Data Provider for .NET Guide (v11)

ADO.NET データ プロバイダーについて

ADO.NET データ プロバイダーは、Microsoft .NET Framework バージョン 2.0、3.0、3.5、3.5 SP1、4.0、および 4.5 に準拠しています。データ プロバイダーは 100% マネージ コードで構築されています。つまり、完全に共通言語ランタイム(CLR)の内部で、実行およびデータベースへの接続が行えます。

クライアント ライブラリや COM コンポーネントなどネイティブ オペレーティング システムで実行するコードはアンマネージ コードと言います。マネージ コードとアンマネージ コードは 1 つのアプリケーション内に混在させることができます。ただし、アンマネージ コードは共通言語ランタイムの外部にまで影響が及ぶため、現実的には複雑になり、パフォーマンスも低下します。また、セキュリティの危険にさらすことにもなりかねません。

名前空間

ADO.NET データ プロバイダーの名前空間は、Pervasive.Data.SqlClient です。Pervasive PSQL データベースに接続するときに、Pervasive.Data.SqlClient 名前空間で PsqlConnection オブジェクトと PsqlCommand オブジェクトを使用します。

次のコードは、ADO.NET データ プロバイダーの名前空間をアプリケーションに組み込む方法を示しています。

C#

// Pervasive PSQL へアクセスします 
using System.Data; 
using System.Data.Common; 
using Pervasive.Data.SqlClient; 

Visual Basic

' Pervasive PSQL へアクセスします 
Imports System.Data 
Imports System.Data.Common 
Imports Pervasive.Data.SqlClient 

アセンブリ名

ADO.NET データ プロバイダー用の厳密な名前のアセンブリは、インストール時にグローバル アセンブリ キャッシュ(GAC)に配置されます。アセンブリ名は Pervasive.Data.SqlClient.dll です。

Pervasive.Data.Common アセンブリには、バルク ロードのサポートなどの機能が含まれます。


ADO.NET データ プロバイダー

ADO.NET データ プロバイダーでの接続文字列の使用