JDBC Driver Guide (v11)

Web ベース アプリケーションの開発 (JDBC アクセス方法)

ここでは、Pervasive JDBC ドライバーを使用して Web ベースのアプリケーションを作成する方法を説明します。

アプレット

JDBC を使用して Web ベース アプリケーションを開発するには、アプレット クラスを含むコードベース ディレクトリに JDBC jar ファイルを置いておく必要があります。

たとえば、MyFirstJDBCapplet というアプリケーションを開発する場合は、MyFirstJDBCapplet クラスを含むディレクトリに pvjdbc2.jar ファイルまたは pervasive jdbc パッケージを設定する必要があります。たとえば、C:¥inetpub¥wwwroot¥myjdbc¥ と指定できます。これにより、クライアント Web ブラウザーはネットワークから JDBC ドライバーをダウンロードし、データベースに接続できます。

また、JAR ファイルを使用する場合、<APPLET> タグ内にアーカイブ パラメーターを設定する必要があります。たとえば、次のようになります。

<applet CODE="MyFirstJDBCapplet.class" 
ARCHIVE="pvjdbc2.jar" WIDTH=641 HEIGHT=554> 


メモ

Pervasive PSQL エンジンは、アプレットのホストとなる Web サーバー上で運用しなければなりません。


サーブレットと Java Server Page

Pervasive JDBC ドライバーを使用して Web ベースのアプリケーションを作成するには、JSP を使用することができます。

次に示すのは、Pervasive PSQL に含まれるサンプル データベースの DEMODATA のテーブルの 1 つを表示する Java Server Page の例です。

<%@ page import="java.sql.*" %> 
<%@ page import="java.util.*" %> 
 
 <% 
 Class.forName("com.pervasive.jdbc.v2.Driver"); 
 Connection con = 
DriverManager.getConnection("jdbc:pervasive://
localhost:1583/DEMODATA"); 
 PreparedStatement stmt = con.prepareStatement("SELECT * 
FROM Course ORDER BY Name"); 
 ResultSet rs = stmt.executeQuery(); 
 %> 
 
 <html> 
 <head> 
 <title>Pervasive PSQL JSP Sample</title> 
 </head> 
 <body> 
 
<h1>Pervasive PSQL JSP Sample</h1> 
<h2>Course table in DEMODATA database</h2> 
<p> 
この例は、Pervasive PSQL データベースにある DEMODATA データ
ベースの Course テーブルを開き、そのテーブルの内容を表示します 
</p> 
 
 <table border=1 cellpadding=5> 
 <tr> 
 <th>Name</th> 
 <th>Description</th> 
 <th>Credit Hours</th> 
 <th>Department Name</th> 
 </tr> 
 
 
 <% while(rs.next()) { %> 
    <tr> 
    <td><%= rs.getString("Name") %></td> 
    <td><%= rs.getString("Description") %></td> 
    <td><%= rs.getString("Credit_Hours") %></td> 
    <td><%= rs.getString("Dept_Name") %></td> 
    </tr> 
 <% } %> 
 
 
</table> 
 
</body> 
</html> 

サーブレットと JSP に関する情報

サーブレットと JSP の詳細に関しては、Sun の Web サイト java.sun.com を参照してください。


JDBC プログラミング作業

JDBC 2.0 Standard Extension API