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What's New in Pervasive PSQL (v11) |
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各種ユーティリティ
このセクションでは、Pervasive PSQL の各種ユーティリティに対し追加された新機能および修正された機能について説明します。
Pervasive Control Center(PCC)
PCC には、以下の変更点があります。
Capacity Usage ビューアー
PCC では、すべてのデータベース エンジンの同時セッション数とデータ使用量をグラフ化して監視できる機能が含まれるようになりました。この「Capacity Usage ビューアー」と呼ばれるビューアーは特に、PSQL Server から PSQL Vx Server への移行を検討する際に役立ちます。なぜなら、これら 2 つのエディションにはライセンス方法に違いがあるからです。
このビューアーへアクセスするには、Pervasive PSQL エクスプローラーで、対象とするデータベース サーバーを右クリックし、コンテキスト メニューから[Capacity Usage ビューアー]を選択します。
『Pervasive PSQL User's Guide』の 「Capacity Usage ビューアー」を参照してください。
Monitor
PCC に Monitor ユーティリティが組み込まれるようになりました。このユーティリティにアクセスするには、Pervasive PSQL エクスプローラーで、対象とするデータベース エンジンを右クリックし、コンテキスト メニューから[Server Monitor]を選択します。
この組み込み Monitor は一連のタブ形式で情報を表し、GUI Monitor および CLI Monitor と同じ機能を提供します。さらに、この組み込み Monitor を使用すれば、より多くのデータ表示、表示するデータ列の選択、およびデータ列の並べ替えが行えます。複数のエンジンを同時に監視したり、それらを並べて比較したりすることもできます。
GUI Monitor と CLI Monitor も Pervasive PSQL に含まれています。ただし、GUI Monitor の使用は推奨しません。これは将来的には製品から削除される予定です。この代わりとなるのが PCC に組み込まれた Monitor です。この Monitor は今後のリリースで機能が強化されます。
『Pervasive PSQL User's Guide』の 「Monitor」、および『Advanced Operations Guide』の「データベース リソースの監視」を参照してください。
License Administrator
次の表では License Administrator の変更点の概要を示します。詳細については、『Pervasive PSQL User's Guide』の 「ライセンス管理」 を参照してください。
表 5 License Administrator の変更点
変更
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タイプ
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説明
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修復機能
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追加
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修復機能を使用すると、「検証失敗」または「無効」の状態になっている製品キーを修復することができます。また、この修復プロセスは同一マシン上でのキーの再認証も行います。キー 1 つにつき、デフォルトで最大 5 回まで修復が可能です。
License Administrator は、製品版の Pervasive PSQL に対する修復の実行を確認するメッセージを表示します。そのライセンスがエンド ユーザー使用許諾契約書に定める諸条件に従って使用されていること、およびそのライセンスで許容される最大マシン数より多くのマシンにインストールされていないことを確認してください。
状況によっては、修復できないキーもあります。しかし、マシンのハードウェア構成の変更が原因でキーの状態が変わり、そのマシンがまだ稼働中である場合は、修復が適切な解決策です。
GUI の場合は、[修復]ボタンまたは製品キーの右クリック メニューからこの機能にアクセスできます。
CLI の場合、repair オプションでこの機能にアクセスできます。
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[適用]から[認証]
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変更
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本リリースでは、理解を高めるために特定の用語が変更されています。Pervasive PSQL が正規品であることを保証するためのキーとマシン署名の関連付け操作を表すために、「認証」という用語を使用します。
GUI の場合、[適用]ボタンのラベルは[認証]になりました。
CLI の場合、"apply" オプションは "authorize" オプションになりました。旧バージョンとの互換性を保つため、CLI は本リリースでも "apply" オプションを受け付けますが、ユーティリティのヘルプ情報にこのオプションの記載はもうありません。
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[削除]から[認証解除]
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変更
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本リリースでは、理解を高めるために特定の用語が変更されています。キーとマシン署名の関連付けを解除する操作を表すために、「認証解除」という用語が使用されます。
GUI の場合、[削除]ボタンのラベルは[認証解除]になりました。
CLI の場合、"delete" オプションは "deauthorize" オプションになりました。旧バージョンとの互換性を保つため、CLI は本リリースでも "delete" オプションを受け付けますが、ユーティリティのヘルプ情報にこのオプションの記載はもうありません。
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検証機能
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削除
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検証は認証と混同されることが多かったため、それを解消するために検証機能を GUI から削除しました。さらに、修復機能と認証機能にはキーの検証を含めました。これで検証操作を単独で行う必要がなくなりました。
旧バージョンとの互換性を保つため、CLI License Administrator では本リリースでも "validate" オプションを受け付け、ユーティリティのヘルプ情報にもこのオプションを記載しています。
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リフレッシュ機能
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削除
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License Administrator を簡素化するために、[リフレッシュ]ボタンが削除されました。Windows オペレーティング システムのリフレッシュ機能(デフォルトで F5 キー)を利用して、License Administrator GUI を更新できます。単独のリフレッシュ機能は必要なくなりました。
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 ライセンス |
 ステータス コード |
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