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Close オペレーション(B_CLOSE)では、指定されたポジション ブロックに関連付けられているファイルを閉じ、そのファイルに対して実行されたロックをすべて解除します。ファイルへのアクセスを終了するとき、アプリケーションでは必ず Close オペレーションを実行する必要があります。Close オペレーションの実行後は、もう一度 Open オペレーション(0)を発行しない限り、そのファイルにはアクセスできなくなります。
トランザクション中でも、ファイルを閉じることができます。ただし、Close オペレーションを実行しても、トランザクションは終了しません。トランザクションは明示的に終了または中止する必要があります。トランザクションを中止すると、トランザクション中に行われた変更は削除されます。トランザクションを終了すると、変更が反映されます。
メモ
トランザクション中にファイルを閉じた場合、トランザクショナル インターフェイスではそのファイルへの更新を正しく処理できるように、トランザクションが中止または終了されるまでファイルのオープン ハンドルを保持します。ただし、そのファイルのポジション ブロックをアプリケーションで使用することはできなくなります。
Close オペレーションが正常に終了した場合は、閉じたファイルに対応するポジション ブロックは有効でなくなります。
Close オペレーションが正常に実行されなかった場合は、ファイルが開いたままになり、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードが返されます。
Close オペレーションを実行すると、ファイルの物理カレンシー情報および論理カレンシー情報は消去されます。
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