認識されます。Access で Pervasive のデータを表示および操作する方法には、リンク テーブルの作成があります。リンク テーブルを作成した場合、そのデータは、現在の場所にそのままの形式で残ります。リンクすることにより、最新のデータにアクセスすることが可能になり、ほかのアプリケーションでも引き続きデータの表示および更新が可能です。

このレッスンでは、サンプル データベース内の各テーブルにリンクします。

サンプル データベースへのリンク テーブルを作成するには

  1. Access 2000 では、次の手順に従います。[Demodata:データベース]ウィンドウのテーブルを右クリックし、[テーブルのリンク]を選択します。手順 3 に進みます。
    Access 97 では、次の手順に従います。[Demodata:データベース]ウィンドウの[テーブル]タブをクリックし、[新規作成]をクリックします。次の手順に進みます。
  2. [テーブルの新規作成]ダイアログ ボックスで[テーブルのリンク]を選択し、[OK]をクリックします。



  3. [リンク]ダイアログ ボックスの下部にある[ファイルの種類]から "ODBC Databases" を選択します。



  4. [データ ソースの選択]ダイアログ ボックスの[コンピューター データ ソース]タブをクリックし、Demodata データ ソースを選択して[OK]をクリックします。




    メモ

    データ ソースは、必ず[コンピューター データ ソース]タブから選択してください。誤って[ファイル データ ソース]タブのデータ ソースを選択した場合は、予期しない結果が生じることがあります。


  5. [テーブルのリンク]ダイアログ ボックスで、[すべて選択]をクリックし、次に[OK]をクリックします。



    Pervasive のサンプル データベースに、すべての既存テーブルに対するリンク テーブルが作成されます。



    これらのテーブルのデータは、Access のほかのテーブルと同じように表示および操作することができ、行を挿入してデータを更新することも可能です。また、Access でのフィールド表示を変更することは可能ですが、リンク テーブルおよびそのフィールドのソース データベースでの定義を変更することはできません。ソース データベースの変更には、SQL パススルー クエリを使用して DDF を変更する必要があります。その方法については、レッスン 4:SQL パススルー クエリを作成する(Microsoft Access チュートリアル)で説明します。
    ODBC アドミニストレーターを使用してデータ ソースの設定を変更した場合は、テーブルを再リンクしてください。
    また、Access に搭載されている Jet エンジンでは、ODBC からデータに接続する際に、いくつかの制限があります。詳細については、Microsoft の「Tech Notes Q128809」および「Tech Notes Q127096」を参照してください。

レッスン 1:環境を設定する(Microsoft Access チュートリアル)

レッスン 3:テーブルをインポートする(Microsoft Access チュートリアル)