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Getting Started with Pervasive PSQL (v11) |
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以前のバージョンから Pervasive PSQL v11 SP3 へのアップグレード
以前のバージョンの Pervasive PSQL から Pervasive PSQL v11 SP3 へアップグレードする場合は、初めてインストールしたときと同じ手順に従って行ってください。インストール手順の詳細については、第 4 章 「Pervasive PSQL Server(Windows 版)のインストール」を参照してください。
Pervasive PSQL v9 より前のバージョンから Pervasive PSQL v11 SP3 へアップグレードする場合は、Pervasive PSQL v11 SP3 をインストールする前にその古いバージョンをアンインストールしておく必要があります。Pervasive PSQL v9 からアップグレードする場合は、そのバージョンが削除される前に Pervasive PSQL v11 SP3 がそのバージョンをアーカイブします。
古いバージョンからアップグレードして新しいバージョンのすべての機能を使用したい場合は、データ ファイルをリビルドして v9.5 のファイル形式を使用できるようにする必要があります。Rebuild ユーティリティを使用してデータ ファイルを変換する方法の詳細については、『Advanced Operations Guide』の「データ ファイルの変換」を参照してください。
Pervasive PSQL v9 からのアップグレードの場合、ptksetup.ini で定義されている設定のみが移行されます。
新しいメジャー リリースの Pervasive PSQL にアップグレードする場合、その前の Pervasive PSQL 製品で用いたキーは無効になることに注意してください(たとえば、Pervasive PSQL v10 から Pervasive PSQL v11 へのアップグレードなどです)。アップグレード後に Pervasive PSQL を認証するには新しいメジャー リリース用のキーを入手する必要があります。
Pervasive PSQL v11 SP3 へアップグレードする際の検討事項
製品に関する最新情報を確認したら、以下にリストする留意点を検討してアップグレードのインストール準備を完了してください。
- Pervasive PSQL アプリケーション - 現在お使いの環境で使用している旧バージョンの Btrieve または Pervasive PSQL アプリケーションを把握しておいてください。ArcServe などのクライアントおよびサーバー ベースのアプリケーションの両方を必ず含めてください。
- ベンダー仕様情報 - アプリケーション ベンダーが Pervasive PSQL を使って開発した製品に関する仕様情報を確認してください。
- TCP/IP プロトコル - お使いの TCP/IP ネットワークが正しく構成されており(サーバーに対して名前で ping を正常に実行できるようにしてください)、クライアントとサーバー間(それぞれのコンピューター上も含む)でファイアウォールを構成してデータベース トラフィックを渡すようにする必要があります。「Windows ファイアウォール」を参照してください。
- DOS リクエスター - DOS アプリケーションは BTRBOX リクエスターでのみサポートされます。ネイティブの DOS マシンはアップグレード前に Win32 プラットフォームに移行する必要があります。DOS アプリケーションは 64 ビット Windows プラットフォームではサポートされません。このため、BTRBOX は 64 ビット Windows プラットフォームではサポートされません。
- 新機能とファイルのリビルド - 新しいバージョンのすべての機能を利用するには、データ ファイルをリビルドしてこれらのファイルが最新バージョンのファイル形式を使用できるようにする必要があります。『Advanced Operations Guide』で Rebuild ユーティリティを使用したデータ ファイルのリビルドについて詳しく説明している章を参照してください。
- データ ファイルのバックアップ - アップグレードのインストールを行う前に、現存するすべてのデータ、データベース エンジン ファイルおよび設定を必ずバックアップしておいてください。
 Pervasive PSQL(Windows 版)のアップグレード |
 Pervasive PSQL へのアップグレード後の一般的な質問 |
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