SQL Engine Reference (v11)

Query Plan の設定

2 つの SQL ステートメントによって、クエリ プランを作成するかどうか、また、プランにどのような名前を付けるかを制御できます。どちらのステートメントも SQL セッションにのみ適用されます。

ステートメントは、Pervasive PSQL Control Center 内で、あるいは、Pervasive PSQL データベース エンジンに SQL ステートメントを送信できるユーティリティから実行できます。

表 199 クエリ プラン用 SQL ステートメントの設定
SQL ステートメント
説明
SET QRYPLAN=<on | off>
Query Plan Viewer を使用してクエリ プランを作成するかどうかを、データベース エンジンに指示します。
SET QRYPLANOUTPUT=<NULL | ファイル名>
クエリ プラン ファイルの場所と名前を設定します。NULL は、クエリ プラン ファイルを作成しないように指示します。1 つのクエリ プラン出力ファイルに、複数のクエリのプラン結果を入れることができます。
デフォルトでは、Query Plan Viewer は拡張子が "qpf" のファイル名を探します。ファイル名の拡張子はどんなものでも使用できますし、省略してもかまいません。
たとえば、"select_salary" という名前のクエリ プランを作成し、そのクエリ プランをドライブ D のルートにあるディレクトリ "mydirectory" に保存します。
SET QRYPLANOUTPUT='d:¥mydirectory¥select_salary.qpf'
データベース エンジンがクエリ プランの出力ファイルを作成するため、パスは、データベース エンジンが実行されているマシン上の場所にする必要があります。パスがクライアント側の場所やクライアントのドライブ割り当てを参照していてはいけません。

クエリ プランの検査およびクエリ パフォーマンスの評価も参照してください。


Query Plan Viewer

グラフィカル ユーザー インターフェイス