Btrieve API Guide (v11)

Step First(33)

Step First オペレーション(B_STEP_FIRST)では、ファイル内の先頭の物理レコードを取得します。トランザクショナル インターフェイスではこのレコードを取得するためにキー パスは使用されません。

パラメーター

 
オペレーション コード
ポジション ブロック
データ バッファー
データ バッファー長
キー バッファー
キー番号
送り値

 

 
 
戻り値
 

 
 

前提条件

対象となるファイルが開いていることが必要です。

手順

  1. オペレーション コードに 33 を設定します。オプションで、ロック バイアスも指定できます。
  2. ファイルのポジション ブロックを渡します。
  3. データ バッファー長に取得するレコードの長さ以上の値を設定します。

結果

Step First オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスではファイル内の先頭の物理レコードがデータ バッファーに返され、返されたバイト数がデータ バッファー長に設定されます。

Step First オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。

3
ファイルが開いていません。
9
オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。
22
データ バッファー パラメーターが短すぎます。

ポジショニング

Step First オペレーションを実行すると、論理カレンシーが消去されます。取得したレコードを現在の物理レコードとして使用し、物理カレンシーが設定されます。物理位置の直前は、ファイルの先頭よりも前を指すことになります。


Stat Extended(65)(Btrieve API)

Step Last(34)