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Pervasive System Analyzer(PSA)は、以下の操作を実行できるユーティリティです。
このオプションを使用すると、すべての Pervasive コンポーネントと指定した任意のファイルを表示することができます。コンポーネントを検索リストに追加することができます。バージョン、使用状況、ファイル サイズおよびロケーションが表示されます。重複するファイルが判明するので、発生する可能性のある競合を解決することができます。
表示モジュールはマシン上の Pervasive コンポーネントをスキャンし、どのコンポーネントがメモリにロードされているかを判断します。
このオプションを使用すると、Pervasive PSQL クライアントとデータベース エンジン間のネットワーク接続、トランザクショナルおよびリレーショナル インターフェイスの機能をテストすることができます。エラーが検出された場合、PSA は詳細なトラブルシューティング情報を示し、問題解決の役に立ちます。
ネットワーク通信テストは、クライアントまたはワークステーションがネットワーク プロトコルを使用して Pervasive PSQL データベース エンジンがインストールされているマシンと通信できるかどうかを検証します。TCP/IP プロトコルの場合、IPv4 および IPv6 はどちらも数字および名前によるアドレスがサポートされます。IPv6 の詳細については、『Getting Started with Pervasive PSQL』の「ドライブ ベースの形式」も参照してください。
[詳細設定]を使用すると、テストするプロトコルだけでなくストレス テストのメッセージ数も指定することができます。デフォルトでは、ネットワーク テストは、使用可能なすべてのプロトコルを使って接続します。これは、システムにインストールされているプロトコルのうち、Pervasive PSQL での使用が設定されているプロトコルです。『Advanced Operations Guide』の「サポート プロトコル」に記載されている設定パラメーターを参照してください。
選択されたすべてのテストの完了まで、プログレス バーが表示されます。ネットワーク通信のテストに関連する手順は以下のとおりです。
このテストでは、トランザクショナル インターフェイス(Btrieve)を介して Pervasive PSQL データベースへ接続するためのクライアント機能をチェックします。
PSA では、このテストを実行すると、ほとんどのトランザクショナル インターフェイス アプリケーションに共通する基本的なデータベース操作の実行を試行します。コンピューターでこのテストを行うと、以下のことが確認できます。
このテストでは、リレーショナル インターフェイス(SQL)を介して Pervasive PSQL データベースへ接続するためのクライアント機能をチェックします。このテストを実行すると、PSA は一般的な SQL データベース操作の実行を試行します。テスト中は進行状況を示すダイアログ ボックスが表示されます。
コンピューターでこのテストを行うと、以下のことが確認できます。
PSA について、よく寄せられる質問を以下に挙げます。
ログ ファイルのデフォルトのファイル名は PSA.log です。
ファイルの名前は変更できますが、その名前が適用されるのは PSA のそのセッションのみです。次回 PSA を実行した際は、デフォルトの PSA.log に戻ります。
ログ ファイルのデフォルトの保存場所は、Application Data ディレクトリ内にある logs フォルダー内です。
Pervasive PSQL ファイルのデフォルトの保存場所については、『Getting Started with Pervasive PSQL』の 「Pervasive PSQL ファイルはどこにインストールされますか?」を参照してください。
ログ ファイルのデフォルトのロケーションは、常に Windows マシン上の psawizrd.exe が存在する場所です。
ログ ファイルは PSA が実行した処理をすべて記録し、関連するタイムスタンプも含みます。
[ログ ファイルに追加]オプション(図 29 を参照)を選択すると、PSA が実行するたびに新しい情報がログ ファイルへ追加されます。このオプションをクリアすると、ログ ファイルにはその PSA セッションに関する情報のみが含められます。
PSA を起動するにはを参照してください。
PSA を使用する最も一般的な状況を次にリストします。
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