Getting Started with Pervasive PSQL (v11)

Pervasive PSQL の一般的な問題のトラブルシューティング

このセクションでは、Workgroup 製品をインストールする際、または初めて使用する際に発生する可能性のある問題について説明します。

ステータス コード 7224 が返された、あるいは自分のライセンスが License Administrator ユーティリティに表示されなくなりました。

この状況は、Windows Vista 以上のオペレーティング システムで、Pervasive PSQL Workgroup をアプリケーションとしてインストールした場合に発生することがあります。Windows Vista 以上のユーザー アクセス制御(UAC)を使用する OS の場合、アプリケーションはユーザーの管理者権限を継承しません。

Pervasive PSQL ワークグループ エンジンをサービスとしてインストールする、またはエンジンを一旦停止し、管理者としてそのエンジンを起動した後、コマンド ラインまたは GUI バージョンの License Administrator を管理者として実行し、ライセンスを認証してください。

PCC で設定を変更しましたが、変更内容が有効になっていません。

データベース エンジンを停止して再起動してください。エンジン設定コンポーネントの変更を行った場合は、その変更を有効にするためにデータベース エンジンを停止し、再起動する必要があります。データベース エンジンの起動と停止については、データベース エンジンが起動するかどうかのチェックを参照してください。

Windows Vista にインストールされたワークグループ エンジンで PCC を使用してデータベースを新規作成しようとしたらステータス コード 7012 が返されました。

PCC でデータベースを新規作成する場合、新しいデータベースの名前が dbnames.cfg に追加され、対応するシステム DSN を作成するためにエントリが ODBC.INI レジストリに追加されます。

Microsoft Vista オペレーティング システムではレジストリ アクセスに対する制約があるため、データベース システム DSN を作成できるようにするにはワークグループ エンジンを昇格モードで実行するようにしてください。

システム DSN の作成に成功すれば、ユーザーはワークグループ エンジンを起動してその DSN を使用することができます。


メモ

Windows Vista では、標準ユーザーがユーザー DSN を作成する際にこの制約を受けることはありません。


アプリケーションが正常に実行された後で、ステータス コード 95(無効なセッション)が返されました。

アプリケーションのデータベース エンジンとのセッションが失われています。これは、前述のトラブルシューティング例のように、設定値を変更した後でデータベース エンジンを再起動する必要がある場合などに発生する可能性があります。データベース エンジンを停止すると、その時点で実行されていたアプリケーションのデータベース エンジンとのセッションが失われます。通信を再確立するためには、すべてのユーティリティをいったん停止した後で再起動する必要があります。

このステータス コードが返される可能性があるその他のケースについては、『Status Codes and Messages』マニュアルを参照してください。

Pervasive PSQL アプリケーションをインストールしたら、ほかのアプリケーションが使用できなくなりました。

最新の DLL で上書きされた場合は、Pervasive PSQL インストール時に自動的に作成されるバックアップ ディレクトリを使用して、上書きされた DLL を元に戻すことができます。

DOS コンポーネントが正しく機能していることを確認する方法が知りたいのですが。

Pervasive では、DOS コンポーネントが適切に機能していることを確認できるよう、BUTIL.EXE の DOS バージョンが用意されています。このファイルは、Pervasive PSQL プログラム ファイルがデフォルトでインストールされるディレクトリの PSQL¥BIN フォルダーにインストールされます。

プログラムが異常終了した後に、アプリケーションを再起動できなくなりました。

データベース エンジンが不正に停止された場合、そのコンポーネントがメモリに残ることがあります。

Ctrl + C キー を使用、または処理の中断によってアプリケーションが異常終了した後にプログラムを再起動できない場合

  1. システムをシャット ダウンして、再起動します。
  2. この問題の発生を防止するため、アプリケーションを異常終了させないようにしてください。

ワークグループ エンジンがアプリケーションで使用されません。

以前の Pervasive PSQL リクエスターがインストールされており、その後 Pervasive PSQL v11 SP3 ワークグループ エンジンをインストールした状況で、アプリケーションがリクエスターのみを使用していた場合は、古い設定でローカル アクセスが無効になっている可能性があります。Pervasive PSQL v11 SP3 ワークグループ エンジンのインストール プログラムは、既存の設定を上書きしません。ローカル アクセスを有効にする方法については、サーバー エンジンとワークグループ エンジンの同時使用を参照してください。

Pervasive PSQL オンライン ドキュメントにアクセスする方法を知りたいのですが。

オンライン マニュアルにアクセスするには

  1. オペレーティング システムの[スタート]メニューまたはアプリ画面から[PSQL Control Center およびドキュメント]にアクセスします。
  2. PCC インターフェイスの[ようこそ]ページで目的のマニュアル名をクリックします([ようこそ]ページが開かれていなかった場合は、[ヘルプ]メニューから[ようこそ]をクリックします)。

インストール中に、"セットアップでは、新しいパスが長すぎるため、autoexec.bat の PATH ステートメントは更新されませんでした" とのエラー メッセージが表示されました。

このメッセージは、更新される PATH 定義が長すぎる(環境領域の制限文字数を超えている)ために、インストール プログラムが PATH 環境変数を更新することができなかった場合に表示されます。config.sys で定義されている環境領域を増やす方法についての情報は、Microsoft KnowledgeBase で該当する記事を参照してください。

このメッセージが表示された場合、REM ステートメント(コメント)が autoexec.bat ファイルに追加されます。REM ステートメントには入力された PATH の値が含まれています。PATH ステートメントは手動で変更することができます。

可能であれば、PATH の値が環境領域(制限文字数)範囲内に収まるインストール ディレクトリの場所に製品をインストールすることが最良の方法です。


キーの状態:"検証失敗" または "無効"

Windows で Pervasive PSQL をアンインストールした後の問題