Btrieve API Guide (v11)

Get Last(13)

Get Last オペレーション(B_GET_LAST)では、指定されたキーに基づいて末尾の論理レコードを取得します。末尾のキー値が重複している場合は、同じキー値を持つグループの中で末尾のレコードが返されます。Get Key(+50)バイアスを使うと、ファイル内に値が存在するかどうかを検出することもできます。一般に、Get Key オペレーションの方が高速に処理されます。

パラメーター

 
オペレーション コード
ポジション ブロック
データ バッファー
データ バッファー長
キー バッファー
キー番号
送り値

 

 

戻り値
 

 

前提条件

手順

  1. オペレーション コードに 13 を設定します。オプションで、ロック バイアスも指定できます。
  2. ファイルのポジション ブロックを渡します。
  3. データ バッファー長に取得するレコードの長さ以上の値を設定します。
  4. キー番号にキー パスを設定します。システム定義のログ キー(システム データ)を使用するには、125 を指定します。

結果

Get Last オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスでは要求したレコードがデータ バッファーに返され、対応するキー値がキー バッファーに格納され、さらにそのレコードの長さがデータ バッファー長に返されます。

Get Last オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。

3
ファイルが開いていません。
6
キー番号パラメーターが不正です。
9
オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。
22
データ バッファー パラメーターが短すぎます。

ポジショニング

Get Last オペレーションを実行すると、完全な論理カレンシーおよび物理カレンシーが確立し、取得したレコードが現在のレコードになります。論理位置の直後は、ファイルの末尾よりも後を指すことになります。


Get Key(+50)

Get Less Than(10)