Btrieve API Guide (v11)

Step Next(24)

Step Next オペレーション(B_STEP_NEXT)では、次の物理位置として示されるレコードを取得します。トランザクショナル インターフェイスではこのレコードを取得するためにキー パスは使用されません。

Step Next オペレーションを任意の Get または Step オペレーションの直後に実行すると、前のオペレーションで取得されたレコードの物理的に次にあるレコードが返されます。

パラメーター

 
オペレーション コード
ポジション ブロック
データ バッファー
データ バッファー長
キー バッファー
キー番号
送り値

 

 
 
戻り値
 

 
 

前提条件

対象となるファイルが開いていることが必要です。

手順

  1. オペレーション コードに 24 を設定します。オプションで、ロック バイアスも指定できます。
  2. ファイルのポジション ブロックを渡します。
  3. データ バッファー長に取得するレコードの長さ以上の値を設定します。

結果

Step Next オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスではファイル内の次の物理レコードがデータ バッファーに返され、返されたバイト数がデータ バッファー長に設定されます。

Step Next オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。

3
ファイルが開いていません。
9
オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。
22
データ バッファー パラメーターが短すぎます。

ポジショニング

Step Next オペレーションを実行しても、論理カレンシーは確立しません。取得したレコードを現在の物理レコードとして使用し、物理カレンシーが設定されます。

Delete オペレーション(4)の直後に Step Next オペレーションを発行すると、Delete の前のオペレーションで次の物理レコードとして確立されたレコードが返されます。

Open オペレーション(0)の直後に Step Next オペレーションを発行すると、ファイル内の先頭レコードが返されます。


Step Last(34)

Step Next Extended(38)