|
次の図は、新規データベースを作成する場合に使用するダイアログ ボックスです。下の表は図の GUI オブジェクトの説明です。(新規データベースを作成するにはも参照してください)。
画像上のそれぞれの領域をクリックするとその詳細が表示されます。
要素
|
説明
|
関連情報
|
---|---|---|
データベース名
|
PCC 内のデータベース一覧に表示されるデータベースの名前。
メモ:データベース名に既存のデータ ソース名(DSN)と同じ名前を使うことはできません。
|
|
場所
|
この場所は、接続しているサーバーと同じサーバーで、データベース エンジンが実行されているサーバーにある必要があります。場所は、サーバー マシンで直接作業しているような形式で指定する必要があります。
|
辞書のロケーション および データ ディレクトリ
|
バウンド
|
データベースが、バインドされているかどうかを示します。データベースをバインドすると、DDF またはデータ ファイルが別のデータベースによって使用されることを防ぎ、データ ファイルが同一データベース内で複数の別のテーブル定義を持つことを防ぎます。
バウンド データベースの詳細については、バウンド データベースと整合性の設定を参照してください。
|
|
辞書ファイルの作成(存在しない場合)
|
データベースと共にデータ辞書ファイル(DDF)を作成するかどうかを指定します。データにリレーショナル(SQL)アクセスするには、辞書ファイルが必要です。
デフォルトでは、辞書ファイルとデータ ファイルは同じ場所に作成されます。データベースを作成後、これらの種類のファイルには別の場所を指定することができます。
通常、DDF ファイルを作成しないことを選択する唯一の状況は、既に DDF が存在する名前付きデータベースでないレガシー データベースがあって、そのデータベースにデータベース名を作成している場合のみです。このような状況下では、データベース エンジンは新しいデータベース名を既存の DDF と関連付けます。
|
|
関係整合性の設定
|
データベースに整合性制約(セキュリティ、RI、トリガー)を設定するかどうかを指定します。これらの制約は、データ ファイルへの ODBC/SQL アクセスだけでなく、Btrieve アクセスにも適用されます。
|
|
長いメタデータ(メタデータ バージョン 2)
|
データベース エンジンでは、メタデータでバージョン 1(V1)とバージョン 2(V2)という 2 つのバージョンをサポートします。(メタデータ バージョン 2 も "長いメタデータ" と呼びます。)
メタデータのバージョンはデータベースのプロパティで、そのデータベース内のすべてのテーブルに適用されます。データベースではメタデータ バージョン 1 を使用するテーブルとメタデータ バージョン 2 を使用するテーブルを一緒に使用することはできません。異なるバージョンのメタデータの DDF はそれぞれ情報をやり取りすることができません。
|
『SQL Engine Reference』の「メタデータのバージョン」
『SQL Engine Reference』のシステム テーブル
|
データベース コード ページ
|
データベースのコード ページ プロパティを指定します。デフォルトは、"サーバーのデフォルト" で、サーバーのデフォルト システム コード ページを意味します。
このプロパティを詳しく説明しているセクションの「関連情報」列を参照してください。
|
|
32 ビット エンジン DSN の作成
|
ODBC アクセスを行うには、データベース名を指すデータ ソース名(DSN)を設定する必要があります。デフォルトで、新しい DSN の名前はデータベース名と同じになります。複数の DSN が同じ名前付きデータベースを指すことができます。
デフォルトでは、エンコード変換オプション "なし" で DSN を作成します。
メモ:作成する DSN は 32 ビット エンジン DSN である必要があります。 PCC では 64 ビット DSN を作成できません。
ODBC インターフェイス ユーティリティを使用して 64 ビット DSN を作成します(Windows の ODBC アドミニストレータなど)。DSN 名は、ビット数が同じであれば固有の名前でなければなりません。32 ビット DSN と 64 ビット DSN は、ビット数が異なるのでそれぞれ同じ名前を持つことができます。
|
『SQL Engine Reference』の 「DSN と ODBC アドミニストレーター」
『SQL Engine Reference』の「自動」
『SQL Engine Reference』の「なし」
|
|