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ユーザーの簡易切り替えは Windows XP Home Edition および Windows XP Professional の機能で、この機能はコンピューターからログオフしなくてもユーザー間の切り替えをできるようにします。複数のユーザーで 1 台のコンピューターを共有し、それぞれのユーザーが実行中のプログラムを閉じないで、ユーザー間を相互に切り替えることができます。ユーザーはすべてコンピューターにローカル接続されており、ネットワークを介してログインされません。一度に 1 人のユーザーだけが対話式にコンピューターを使用できます。
Pervasive PSQL 2000i サーバー エンジンは、Windows XP Professional でも Windows XP Home Edition でもサポートされません。このサポートは次期 Windows Server OS がリリースされてからサポートする予定です。
Pervasive PSQL のこのリリースでは、ユーザーの簡易切り替えをオンにした場合は次の Microsoft の制限が適用されます。これらはオペレーティング システムの制限です。
ユーザーの簡易切り替えは、コンピューター管理者または制限に分類される 2 つのタイプのユーザーのみが許可されます。また、コンピューター管理者のみがユーザーの簡易切り替え機能のオンオフを切り替えることができます。
Windows XP Professional では、ローカル デスクトップとリモート デスクトップの 2 つの操作モードが利用できます。リモート デスクトップは、XP クライアントを使用してリモート コンピューターから XP マシンにアクセスします。多くの点で、リモート デスクトップ機能は Windows 32 ビット プラットフォームのターミナル サービスに似ています。
(XP マシンで Pervasive PSQL クライアントを使用し、ネットワークを介して Pervasive PSQL サーバー エンジンと通信することもできます。クライアントは、Pervasive PSQL でサポートされているほかの Windows プラットフォームの場合と同様に機能します。)
Pervasive PSQL のクライアントおよびワークグループ エンジンをローカル モードで使用する場合には、次の条件が適用されます。ローカル モードはローカル エンジンと通信するローカル クライアントを参照します。
注意
ワークグループ エンジンをコンソール アプリケーションとして実行する場合、エンジンを起動する第 1 ユーザーは、ほかのユーザーがアクセス中にエンジンを停止してはいけません。また、第 1 ユーザーはログオフしてはいけません。これによりエンジンが終了します。
エンジンをコンソール アプリケーションとして実行する代わりに、サービスとして実行することもできます。『Getting Started with Pervasive PSQL』のサービスとしてのワークグループ エンジンの起動を参照してください。
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