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Get Less Than or Equal オペレーション(B_GET_LE)では、キー番号で指定されたキーが、キー バッファーに指定された値と等しいかそれよりも小さな値を持つレコードを取得します。トランザクショナル インターフェイスではまず、等しいという条件を満たすレコードが検索されます。キーの重複が可能な場合は、同じキー値を持つグループの中で末尾のレコード(作成順)が取得されます。Get Key(+50)バイアスを使うと、ファイル内に値が存在するかどうかを検出することもできます。一般に、Get Key オペレーションの方が高速に処理されます。
メモ
降順キーで Get Less Than or Equal オペレーションを実行する場合、「次に小さな値」というのは、実際にはキー バッファーで指定された値よりも大きな値を指すことになります。
Get Less Than or Equal オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスではレコードがデータ バッファーに、そのレコードのキー値がキー バッファーに、さらにそのレコードの長さがデータ バッファー長に返されます。
Get Less Than or Equal オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。
Get Less Than or Equal オペレーションを実行すると、完全な論理カレンシーおよび物理カレンシーが確立し、取得したレコードが現在のレコードになります。
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