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アプリケーションでストアド プロシージャを使用できるようにするには、次の手順に従ってください。
ストアド プロシージャから戻り値を取得するには、アプリケーションで PsqlCommand オブジェクトのパラメーター コレクションにパラメーターを余分に追加する必要があります。このパラメーターの ParameterDirection プロパティを ParameterDirection.ReturnValue に設定します。戻り値の取得用のパラメーターは、パラメーター コレクションのどこにあってもかまいません。これは、このパラメーターが、PsqlCommand オブジェクトの Text プロパティにある特定のパラメーター マーカーに対応していないためです。
ストアド プロシージャからの戻り値がない場合は、ParameterDirection プロパティに ReturnValue としてバインドされているパラメーターは無視されます。
ストアド プロシージャがデータベースから ReturnValue を返しても、アプリケーションでそのパラメーターをバインドしていない場合は、データ プロバイダーによってその値が破棄されます。
ADO.NET Entity Framework ユーザーへの注記:PsqlConnection オブジェクトには、拡張された統計情報機能を提供するためのプロパティおよびメソッドが含まれています。これらのメソッドおよびプロパティは、ADO.NET データ プロバイダーでは標準ですが、ADO.NET Entity Framework レイヤーでは利用できません。代わりに、ADO.NET Entity Framework データ プロバイダーは、「疑似」ストアド プロシージャを介して同様の機能を公開します。詳細については、ADO.NET Entity Framework でのストアド プロシージャの使用を参照してください。
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