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このセクションでは、インストール プログラム実行後の操作に関する情報を説明します。インストール後に問題が生じた場合は、第 16 章の インストール後のトラブルシューティングを参照してください。
Pervasive PSQL v10 以降、Windows プラットフォームでは <ドライブ文字>:¥pvsw¥bin にファイルがインストールされなくなりました。この変更は Pervasive PSQL を Microsoft の推奨ガイドラインに適応させるために行いました。
表 3 には、Pervasive PSQL が Windows プラットフォームでプログラムやアプリケーション データ ファイルをインストールするデフォルトの場所の一覧を表示します。表 15 には、Linux プラットフォーム用の情報を表示しています。
アプリケーション データ ファイルとは、一般にシステムが書き込むことができるファイルです。アプリケーション データ ファイルの例としては、ログ ファイル、チュートリアル ファイルおよび DEMODATA や TEMPDB などのデータベース ファイルが挙げられます。
一般に、プログラム ファイルは機能するためにシステムが要求するファイルです。プログラム ファイルの例としては、バイナリ システム ファイル、実行ファイル、ダイナミック リンク ライブラリおよび JAR ファイルなどが挙げられます。
『Pervasive PSQL Vx Product Guide』の Pervasive PSQL Vx Server の動作要件を参照してください。
Microsoft ガイドラインでは、64 ビット コンポーネントは 32 ビット コンポーネントとは別々の場所にインストールするよう勧告しています。Pervasive PSQL 64 ビットのコンポーネントは、64 ビット プログラム ファイルの場所にインストールされ、Windows レジストリで 64 ビット ハイブ下に登録されます。32 ビットのコンポーネントは、32 ビット プログラム ファイルの場所にインストールされ、Windows レジストリで 32 ビット(x86)ハイブ下に登録されます。
デフォルトで、ワークグループ エンジンで 32 ビット クライアントがインストールされます。64 ビット マシン上で実行しているワークグループ エンジンがあり、クライアントとアクセスする必要がある 64 ビット アプリケーション(Btrieve または DTI)がある場合は、同じマシンにワークグループ(32 ビット)エンジンとクライアント(64 ビット)エンジンの両方をインストールできます。それぞれの製品を通常通りインストールします。特別な設定は必要ありません。
以前のバージョンの Pervasive PSQL には、Pervasive PSQL データベースへのアクセスに必要なクライアント ソフトウェアのインストールに使用するイメージが含まれていました。このイメージは Pervasive PSQL v11 SP3 からは必要なくなり、サーバー版やワークグループ版でクライアント(32 ビット)コンポーネントをインストールするようになりました。Pervasive PSQL v11 SP3 クライアント(32 ビットまたは 64 ビット)を使用してクライアント マシンに個別にインストールしてください。
ワークグループ エンジンをインストールする場合、クライアント ソフトウェアのライセンスを持ち、ワークグループ内でデータを共有するすべてのコンピューターにそのクライアント ソフトウェアをインストールする必要があります。各コンピューターにワークグループ エンジンがインストールされると、エンジンごとにデフォルトでクライアント ソフトウェアがインストールされるので、クライアント ソフトウェアを個別にインストールする必要がありません。
メモ
32 ビット クライアント コンポーネントのみがインストールされます。
ドキュメント ライブラリのビューアーは Pervasive PSQL Control Center(PCC)に組み込まれました。ドキュメント ライブラリは、PCC インターフェイスの[ようこそ]ビュー、[ヘルプ]メニュー、F1(Windows)または Shift + F1(Linux)キーを押すことによって開くことができます。
オンライン マニュアルは、Adobe Acrobat(PDF)ファイルの形式でも見ることができます。PDF ファイルは Pervasive PSQL インストール メディアの Books ディレクトリにあります。
旧バージョンの Pervasive PSQL のライセンスはPervasive PSQL v11 SP3 には移行されません。製品の評価版を使用してインストールする場合を除き、Pervasive PSQL v11 SP3 に適用できるライセンスが必要です。
License Administrator ユーティリティの詳細は、『Pervasive PSQL User's Guide』のライセンス管理で説明しています。ユーザー ライセンスに関する情報は、そのマニュアルを参照してください。
インストール時にライセンス番号を入力しなかった場合は評価版がインストールされます。
このライセンスに必要な設定はありません。インストールした後に、License Administrator ユーティリティを使用して、インストールされたライセンスを見ることができます。License Administrator ユーティリティの詳細については、『Pervasive PSQL User's Guide』を参照してください。
インストール時に問題があった場合は、インストール後のトラブルシューティングを参照してください。
インストールが正常終了した場合は、引き続き、サーバーに接続するマシンへのクライアントのインストールおよび設定を行うことで Pervasive PSQL の配布を実行します。第 6 章 Pervasive PSQL Client(Windows 版)のインストールを参照してください。
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