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Pervasive PSQL では、Pervasive PSQL が MicroKernel Database エンジンにトランザクションのロック単位としてデータ ファイル全体を使用させる分離レベル。Btrieve では、排他トランザクションを使用することが、この排他的分離レベルに相当します。並行制御、カーソル安定性、エクスクルーシブ、排他トランザクション、分離レベルおよびトランザクションも参照してください。
トランザクションのタイプの 1 つ。レコードを挿入、更新、または削除するとき、MicroKernel はファイル全体をロックします。タスクがトランザクションを終了するか中止するまで、ファイルはロックされたままになります。並行トランザクションおよび暗黙ロックも参照してください。
複数のオペレーティング システムを 1 台のホスト コンピューターで同時に実行できるプラットフォーム。
データ型が RSI_PBIND_INFO であるオブジェクト。このデータ型のオブジェクトに対するポインターは、バインド構造の配列と呼ばれます。
バインド構造の要素。バインド構造は、バインド プロパティ ID と、データ バッファー内のフィールドを記述するプロパティ値から構成されます。
すべてのファイル(辞書ファイルとデータ ファイルの両方)にデータベース名を刻印する名前付きデータベース。バインドを行うことによって、データ アクセスに使用する方法(Btrieve または Pervasive PSQL など)に関係なく、既に定義されているデータベースのセキュリティ、トリガー、および参照整合性が MicroKernel で確実に実現できるようになります。
特定の名前付きデータベース内にある 1 つのテーブルに関連付けられているデータ ファイル。ファイルが次のいずれかの条件を満たすとき、Pervasive PSQL はファイルを自動的に名前付きデータベースにバインドします。
Pervasive PSQL では、1 つのテーブルにだけバインドされるバウンド ファイルが必要です。つまり、そのバウンド ファイルにはデータベース内の他のテーブルまたは他のデータベースはバインドできません。
ファイルまたはディレクトリを一意に識別するコンポーネント。ローカル ファイルの場合、これらのコンポーネントにはドライブ名、ディレクトリ レベル、およびファイル名が含まれます。一方、クライアントからアクセスされるネットワーク ファイルの場合、これらのコンポーネントにはサーバー名、ボリューム、ディレクトリ パス、およびファイル名が含まれます。
SQL エンジンが渡された SQL ステートメントを分析し、その SQL ステートメントを実行するために必要な内部オペレーションを決定するために使用するメカニズム。
演算処理を中心に行い、ユーザー インターフェイスを提供するフロント エンドの背後で動作するプログラム。たとえば、計算、通信サービス、またはデータ管理に特化したバック エンドがあります。バック エンドはエンジンとも呼ばれます。データベース サーバーおよびフロント エンドも参照してください。
並行制御の 1 つ。実行するタスクはどのようなタイプのロックも実行しません。既にフェッチしてあるレコードを別のタスクが変更した場合、更新または削除オペレーションを実行する前に、そのレコードを再度フェッチする必要があります。並行制御も参照してください。
データを一時的に保持するメモリ内の格納領域。
仮想化のタイプの 1 つ。仮想マシン モニターの構築を容易にする構造上のサポートをハードウェアが提供することで、ゲスト オペレーティング システムは独立して実行できます。ハードウェアが仮想化への取り組みの改善に大きく貢献するので、最も強力な仮想化の形態です。
プログラム、ユーティリティ、または API が特定のオペレーションを実行するために必要とする情報の項目。代替変数も参照してください。
ある列に入力できる有効な値の範囲を定義する列属性。
条件演算子の 1 つ。式の値を指定された値の範囲と比較します。SQL ステートメントで使用する範囲演算子には、CONTAINS と IS NULL があります。条件、条件演算子、式および制限句も参照してください。
検証を参照してください。
あるコンピューターが別のコンピューターに保存されているファイルにアクセスできるようになります。複数のユーザーが自分のコンピューターでアプリケーションを実行し、別のコンピューターに格納されているデータベース ファイルにアクセスできます。
結合を参照してください。
列の値としてヌルを含まないインデックス。ヌルも参照してください。
1 つまたは複数のテーブルから行と列を選択したもの。ビューでは、すべてのデータが 1 つのテーブル内に存在するかのように取り扱われます。ビューに含まれる列は、同じテーブルの列であることもあれば、互いに結合された異なるテーブルの列であることもあります。ビューは一度だけ使用するために作成することもできますが、ビューに名前を付けてデータ辞書の中に保存し、後で再使用することもできます。結合およびテーブルも参照してください。
ディスクに格納されているレコードの集合。ファイルという用語が物理ファイルを指す場合もあります。
ファイルを開く方法。ファイルへのアクセス方法にさまざまな制限を加えます。ファイル オープン モードには、アクセラレイティド、エクスクルーシブ、ノーマル、リードオンリー、およびベリファイがあります。アクセラレイティド、エクスクルーシブ、ノーマル、リードオンリー、およびベリファイも参照してください。
ファイル共有とは、複数のユーザーまたはタスクが同一のファイルに対して同時にオペレーションを実行できる機能のことです。シングル エンジン ファイル共有(SEFS)およびマルチ エンジン ファイル共有(MEFS)と呼ばれたこの技術は、Pervasive PSQL では使用しません。
ワークグループ エンジンでゲートウェイ ロケーター ファイルを使用する設定を含む後継技術については、『Getting Started with Pervasive PSQL』を参照してください。
ファイル サイズやページ サイズなどのファイルに関する情報がある、データ ファイル内のページ。データ ファイルの最初の 2 ページは必ず FCR ページになっています。
データ辞書に格納されているデータ ファイルの記述。
MicroKernel アプリケーションによる不法なアクセスからデータ ファイルを保護するパスワード。Btrieve では、Maintenance ユーティリティを使用するか、または Set Owner オペレーションを実行して、オーナー ネームを割り当てることができます。
プリアロケーションを参照してください。
エクスクルーシブを参照してください。
Btrieve Extended オペレーションでレコードを取得するときに使用できる条件。
Btrieve では伝統的に、フィールドという用語は、キーのセグメントとして指定されているレコードの部分を指すために使用されてきました。ただし、専門的にいうと、Btrieve のレコードにはフィールドはありません。
元のマシンと同じ MAC アドレスおよびシステム ID(SID)を持つ仮想マシンを作成する手順。
データベース設計の第 3 段階。データ型、インデックス、CREATE ステートメント、およびテーブルに対応する物理ファイルのサイズを指定します。
物理マシン上の Pervasive PSQL Vx Server インスタンス。Pervasive PSQL Vx Server インスタンスも参照してください。
仮想化のタイプの 1 つ。ターゲット環境の一部がシミュレートされます。 通常、これはオペレーティング システム全体を仮想マシンで実行(完全仮想化)できないが、多くのアプリケーションが実行できることを意味します。ターゲット環境の特定のハードウェア機能がシミュレートされない場合、それらの機能を使用するアプリケーションはエラーになります。
Btrieve Extended オペレーションを実行する前から存在していた分割ファイルのオリジナル部分。
追加または変更を加えることなく、データベースの一部に対してクエリを実行することができるオペレーション モード。ブラウズ アプリケーションを使用すると、実行するオペレーションを決定する前に、前後にスクロールしてデータを調べることができます。
Pervasive PSQL に名前を渡すとき、辞書名に含まれるブランクを置き換えるために使用する必要がある文字。ブランク置換文字を使用しないと、Pervasive PSQL は辞書名のブランクと式の構成要素間のブランクを区別することができません。有効なブランク置換文字は、キャレット(^)、アンダスコア(_)、およびチルダ(~)です。なお、これらいずれかの文字をブランク置換文字として使用する場合は、名前の定義にその文字を使用しないでください。
レコードをファイルに書き込むときに、レコードの可変長部分に含まれる末尾のブランクを格納しないようにしてディスク容量を節約する方法。
仮想マシンのアクセス制御、組織および制限を論理的にグループ化したもの。それらの仮想マシンは既にロード、設定および認証されており、アイドル/サスペンド状態になっています。仮想マシンをホストするアプライアンスの可能性を除けば、仮想マシンがプールから開始されたときその仮想マシンは何も変更されません。
True または False の論理値、あるいは任意の 2 値データを表すために使用できるデータ型。ブール型には、BIT と LOGICAL があります。
論理条件を指定し、論理値(True と False)を評価する式で使用される演算子。論理演算子には、NOT、AND、および OR があります。 条件も参照してください。
ユーザーとバック エンド(またはエンジン)とのインターフェイスを提供するアプリケーション。たとえば、SQL Data Manager は Pervasive PSQL バック エンドに対するフロント エンドです。バック エンドも参照してください。
クエリの結果を保持するクライアント コンピューター上のキャッシュ。
トランザクション中に他のタスクによってデータが変更されるのを防ぐため、Pervasive PSQL が採用するデータ ロックのレベル。設定したロック レベルにより、あるタスクのトランザクションが同じデータ ファイルのデータを読み込んだり更新しようとする他のタスクの動作にどの程度の影響を与えることができるかが決まります。Pervasive PSQL では、次の 2 つの分離レベルがサポートされています。カーソル安定性(ロックの単位は行またはページ)および排他(ロックの単位はファイル)。並行制御、カーソル安定性、エクスクルーシブ、暗黙ロック、およびトランザクションも参照してください。
ファイルを作成するときにそのファイルに一定のディスク容量を割り当てるための方法。このディスク容量は将来ファイルを拡張するまで保持されます。
データ ファイル ページのレコードを更新する前にそのページのイメージを格納すること。v6.0 より前のエンジンでは、プリイメージングを使って、ファイルの更新中にそのファイルが壊れたり、システム障害が発生した場合の復旧機能を提供していました。
ストアド プロシージャを参照してください。
ストアド プロシージャの内部で定義されている SQL カーソル。
ストアド プロシージャの内部で定義する SQL 変数。
複数のタスクがデータの整合性を維持しながら、同じデータに同時にアクセスできる機能。並行制御も参照してください。
2 つのタスクが同じデータに同時にアクセスしようとしたときに発生する可能性のある衝突を解決するために MicroKernel が使用する方法。Pervasive PSQL の並行制御には、トランザクションに対する分離レベル、Btrieve を使用した明示的なレコードのロック、およびパッシブ コントロールがあります。Btrieve の並行制御には、パッシブ コントロール、レコードのロック、およびトランザクション制御があります。明示的レコード ロック、分離レベルおよびパッシブ コントロールも参照してください。
トランザクションのタイプの 1 つ。指定されたファイルの別の部分で、他のトランザクションが同時に実行できるようにします。並行トランザクションでは、トランザクション中にアクセスするファイルの一部(レコードまたはページ)だけをロックするので、他のトランザクションはそのファイルの別の部分に同時にアクセスすることができます。 排他トランザクションおよび暗黙ロックも参照してください。
データ ファイルの単位ページ。MicroKernel がメイン メモリとディスクとの間を移動させる記憶データの最小単位です。1 つのページには、512 バイトの倍数のデータが含まれます(ただし最大で 4,096 バイト)。
MicroKernel では、次のタイプのページを使用します。
データ ページ -- 固定長レコード(あるいは、可変長レコードの固定長部分)が含まれます。
インデックス ページ -- キー値とその値に関連付けられたレコード(データ ページに格納されている)へのポインターが含まれます。
可変ページ -- レコードの可変長部分が含まれます。
データ ファイル、固定長レコード、キーおよび可変長レコードも参照してください。
ファイル内のページを追跡するために使用される MicroKernel の内部的なインプリメンテーションの一部。シャドウ ページングも参照してください。
データ ロックのレベルの 1 つで、MicroKernel はトランザクションの実行中にファイル全体ではなく個別のデータ ページをロックします。これにより、複数のユーザーが 1 つのトランザクションで同じデータ ファイルの異なるページにアクセスできるようになります。Pervasive PSQL では、ページ レベルのロックはカーソル安定性と呼ばれます。エクスクルーシブおよびトランザクションも参照してください。
テーブルの実際の行と列がある物理データ ファイルに直接関連付けられているテーブル。データが物理テーブルに直接関連付けられていることも、関連付けられていないこともある仮想テーブルとは異なります。データ辞書およびテーブルも参照してください。
ベース テーブルのデータを含む列。
辞書で定義したものとは異なる列名を指定する列属性。列ヘッダーは CREATE VIEW ステートメントで指定します。列属性も参照してください。
ファイル オープン モードの 1 つ。オペレーティング システムにファイルに対するすべての書き込みオペレーションを確認させます。アクセラレイティド、エクスクルーシブ、ファイル オープン モード、ノーマル、およびリードオンリーも参照してください。
Pervasive PSQL が関連行を格納した後で、その行のインデックス列の値を変更できるかどうか決定するインデックス属性。インデックス属性も参照してください。
Btrieve が関連レコードを格納した後で、そのレコードのキー値を変更できるかどうか決定するキー属性。キー属性も参照してください。
Btrieve v5.x では、ファイルの作成後にそのファイルに追加されるインデックスのこと。v5.x では、補足インデックスは削除できますが、ファイルの作成時に作成したインデックスは削除できません。Btrieve v6.0 以降では、繰り返し重複可能なインデックスを指します。
その前後にあるレコードの位置を基準とするレコードの相対的な位置。物理ポジショニングと論理ポジショニングという 2 種類のポジショニングがあります。物理ポジショニングではデータ ファイルのデータ部分に含まれる 3 つの関連するレコードの位置を参照します。一方、論理ポジショニングではデータ ファイルのキー インデックスに含まれる 3 つの関連するレコードの位置を参照します。
MicroKernel データ ファイル ハンドル
仮想化ソフトウェアを使用して仮想マシンを実行するコンピューター。ホスト マシンまたはホスト コンピューターとも呼ばれます。仮想化ソフトウェアがインストールされている物理コンピューターです。
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