PSQL Vx Server Product Guide (v11)

ハイパーバイザー製品および Pervasive PSQL Vx Server ライセンスに関する FAQ

次の表では、ハイパーバイザー製品および Pervasive PSQL Vx Server ライセンスについてよく寄せられる質問(FAQ)を記載しています。

表 9 ハイパーバイザー製品および Pervasive PSQL Vx Server ライセンスに関する FAQ
質問
回答
Pervasive PSQL Vx Server ライセンス用の MAC アドレスはいつ設定する必要がありますか?
以下の状況から作成された仮想マシンの場合、同じ MAC アドレスを持っている可能性が非常に高いです。
  • クローンから作成された
  • テンプレートから作成された
  • 既存の仮想マシンから変換された
  • vApp の一部としてロードされた
これらの状況の場合は、Pervasive PSQL Vx Server に対して MAC アドレスを設定する必要はありません。ただし、ホスト名や MAC アドレスが同じであっても、Pervasive PSQL Vx Server はそのインスタンスごとに独自の期限なしライセンス キーが必要です。
そのため、上記の状況を実行する前に、Pervasive PSQL Vx Server 製品キーの認証を解除しておいてください。仮想マシンが作成されたら、Pervasive PSQL Vx Server の各インスタンスを一意のキーで認証します。Pervasive PSQL License Administrator は、ハイパーバイザー製品に応じてプログラムから、または手動で起動することができます。詳細については、お使いのハイパーバイザー ドキュメントを参照してください。
物理マシンを仮想マシンへ変換する場合、その仮想マシンには元の物理マシンとは異なる MAC アドレスが割り当てられる可能性が高いです。その場合、Pervasive PSQL Vx Server を使用するためにはその MAC アドレスを設定する必要があります。Pervasive PSQL Vx Server ライセンス用の MAC アドレスはどのように設定すればよいですか?および物理マシンを仮想マシンに変換する場合、その仮想マシンでも Pervasive PSQL Vx Server ライセンスは有効ですか?を参照してください。
Pervasive PSQL Vx Server ライセンス用の MAC アドレスはどのように設定すればよいですか?
次の情報を使用して、仮想マシンに静的 MAC アドレスを割り当てます。
Windows
ツールの説明については、http://support.microsoft.com/kb/311272 を参照してください。
Linux
次のコマンドを使用します。
service network stop
ifconfig eth0 hw ether <割り当てる静的 MAC アドレス>
service network start
仮想マシンの再起動後に Pervasive PSQL Vx Server のライセンス検証が失敗することがありますか?
はい。仮想マシンの再起動によって新しい MAC アドレスが割り当てられることがあります。その仮想マシンは新しい MAC アドレスを自動的に生成するよう設定されている可能性があります。
新しい MAC アドレスが割り当てられないようにするためには、仮想マシンに対して静的 MAC アドレスを割り当ててください。Pervasive PSQL Vx Server ライセンス用の MAC アドレスはどのように設定すればよいですか?を参照
物理マシンを仮想マシンに変換する場合、その仮想マシンでも Pervasive PSQL Vx Server ライセンスは有効ですか?
状況によります。変換処理で静的 MAC アドレスを直接指定できるか、または変換処理によって新しい MAC アドレスが自動的に生成されるのかによってライセンスの有効性は異なります。


Pervasive PSQL Vx Server の使用法のヒント