|
このセクションでは、システム テーブルの構造について説明します。
X$Attrib システム テーブルは、ATTRIB.DDF ファイルに関連付けられています。X$Attrib には、データベース内の各列の列属性に関する情報が含まれています。つまり、定義した列属性のそれぞれに項目が 1 つあります。X$Attrib の構造は、X$Attrib システム テーブルの構造で説明されています。
1 つの列に複数の属性を定義すると、X$Attrib システム テーブルには、その列 ID に複数の項目が含まれます。つまり、定義した各属性につき 1 つの項目が対応します。 特定の列に列属性を定義しないと、X$Attrib テーブルにその列の項目は含まれません。Xa$Attrs 列に含まれるテキストは、Pervasive PSQL で定義したとおりに表示されます。X$Attrib テーブルでは、X$Attrib システム テーブルのインデックス定義で説明されているようにインデックスが 1 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xa$Id
|
No
|
適用外
|
Yes
|
0
|
1
|
Xa$Type
|
No
|
No
|
No
|
X$Depend システム テーブルは、DEPEND.DDF ファイルに関連付けられています。X$Depend には、テーブル、ビュー、およびプロシージャとトリガーとの依存関係に関する情報が含まれています。X$Depend の構造は次のとおりです。
X$Depend テーブルでは、次のようにインデックスが 2 つ定義されています。
インデックス番号は、X$Index システム テーブルの Xi$Number 列に保管されている値に対応します。また、セグメント番号は、X$Index システム テーブルの Xi$Part 列に保管されている値に対応します。
X$Field システム テーブルは、FIELD.DDF ファイルに関連付けられています。X$Field には、データベースで定義されているすべての列と名前付きインデックスに関する情報が含まれています。X$Field の構造は次のとおりです。
Xe$File 列は、X$File システム テーブルの Xf$Id 列に対応し、テーブルとテーブル内の列のリンクになります。したがって、たとえば次のクエリは、Billing テーブルのフィールド定義をすべて定義順に示します。
SELECT "X$Field".* FROM X$File,X$Field WHERE Xf$Id=Xe$File AND Xf$Name = 'Billing' AND Xe$DataType <= 26 ORDER BY Xe$Offset
Xe$DataType 列の整数値は Pervasive PSQL のデータ型を表すコードです。コードについては、「Pervasive PSQL で使用できるデータ型」を参照してください。
X$Field テーブルでは、次のようにインデックスが 5 つ定義されています。
X$File システム テーブルは、FILE.DDF ファイルに関連付けられています。X$File には、データベースで定義されている各テーブルについて、そのテーブル名、関連テーブルの場所、および Pervasive PSQL が割り当てた固有の内部 ID 番号が含まれています。X$File の構造は次のとおりです。
X$File テーブルには、2 つのインデックスが定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xf$Id
|
No
|
適用外
|
No
|
1
|
0
|
Xf$Name
|
No
|
Yes
|
No
|
X$Index システム テーブルは、INDEX.DDF ファイルに関連付けられています。X$Index には、データベース内のテーブルで定義されているすべてのインデックスに関する情報が含まれています。X$Index の構造は次のとおりです。
Xi$File 列は、X$File システム テーブルの Xf$Id 列に対応します。また、Xi$Field 列は、X$Field システム テーブルの Xe$Id 列に対応します。したがって、インデックス セグメント エントリは 1 つのファイル、1 つのフィールドにリンクされます。
Xi$Flags 列には整数値が含まれ、インデックス属性を定義します。次の表は、ビットがバイナリ値 1 であるとき、Pervasive PSQL が各ビット位置を解釈する方法を示したものです。ビット位置 0 が整数の右端のビットになります。
特定のインデックスの Xi$Flags 列の値は、そのインデックスの属性に対応する 10 進数の値の合計になります。X$Index テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xi$File
|
Yes
|
適用外
|
No
|
1
|
0
|
Xi$Field
|
Yes
|
適用外
|
No
|
2
|
0
|
Xi$File
|
No
|
適用外
|
Yes
|
2
|
1
|
Xi$Number
|
No
|
適用外
|
Yes
|
2
|
2
|
Xi$Part
|
No
|
適用外
|
No
|
インデックス番号は、X$Index システム テーブルの Xi$Number 列に保管されている値に対応します。インデックス番号はゼロから始まります。また、セグメント番号は、X$Index システム テーブルの Xi$Part 列に保管されている値に対応します。
たとえば、Billing テーブルに定義されているインデックス セグメントに関する情報を見るには、次のようなクエリを発行します。
SELECT Xe$Name,Xe$Offset, "X$Index".* FROM X$File,X$Index,X$Field WHERE Xf$Id=Xi$File and Xi$Field=Xe$Id and Xf$Name = 'Billing' ORDER BY Xi$Number,Xi$Part
X$Proc システム テーブルは、PROC.DDF ファイルに関連付けられています。X$Proc には、定義されているすべてのストアド プロシージャのコンパイルされた構造情報が含まれています。X$Proc の構造は次のとおりです。
メモ
ストアド ステートメントおよび外部プロシージャは、Pervasive.SQL 2000i より前のバージョンの Pervasive.SQL ではサポートされていました。Pervasive.SQL 2000i からはストアド プロシージャのみがサポートされています。
X$Proc テーブルでは、次のようにインデックスが 1 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xp$Name
|
No
|
Yes
|
Yes
|
0
|
1
|
Xp$Id
|
No
|
適用外
|
No
|
単一のストアド プロシージャを X$Proc の複数のエントリに保管し、Xp$Name によってリンクすることができます。
X$Relate システム テーブルは、RELATE.DDF ファイルに関連付けられています。X$Relate には、データベースで定義されている参照整合性(RI)制約に関する情報が含まれています。X$Relate は最初の外部キーが作成されるときに自動的に作成され、これにより関係が定義されます。
X$Relate の構造は次のとおりです。
X$Relate テーブルでは、次のようにインデックスが 5 つ定義されています。
X$Rights システム テーブルは、RIGHTS.DDF ファイルに関連付けられています。X$Rights には、各ユーザーのアクセス権情報が含まれています。Pervasive PSQL は、セキュリティ オプションを有効にした場合のみ、このテーブルを使用します。X$Rights の構造は次のとおりです。
列名
|
データ型
|
サイズ
|
大小文字無視
|
説明
|
---|---|---|---|---|
Xr$User
|
USMALLINT
|
2
|
適用外
|
User ID
|
Xr$Table
|
USMALLINT
|
2
|
適用外
|
テーブル ID
|
Xr$Column
|
USMALLINT
|
2
|
適用外
|
列 ID
|
Xr$Rights
|
UTINYINT
|
1
|
適用外
|
テーブルまたは列のアクセス権フラグ
|
Xr$User 列は、X$User テーブルの Xu$Id 列に対応します。また、Xr$Table 列は X$File テーブルの Xf$Id 列に、Xr$Column 列は X$Field テーブルの Xe$Id 列に対応します。
メモ
テーブル アクセス権を記述するシステム テーブル内の各行では、Xr$Column 列の値はヌルになります。
Xr$Rights 列には整数値が含まれ、その右端 8 ビットがユーザーのアクセス権を定義します。次の表は、Pervasive PSQL が値を解釈する方法を説明したものです。この表の値は、単一の Xr$Rights 値に結合される場合があります。
16 進数の値
|
対応する 10 進数の値
|
説明
|
---|---|---|
1
|
1
|
再編成権
|
0x90
|
144
|
テーブルの参照権
|
0xA0
|
160
|
テーブルの変更権
|
0x40
|
64
|
テーブルまたは列の選択権
|
0x82
|
130
|
テーブルまたは列の更新権
|
0x84
|
132
|
テーブルまたは列の挿入権
|
0x88
|
136
|
テーブルまたは列の削除権
|
10 進数の 0 はアクセス権がないことを示します。
特定のユーザーの Xr$Rights 列の値は、そのユーザーに適用されるアクセス権に対応する 16 進数のビット単位の共通部分になります。10 進数の値の合計ではありません。
たとえば、すべてのアクセス権が割り当てられているユーザーの Xr$Rights の値は、次のように表されます。
144 | 160 | 64 | 130 | 132 | 136 = 254
X$Rights テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
X$Trigger システム テーブルは、TRIGGER.DDF ファイルに関連付けられています。X$Trigger には、データベースで定義されているトリガーに関する情報が含まれています。X$Trigger の構造は次のとおりです。
十分な長さのあるトリガーは、TRIGGER.DDF 内の複数の項目を必要とすることがあります。各項目は、Xt$Name フィールドに同一のトリガー名を持ち、Xt$Sequence フィールドで指定された順で使用されます。
X$Trigger テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
トリガーを X$Trigger の複数のエントリに保管して、Xt$Name によってリンクし、Xt$Sequence 順に並べることができます。
X$User システム テーブルは、USER.DDF ファイルに関連付けられています。X$User には、各ユーザーの名前とパスワード、および各ユーザー グループの名前が含まれています。Pervasive PSQL は、セキュリティ オプションが有効になっているときにのみ、このテーブルを使用します。X$User の構造は次のとおりです。
メモ
グループを記述する X$User システム テーブル内の各行では、Xu$Password の列の値はヌルになります。
Xu$Flags 列には整数値が含まれ、その右端の 8 ビットはユーザーまたはグループ属性を定義します。次の表は、ビットがバイナリ値 1 であるとき、Pervasive PSQL が各ビット位置を解釈する方法を示したものです。ビット位置 0 が整数の右端のビットになります。
ビット位置
|
対応する 10 進数の値
|
説明
|
---|---|---|
0
|
1
|
予約済み
|
1
|
2
|
予約済み
|
2
|
4
|
予約済み
|
3
|
8
|
予約済み
|
4
|
16
|
予約済み
|
5
|
32
|
予約済み
|
6
|
64
|
名前はグループ名
|
7
|
128
|
ユーザーまたはグループは、辞書内のテーブルを定義する権限を持っています。
|
特定のユーザーやグループの Xu$Flags 列の値は、そのユーザーまたはグループに適用される属性に対応する 10 進数の値の合計になります。
X$User テーブルでは、次のようにインデックスが 2 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xu$Id
|
Yes
|
適用外
|
No
|
1
|
0
|
Xu$Name
|
No
|
Yes
|
No
|
X$View システム テーブルは、VIEW.DDF ファイルに関連付けられています。X$View には、結合テーブルの情報やビューを定義する制約条件などのビュー定義が含まれています。X$View テーブルにクエリを実行して、辞書に定義されているビューの名前を取得することができます。
X$View テーブルの先頭列にはビュー名が含まれ、第 2 列と第 3 列には LVAR 列の Xv$Misc で検出される情報の説明が含まれています。X$View の構造は次のとおりです。
X$View テーブルでは、次のようにインデックスが 2 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xv$Name
|
Yes
|
Yes
|
No
|
1
|
0
|
Xv$Name
|
No
|
Yes
|
Yes
|
1
|
1
|
Xv$Ver
|
No
|
適用外
|
Yes
|
1
|
2
|
Xv$Id
|
No
|
適用外
|
No
|
単一のビューを X$View の複数のエントリに保管して、Xv$Name によってリンクし、Xv$Id 順に並べることができます。
X$Attrib システム テーブルは、PVATTRIB.DDF ファイルに関連付けられています。X$Attrib には、データベース内の各列の列属性に関する情報が含まれています。つまり、定義した列属性のそれぞれに項目が 1 つあります。X$Attrib の構造は次のとおりです。
1 つの列に複数の属性を定義すると、X$Attrib システム テーブルには、その列 ID に複数の項目が含まれます。つまり、定義した各属性につき 1 つの項目が対応します。 特定の列に列属性を定義しないと、X$Attrib テーブルにその列の項目は含まれません。Xa$Attrs 列に含まれるテキストは、Pervasive PSQL で定義したとおりに表示されます。X$Attrib テーブルでは、次のようにインデックスが 1 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xa$Id
|
No
|
適用外
|
Yes
|
0
|
1
|
Xa$Type
|
No
|
No
|
No
|
X$Depend システム テーブルは、PVDEPEND.DDF ファイルに関連付けられています。X$Depend には、テーブル、ビュー、およびプロシージャなどのオブジェクトとトリガーとの依存関係に関する情報が含まれています。X$Depend の構造は次のとおりです。
X$Depend テーブルでは、次のようにインデックスが 2 つ定義されています。
X$Field システム テーブルは、PVFIELD.DDF ファイルに関連付けられています。X$Field には、データベースで定義されているすべての列と名前付きインデックスに関する情報が含まれています。X$Field の構造は次のとおりです。
Xe$File 列は、X$File システム テーブルの Xf$Id 列に対応し、テーブルとテーブル内の列のリンクになります。したがって、たとえば次のクエリは、Billing テーブルのフィールド定義をすべて定義順に示します。
SELECT "X$Field".* FROM X$File,X$Field WHERE Xf$Id=Xe$File AND Xf$Name = 'Billing' AND Xe$DataType <= 26 ORDER BY Xe$Offset
Xe$DataType 列の整数値は Pervasive PSQL のデータ型を表すコードです。コードについては、「Pervasive PSQL で使用できるデータ型」を参照してください。
X$Field テーブルでは、次のようにインデックスが 5 つ定義されています。
X$File システム テーブルは、PVFILE.DDF ファイルに関連付けられています。X$File には、データベースで定義されている各テーブルについて、そのテーブル名、関連テーブルの場所、および Pervasive PSQL が割り当てた固有の内部 ID 番号が含まれています。X$File の構造は次のとおりです。
X$File テーブルには、2 つのインデックスが定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xf$Id
|
No
|
適用外
|
No
|
1
|
0
|
Xf$Name
|
No
|
Yes
|
No
|
X$Index システム テーブルは、PVINDEX.DDF ファイルに関連付けられています。X$Index には、データベース内のテーブルで定義されているすべてのインデックスに関する情報が含まれています。X$Index の構造は次のとおりです。
Xi$File 列は、X$File システム テーブルの Xf$Id 列に対応します。また、Xi$Field 列は、X$Field システム テーブルの Xe$Id 列に対応します。したがって、インデックス セグメント エントリは 1 つのファイル、1 つのフィールドにリンクされます。
Xi$Flags 列には整数値が含まれ、インデックス属性を定義します。次の表は、ビットがバイナリ値 1 であるとき、Pervasive PSQL が各ビット位置を解釈する方法を示したものです。ビット位置 0 が整数の右端のビットになります。
ビット位置
|
対応する 10 進数の値
|
説明
|
---|---|---|
0
|
1
|
インデックスの重複が可能
|
1
|
2
|
インデックスの変更が可能です。
|
2
|
4
|
オルタネート コレーティング シーケンス
|
3
|
8
|
ヌル値にはインデックスなし(SQL の真のヌルではなく、Btrieve のヌルを参照)
|
4
|
16
|
インデックス内でこのセグメントに別のセグメントが連結
|
5
|
32
|
インデックスの大小文字の区別なし
|
6
|
64
|
インデックスを降順に照合
|
7
|
128
|
ビット 0 = 0 の場合、インデックスは名前付きインデックスです。ビット 0 = 1 かつビット 7 = 1 の場合、インデックスは繰り返し重複キーの方法を使用します。ビット 0 = 1 かつビット 7 = 0 の場合、インデックスはリンク重複キーの方法を使用します。「LINKDUP」を参照してください。リンク重複方法および繰り返し重複方法の詳細な説明については、『Advanced Operations Guide』の重複キーの操作方法を参照してください。
|
8
|
256
|
インデックスは Btrieve の拡張キー タイプ
|
13
|
8,192
|
インデックスは外部キー
|
14
|
16,384
|
インデックスは一部の外部キーが参照する主キー
|
特定のインデックスの Xi$Flags 列の値は、そのインデックスの属性に対応する 10 進数の値の合計になります。X$Index テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
インデックス番号は、X$Index システム テーブルの Xi$Number 列に保管されている値に対応します。インデックス番号はゼロから始まります。また、セグメント番号は、X$Index システム テーブルの Xi$Part 列に保管されている値に対応します。
たとえば、Billing テーブルに定義されているインデックス セグメントに関する情報を見るには、次のようなクエリを発行します。
SELECT Xe$Name,Xe$Offset, "X$Index".* FROM X$File,X$Index,X$Field WHERE Xf$Id=Xi$File and Xi$Field=Xe$Id and Xf$Name = 'Billing' ORDER BY Xi$Number,Xi$Part
X$Proc システム テーブルは、PVPROC.DDF ファイルに関連付けられています。X$Proc には、定義されているすべてのストアド プロシージャのコンパイルされた構造情報が含まれています。X$Proc の構造は次のとおりです。
列名
|
データ型
|
サイズ
|
大小文字無視
|
説明
|
---|---|---|---|---|
Xp$Name
|
CHAR
|
128
|
Yes
|
ストアド プロシージャ名
|
Xp$Ver
|
UTINYINT
|
1
|
適用外
|
バージョン ID。これは将来使用するために予約されています。
|
Xp$Id
|
UINTEGER
|
4
|
適用外
|
Pervasive PSQL によって割り当てられた内部 ID
|
Xp$Flags
|
UINTEGER
|
4
|
適用外
|
ストアド ステートメントは 1、ストアド プロシージャは 2、外部プロシージャは 3
|
Xp$Trustee
|
INTEGER
|
4
|
適用外
|
信頼されるストアド プロシージャは 0、信頼されないストアド プロシージャは -1。信頼されるオブジェクトと信頼されないオブジェクトを参照してください。
|
Xp$Sequence
|
USMALLINT
|
2
|
適用外
|
シーケンス番号。32,765 バイトを超えるプロシージャは、オーバーフローを処理するために PVPROC.DDF 内に複数のエントリを必要とします。各エントリは Xp$Name フィールドに同一のプロシージャ名を持ち、シーケンス番号が割り当てられます。複数のエントリは、Xp$Sequence フィールドを使用して正しく並べられます。
シーケンスはゼロから始まります(最初のシーケンス番号は 0 です)。
|
Xp$Misc
|
LONGVARCHAR
(LVAR) |
32,765
|
適用外
|
ストアド プロシージャの内部表現
|
メモ
ストアド ステートメントおよび外部プロシージャは、Pervasive.SQL 2000i より前のバージョンの Pervasive PSQL ではサポートされていました。Pervasive.SQL 2000i からはストアド プロシージャのみがサポートされています。
X$Proc テーブルでは、次のようにインデックスが 4 つ定義されています。
X$Relate システム テーブルは、PVRELATE.DDF ファイルに関連付けられています。X$Relate には、データベースで定義されている参照整合性(RI)制約に関する情報が含まれています。X$Relate は最初の外部キーが作成されるときに自動的に作成され、これにより関係が定義されます。
X$Relate の構造は次のとおりです。
X$Relate テーブルでは、次のようにインデックスが 5 つ定義されています。
X$Rights システム テーブルは、PVRIGHTS.DDF ファイルに関連付けられています。X$Rights には、各ユーザーのアクセス権情報が含まれています。Pervasive PSQL は、セキュリティ オプションを有効にした場合のみ、このテーブルを使用します。X$Rights の構造は次のとおりです。
Xr$User 列は、X$User テーブルの Xu$Id 列に対応します。Xr$Object 列は、以下のいずれかに対応します。
Xr$Column 列は X$Field テーブルの Xe$Id 列に対応します。
メモ
テーブル、ビュー、ストアド プロシージャのアクセス権を記述するシステム テーブル内の各行では、Xr$Column 列の値はヌルになります。
Xr$Rights 列には整数値が含まれ、その右端 8 ビットがユーザーのアクセス権を定義します。次の表は、Pervasive PSQL が値を解釈する方法を説明したものです。この表の値は、単一の Xr$Rights 値に結合される場合があります。
10 進数の 0 はアクセス権がないことを示します。
特定のユーザーの Xr$Rights 列の値は、そのユーザーに適用されるアクセス権に対応する 16 進数のビット単位の共通部分になります。10 進数の値の合計ではありません。
たとえば、すべてのアクセス権が割り当てられているユーザーの Xr$Rights の値は次のように表されます。
144 | 160 | 64 | 130 | 132 | 136 = 254
ビューに関するすべてのアクセス権が割り当てられているユーザーの Xr$Rights の値は次のように表されます。
64 | 130 | 132 | 136 = 206
ストアド プロシージャに関するすべてのアクセス権が割り当てられているユーザーの Xr$Rights の値は次のように表されます。
192 = 192
X$Rights テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
X$Trigger システム テーブルは、PVTRIG.DDF ファイルに関連付けられています。X$Trigger には、データベースで定義されているトリガーに関する情報が含まれています。X$Trigger の構造は次のとおりです。
X$Trigger テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
X$User システム テーブルは、PVUSER.DDF ファイルに関連付けられています。X$User には、各ユーザーの名前とパスワード、および各ユーザー グループの名前が含まれています。Pervasive PSQL は、セキュリティ オプションが有効になっているときにのみ、このテーブルを使用します。X$User の構造は次のとおりです。
メモ
グループを記述する X$User システム テーブル内の各行では、Xu$Password の列の値はヌルになります。
Xu$Flags 列には整数値が含まれ、その右端の 8 ビットはユーザーまたはグループ属性を定義します。次の表は、ビットがバイナリ値 1 であるとき、Pervasive PSQL が各ビット位置を解釈する方法を示したものです。ビット位置 0 が整数の右端のビットになります。
特定のユーザーやグループの Xu$Flags 列の値は、そのユーザーまたはグループに適用される属性に対応する 10 進数の値の合計になります。
X$User テーブルでは、次のようにインデックスが 2 つ定義されています。
インデックス番号
|
セグメント番号
|
列名
|
重複可能
|
大小文字無視
|
セグメント
|
---|---|---|---|---|---|
0
|
0
|
Xu$Id
|
Yes
|
適用外
|
No
|
1
|
0
|
Xu$Name
|
No
|
Yes
|
No
|
X$View システム テーブルは、PVVIEW.DDF ファイルに関連付けられています。X$View には、結合テーブルの情報やビューを定義する制約条件などのビュー定義が含まれています。X$View テーブルにクエリを実行して、辞書に定義されているビューの名前を取得することができます。
X$View テーブルの先頭列にはビュー名が含まれ、第 2 列と第 3 列には LVAR 列の Xv$Misc で検出される情報の説明が含まれています。X$View の構造は次のとおりです。
列名
|
データ型
|
サイズ
|
大小文字無視
|
説明
|
---|---|---|---|---|
Xv$Name
|
CHAR
|
128
|
Yes
|
ビュー名
|
Xv$Version
|
UTINYINT
|
1
|
適用外
|
バージョン ID。これは将来使用するために予約されています。
|
Xv$Id
|
UINTEGER
|
4
|
適用外
|
Pervasive PSQL によって割り当てられた内部 ID
|
Xv$Trustee
|
INTEGER
|
4
|
適用外
|
信頼されるビューは 0、信頼されないビューは -1。信頼されるオブジェクトと信頼されないオブジェクトを参照してください。
|
Xv$Sequence
|
USMALLINT
|
2
|
適用外
|
シーケンス番号。32,765 バイトを超えるビューは、オーバーフローを処理するために PVVIEW.DDF 内に複数のエントリを必要とします。各エントリは Xv$Name フィールドに同一のビュー名を持ち、シーケンス番号が割り当てられます。複数のエントリは、Xv$Sequence フィールドを使用して正しく並べられます。
シーケンスはゼロから始まります(最初のシーケンス番号は 0 です)。
|
Xv$Misc
|
LONGVARCHAR
(LVAR) |
32,765
|
適用外
|
Pervasive PSQL 内部定義
|
X$View テーブルでは、次のようにインデックスが 3 つ定義されています。
|