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ALTER USER ステートメントは、ユーザー アカウントの名前またはパスワードを変更します。
この機能は、『Microsoft ODBC Programmer's Reference』に述べられているように、SQL 文法の拡張です。
Master ユーザーのみがユーザーの名前を変更できます。ほかのユーザーが自身のパスワードを変更するには、WITH PASSORD 句を記述するか、SET PASSWORD を使用します。SET PASSWORD を参照してください。
このステートメントを実行するには、セキュリティ設定が有効になっている必要があります。
このステートメントは、RENAME TO オプションまたは WITH PASSWORD キーワードと共に使用する必要があります。
新しいユーザー名はデータベース内で固有の名前である必要があります。
ユーザー名とパスワードに空白またはその他の非英数文字が含まれる場合は、ユーザー名とパスワードを二重引用符で囲む必要があります。作成されるユーザーの詳細については、ユーザーとグループを参照してください。
メモ
パスワードの制限については、『Advanced Operations Guide』の表 1 「識別子の種類別の制限」および「データベース セキュリティ」を参照してください。
ユーザーとグループの詳細については、『Advanced Operations Guide』の 「Master ユーザー」、「ユーザーとグループ」、および『Pervasive PSQL User's Guide』の「権限の割り当て作業」をすべて参照してください。
次の例では、ユーザー アカウントの名前の変更方法を示します。
アカウント名 pgranger が grangerp に変更されます。
アカウントの名前 pgranger は、非英数文字を含む polly granger に変更されます。
次の例では、ユーザー アカウントのパスワードの変更方法を示します。
ユーザー アカウント pgranger のパスワードは Prvsve1(大文字と小文字を区別)に変更されます。
ユーザー アカウント pgranger のパスワードは、非英数文字を含む Nonalfa$(大文字と小文字を区別)に変更されます。
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