|
[データ]メニューのコマンドを使用して、データ ファイルのレコードをインポート、エクスポート、およびコピーすることができます。また、ロール フォワード機能を利用して、システム エラー発生後にデータを修復することも可能です。ロール フォワードについては、「ロール フォワード コマンド」を参照してください。
データを保存すると、ASCII ファイルのレコードは、以下の形式になります。以下の仕様に従うことにより、ASCII テキスト エディターを使用してロード可能なファイルを作成できます。多くのテキスト エディターでは、バイナリ データを編集することができないので注意してください。
図 31 は、入力 ASCII ファイルのレコード形式です。この例では、データ ファイルに 40 バイトのレコード長が定義されています。
以下のデータに関する作業は Maintenance ユーティリティを使用して行うことができます。
Maintenance ユーティリティでは、ASCII ファイルから標準データ ファイルにレコードをインポートすることができます。この処理では、データ変換は行われません。テキスト エディター、または Maintenance ユーティリティを使用してインポート ファイルを作成することが可能です(ASCII ファイルへのレコードのエスクポート参照)。
ASCII データをインポートするには
Maintenance ユーティリティでは、データ ファイルから ASCII ファイルにレコードをエクスポートすることができます。
ASCII レコードをエクスポートするには
保存元 MicroKernel ファイル
|
保存する既存 MicroKernel 互換ファイルの名前を指定します。
|
保存先シーケンシャル ファイル
|
作成するシーケンシャル ファイルの名前を指定します。
|
インデックスを使用する
|
エクスポートするレコードをソートする際に、指定したインデックスを使用します。デフォルトでは、Maintenance ユーティリティでインデックスは使用されず、レコードはデータ ファイル内の物理ポジションに従ってエクスポートされます。
|
|
内部インデックス番号:
指定したキー番号を使用します。[保存元 MicroKernel ファイル]ボックスのファイルを変更した場合は、[インデックス リストをリフレッシュ]をクリックして使用可能なインデックスを更新します。 |
|
外部インデックス ファイル:
指定した外部インデックスを使用します(外部インデックスの作成は、インデックスの作成参照)。 |
方向
|
前方:これがデフォルトの設定で、データ回復がファイルの先頭から末尾に向かって行われます。
後方:データ回復がファイルの末尾から行われます。 前方から後方:エラーが発生するまで、ファイルを前方から読み込みます。次に、エラーが発生したレコード、または別のエラーが発生したレコードまで、ファイルを末尾から読み込みます。 後方から前方:エラーが発生するまで、ファイルを後方から読み込みます。次に、エラーが発生したレコード、または別のエラーが発生したレコードまで、ファイルを先頭から読み込みます。 |
Maintenance ユーティリティでは、MicroKernel データ ファイルから別の MicroKernel データ ファイルにデータをコピーすることができます。指定するデータ ファイルの両方のレコード長は、同じでなければなりません。
MicroKernel データ ファイル間でレコードをコピーするには
「ログ、バックアップおよび復元」を参照してください。
|