DDF Builder User's Guide (v11)

チュートリアル 2 - DDF Builder でテーブル定義を変更する

古い DDF または不正な DDF を処理する場合にはさまざまなシナリオが発生するので、このチュートリアルではそれぞれのシナリオについて余すところなく取り上げています。そのため、このチュートリアルはさまざまなレッスンで構成され、Btrieve ファイルや既存のテーブル定義で作業するときに発生する可能性のある特定の状況をレッスンごとに詳しく述べています。各レッスンは、混乱を招かないよう 1 つの問題に専念して解決できるよう設計されています。

このチュートリアルは、処理しやすい単位で分割した課題をレッスンごとに取り組むことができるよう整理されています。また、このチュートリアルはトラブルシューティング調査として参照し、発生する可能性がある状況を見つけるということにも利用できます。レッスンの一覧から、探している状況について取り上げているレッスンに進み、有効な解決策を調べることができます。

シナリオ

使用可能な DDF を持つ Btrieve データ ファイルの一群があります。しかし、その DDF のテーブル定義は古いもので変更する必要があります。これはベンダーから古いファイルを受け取った、あるいはアプリケーションが変更されても DDF が適切に更新されていなかったという状況が考えられます。

目的

このチュートリアルの目的は、すべての Btrieve ファイルと既存のテーブル定義を開くことです。DDF Builder の調査結果を検証して必要であれば変更を行い、DDF Builder でそのテーブル定義を保存します。このテーブル定義はデータベース スキーマをミラー化するので、Btrieve ファイルのデータを厳密に表示できます。

このチュートリアルの各レッスン内容は次のとおりです。

レッスン 1 - v3.00 の DDF を使った作業

レッスン 2 - v6.x より前のファイル形式での作業

レッスン 3 - 不正なデータ型とサイズ

レッスン 4 - 列の定義の重複

レッスン 5 - ファイル/フィールド フラグの不一致

レッスン 6 - インデックスの不一致

レッスン 7 - 可変長レコードの不一致

レッスン 8 - レコード長の不一致


チュートリアル 1 - DDF Builder でテーブル定義を作成する

レッスン 1 - v3.00 の DDF を使った作業