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自動再接続機能の Pervasive Auto-Reconnect(PARC)を使用すると、クライアント/サーバーまたはワークグループ アプリケーションは、一時的なネットワークの中断時にも現在のデータベース オペレーションを中止しません。Pervasive PSQL がネットワークの中断を検出すると、設定可能な指定時間ごとに自動的に再接続を試行します。この機能はクライアントのコンテキストも維持するので、通信が再確立されたとき、ネットワークの中断が起こったときとまったく同じようにデータベース アクセスが継続されます。
この機能は、アプリケーションのコンテキストを維持し、ネットワーク通信が中断されたときにクライアントまたはサーバーがその時点でデータを送信しようとしていたかどうかにかかわらず、再接続を試行します。
ネットワークが中断したとき、一定の待ち時間の経過ごとに再接続が試行されます。すべての接続で、0.5、1、2、4、8 秒ごとに継続的に再接続が試行され、その後、自動再接続タイムアウトの値に達するまで 8 秒ごとに試行されます。最大待ち時間に達しても接続に成功しない場合、現在のオペレーションは失敗し、クライアントの接続はリセットされます。最大の待ち時間は 45 秒から 65,635 秒の間に設定できます。
この機能はデフォルトで使用不可になっています。この機能を動作させるには、クライアントとサーバーの両方の設定で、「自動再接続の有効化(Windows のみ)」を選択する必要があります。待ち時間の値は、サーバー設定の「自動再接続タイムアウト」を使って行うことができます。
この機能は、Btrieve、ODBC、および DTI 接続でサポートされています。
Btrieve 通信サーバーは、トランザクション ログ ディレクトリに *.PAR または *.SAR ファイルを書き込むことがあります。これらは、サーバーがクライアントに送信しようとした最新のアイテムのコンテキストを含むテンポラリ ファイルです。再接続が行われると、クライアントはデータの再送信を要求します。サーバーはこれらのファイルを読んで適切なデータを取得します。これらのファイルは、データが読み取られたあと、接続が最終的に終了するときにサーバーが削除します。
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