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このセクションでは、ECAS(Enhanced Common Address Space)インターフェイスによって返されるステータス コードについて説明します。大部分のエラーはシステム エラーであり、Pervasive イベント ログに記録されます。このエラーを受け取った場合は、通常、環境またはメモリ割り当てが不安定になっているため、マシンを再起動する必要があります。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションはコンポーネント ライブラリの初期化に失敗しました。この状況の詳細については、環境変数を「PVSW_DISP_LOAD_ERRS=AIF」に設定し、アプリケーションを再実行して調べることができます。この設定により、サービス DLL がモジュールのロード エラーを画面に表示できるようになります。ただし、この環境変数の設定は、モジュールのロード エラー診断にのみ使用してください。それ以外の場合に設定してはいけません。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは W3UPIXYY.DLL の検索またはロードに失敗しました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは無効なバージョンの W3UPIXYY.DLL を見つけました。この問題は、破損したバージョンの W3UPIXYY.DLL が原因で発生した可能性があります。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションはシステム セマフォの作成に失敗しました。この問題は、オペレーティング システムのリソース不足が原因で発生した可能性があります。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションはワークグループ エンジンとのセッション確立に失敗しました。これはシステム エラーです。
お使いの環境にサーバー エンジンだけが入っているお客様によっては、1 つまたは複数のクライアント ワークステーションの PVSW.LOG ファイルにステータス 8505 と 8517 の組み合わせが頻繁に報告されます。これはほとんどの場合、ローカル ワークグループ エンジンがインストールされていないのに、ワークステーション クライアントがこのエンジンに接続するように設定されていることが原因で発生します。
メモ
環境にワークグループ エンジンが入っているかどうかが確かでない場合は、アドミニストレーターを使用して確認してください。下記の手順によって、ローカル ワークグループ エンジンへのアクセスが無効になります。
クライアントがこの接続を試行しないようにするには、次の手順に従います。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは MicroKernel、W3MKDE.DLL のロードに失敗しました。この問題は、W3MKDE.DLL が見つからないために発生した可能性があります。
アプリケーションはワークグループ エンジンとのセッションを失いました。
アプリケーションはワークグループ エンジンで Btrieve アクセス メソッドの開始に失敗しました。
アプリケーションは MicroKernel の初期化中にタイムアウトになりました。この問題は、無効な設定オプションまたはワークグループ エンジンの異常が原因で発生した可能性があります。
詳細については、Pervasive イベント ログ(PVSW.log)を参照してください。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000 以降のバージョンでは使用されていません。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは Scalable SQL、W3SSQL.DLL のロードに失敗しました。この問題は、W3SSQL.DLL が見つからないために発生した可能性があります。
アプリケーションはワークグループ エンジンで SQL アクセス メソッドの開始に失敗しました。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000 以降のバージョンでは使用されていません。
アプリケーションは Scalable SQL の初期化中にタイムアウトになりました。この問題は、無効な設定オプションまたはワークグループ エンジンの異常が原因で発生した可能性があります。
アプリケーションはワークグループ エンジンで Btrieve アクセス メソッドの停止に失敗しました。
アプリケーションは MicroKernel のアンロードに失敗しました。
アプリケーションは SQL アクセス メソッドの停止に失敗しました。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000 以降のバージョンでは使用されていません。
アプリケーションは Scalable SQL のアンロードに失敗しました。
アプリケーションはワークグループ エンジンとのセッションを閉じることができませんでした。
お使いの環境にサーバー エンジンだけが入っているお客様によっては、1 つまたは複数のクライアント ワークステーションの PVSW.LOG ファイルにステータス 8505 と 8517 の組み合わせが頻繁に報告されます。これはほとんどの場合、ローカル ワークグループ エンジンがインストールされていないのに、ワークステーション クライアントがこのエンジンに接続するように設定されていることが原因で発生します。
メモ
環境にワークグループ エンジンが入っているかどうかが確かでない場合は、アドミニストレーターを使用して確認してください。下記の手順によって、ローカル ワークグループ エンジンへのアクセスが無効になります。
クライアントがこの接続を試行しないようにするには、次の手順に従います。
アプリケーションはシステムのメモリの割り当てに失敗しました。このエラーを防ぐには、他のアプリケーションをすべて閉じてからエンジンを再起動する、キャッシュのサイズを減らす、エンジンの設定を変更して開くファイルとファイル ハンドルのいずれかまたは両方の数を少なくする、などの方法があります。
SQL リレーショナル データベース エンジン(SRDE)の自動ロード中に、アプリケーションは W3ODBCEI.DLL のロードに失敗しました。この問題は、W3ODBCEI.DLL が見つからないために発生した可能性があります。
アプリケーションは SQL リレーショナル データベース エンジン モジュールの初期化中にタイムアウトになりました。この問題は、無効な SRDE 設定オプションまたはワークグループ エンジンの異常が原因で発生した可能性があります。
アプリケーションは SRDE モジュールのアンロードに失敗しました。
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