Getting Started with Pervasive PSQL (v11)

Linux での Pervasive PSQL のアカウント管理

ここでは、Pervasive PSQL の操作で必要となる Linux ユーザー アカウントの情報について説明します。

インストール後の動作

ユーザー環境

環境変数 $PVSW_ROOT を使用してインストール済みコンポーネントのロケーションが判別されます。構成ファイルの一般的なロケーションは $PVSW_ROOT/etc です。実行可能ファイル場合、そのロケーションは $PVSW_ROOT/bin です。共有ライブラリ(32 ビット)の場合のロケーションは $PVSW_ROOT/lib、共有ライブラリ(64 ビット)の場合のロケーションは $PVSW_ROOT/lib64 です。

次のセクションで説明しているように、PATH 環境変数に $PVSW_ROOT/bin を追加し、LD_LIBRARY_PATH$PVSW_ROOT/lib を追加することをお勧めします。

psql 以外のユーザーからのユーティリティの使用

psql 以外のユーザー アカウントからユーティリティを使用するには、まずユーザー アカウントの設定を変更する必要があります。特定のユーザーのプロファイル、あるいは全ユーザーが継承するプロファイルに以下のような変更を加えてください。

/home/username/.bash_profile
ユーザーのプロファイル。/etc/profile ファイルと似ていますが、現在のユーザーにのみ適用するファイルです。
/home/username でこのファイルを探します。
/etc/profile
システム上の全ユーザー アカウント用のデフォルト プロファイル。マシン上の全ユーザー アカウントが Pervasive PSQL ユーティリティへアクセスできるようにするには、以下の行をこのテキスト ファイルにコピーします。
これはユーザーに対して Pervasive PSQL データへの管理権限やアクセス権を与えるものではありません。

これは変更されたプロファイルの例です。

PVSW_ROOT=/usr/local/psql 
PATH=$PATH:$PVSW_ROOT/bin:/bin:/usr/bin 
LD_LIBRARY_PATH=$PVSW_ROOT/lib:$PVSW_ROOT/bin:/usr/lib 
MANPATH=$MANPATH:$PVSW_ROOT/man 
 

Pervasive PSQL に関連するすべての変数を必ずエクスポートするようにしてください。


必要な情報の参照

設定