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以下のトピックは Pervasive PSQL のインストール後の確認に役立ちます。
次の表は、RPM パッケージャーがインストールしたパッケージを調べることができるコマンドの一覧です。このコマンドは大文字小文字が区別されます。
オプションで、インストール後処理スクリプトが終了したら、Linux の ps
ユーティリティを使用してデータベース エンジンが実行されているかどうかを確認できます。コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
一般的に、Pervasive PSQL Server のデフォルト設定はそのまま使用しても問題はありません。設定を変更する必要がある場合は、「設定」を参照してください。
すべての設定を調査する場合は、『Advanced Operations Guide』の「設定リファレンス」を参照してください。
Linux クライアントのすべての設定については、『Advanced Operations Guide』の 「Linux クライアント設定プロパティ」で説明しています。
クライアントについての詳細は、このマニュアルの 「Pervasive PSQL Client(Windows 版)のインストール」および「クライアント用のネットワーク通信の設定」も参照してください。
この情報は、静的 IP アドレスを使用する Linux クライアントのみを対象とした説明です。DHCP を使用し、DSN で名前付きアドレスを解決する場合この説明は無用です。
Pervasive PSQL Monitor ユーティリティを使用して Linux クライントを監視する場合、ネットワークを介して転送されるクライアント IP アドレスには「ホスト」ファイルで設定されている値を使用します。システム名と IP がこの「ホスト」ファイルに追加されていない場合は、ネットワーク通信では 127.0.0.1 または ::1(ループバック アドレス)というローカル ホストの IP アドレスが使用されます。
ループバック アドレスを正しい IP に修正した、あるいはシステム名と IP を Linux クライアントの「ホスト」ファイルに追加した場合、Monitor ユーティリティにはクライアント名が正しく表示されます。
インストールが完了した後で、clilcadm ユーティリティを使用してユーザー カウント ライセンスを更新しなければならない場合があります。この更新は、クライアントから Pervasive PSQL を使用する前にいつでも行うことができます。更新方法については、『Pervasive PSQL User's Guide』に記載されています(「ライセンス管理」を参照)。clilcadm に関する詳細については Linux の man page にも記載されています。『Pervasive PSQL User's Guide』でも clilcadm について説明しています(「clilcadm」を参照してください)。
メモ
clilcadm ユーティリティを実行するには、pvsw グループのメンバーである必要があります。詳細については、「Linux での Pervasive PSQL のアカウント管理」を参照してください。
インストール後に問題が生じた場合は、「インストール後のトラブルシューティング」を参照してください。製品のインストール後の操作に関する一般的な質問は次のとおりです。
下記の表は、Pervasive PSQL 製品を Linux にインストールした場合の主要なディレクトリとファイルの一覧です。$PVSW_ROOT は、ファイルがインストールされるルート ディレクトリを指します。デフォルトで、これは /usr/local/psql に設定されます。特に示されていない限り、主要なディレクトリやファイルは 32 ビット製品と 64 ビット製品で同じです。
アップグレード インストールの場合、既存の Pervasive PSQL ファイルが最新のバージョンに更新されます。
Pervasive PSQL Server でインストールされるドキュメントには以下のものがあります。
コマンドライン ユーティリティ用には man page が提供されます。man page を使用できるようにするには、MANPATH 環境変数に $PVSW_ROOT/man
を追加します。
man page は Pervasive PSQL Server または Pervasive PSQL Client のインストール時に一緒にインストールされます。これらはユーザー マニュアルのインストールには含まれていません。
Pervasive PSQL のドキュメント ライブラリには、Pervasive PSQL エンジンおよびソフトウェア開発者キット用のユーザー マニュアル、またデータベース用語の用語集などユーザー向けドキュメントの完全なセットが含まれています。
Pervasive PSQL ドキュメント ライブラリを表示するには
ドキュメント ライブラリのビューアーは Pervasive PSQL Control Center(PCC)に組み込まれていることに注意してください。ドキュメント ライブラリは、PCC インターフェイスの[ようこそ]ビュー、[ヘルプ]メニュー、F1(Windows)または Shift + F1(Linux)キーを押すことによって開くことができます。
readme_psql.htm のリリース ノートにはユーザー マニュアルには含まれない最新の情報が記載されています。リリース ノート ファイルは /usr/local/psql/docs/ ディレクトリにあります。
『Pervasive PSQL User's Guide』の 「Linux での PCC の起動」、および『DDF Builder User's Guide』の「コマンド ラインから DDF Builder を起動する」を参照してください。
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