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このセクションでは、ワークグループ環境での問題の解決に役立つヒントを提供します。
最初のファイル オープン リクエストが発行されるときに何度も遅延が起きるのであれば、次の方法が役に立つかどうか調べてください。
ファイル オープンのリクエストをどこに送るかを決定するとき、クライアントが最優先で行う方法は、データがあるのと同じマシン上のエンジンに接続することです。ワークグループ エンジンがアプリケーションとして実行されるのを確実にするため、次のコマンドを使用してエンジンのアイコンをスタートアップ フォルダーに入れます。
もう 1 つの方法としては、ワークグループ エンジンをサービスとしてインストールします。『Getting Started with Pervasive PSQL』を参照してください。また、Pervasive PSQL ファイルのデフォルトの場所については、『Getting Started with Pervasive PSQL』の Pervasive PSQL ファイルはどこにインストールされますか?を参照してください。
データが存在する場所でエンジンを実行できない場合、最初の接続の待ち時間はより重要な問題になります。試してみることがいくつかあります。
メモ
この機能はトポロジを固定するため、デフォルトではオフになっています。データが存在する場所にサーバー エンジンまたはワークグループ エンジンを追加した場合、この設定をオンにした各クライアントでオフに戻す必要があります。この設定をオフに戻すと、エンジンが実行されていないコンピューターのレジストリを消去するので、その後すぐにオンにすると新しいトポロジに基づいた新しいリストが生成されます。
ステータス 116 は MicroKernel のステータス コードで、ゲートウェイとして動作する別の MicroKernel エンジンによってファイルが使用されていることを示します。アプリケーションがステータス コード 116 を受け取った場合、MicroKernel ルーターはロケーター ファイルを読むことができたけれどもゲートウェイ コンピューター上で実行されているエンジンと交信できなかったことを示します。
最初にしなければならないことは、ゲートウェイがどれかを見極めることです。この作業は Gateway Locator ユーティリティを使用して行うことができます。
次に PSA ネットワーク テストを使用してそのコンピューターに接続してみます。PSA は問題を分離するための役に立つ情報を提供します。
これが起こる 1 つの状況は、2 つのコンピューターがルーターで分けられていて、両方ともファイル サーバーを見ることができるが、互いを見ることができない場合です。
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