ActiveX Controls Guide (v11)

SelectedFields (ActiveX プロパティ)

適用対象

VAccess

説明

Extended Fetch レコード セットに返されるフィールドを列挙します。

備考

SelectedFields プロパティに指定されるフィールドは、Extended Fetch オペレーションで返されるレコード セットの Columns と対応しています。

SelectedFields リスト内のフィールド名は、VAccess コントロールが参照するテーブルの有効なフィールド名である必要があり、カンマで区切られていなければなりません。

このプロパティを空白のままにしておくと、データ ファイルに定義されたフィールドすべてが Extended Fetch レコード セットの列に割り当てられます。列はレコード内の各フィールドのオフセットに従って順序付けられます(フィールドがファイルの DDF 定義に表示されるのと同じ順序です)。

このプロパティに値が指定されている場合、返される列の順序は SelectedFields プロパティにリストされたフィールドの順序と同じです。これは、必ずしもファイルの DDF 定義での出現順序とは限りません。

VAccess コントロールの Extended オペレーション機能を有効にするには、ExtendedOps プロパティを True に設定する必要があります。

Dim allnames as String 
 
If OptionButton1 = True Then 
  allnames = "msa_desc, population" 
else 
  allnames = "msa_desc, prev_population" 
End If 
 
VAccess1.SelectedFields = allnames 
'正しい位置を確立するため、GetFirst を呼び出す必要がある 
VAccess1.GetFirst 
'SelectedFields を変更後、Init メソッドを呼び出す必要がある 
VAccess1.Init 
VAccess1.GetNextExtended 

関連項目

影響先:SelectedRecords、CacheRows、Columns、ColumnName

影響元:SelectedRecords、ExtendedOps、Init


Rows (ActiveX プロパティ)

SelectedRecords (ActiveX プロパティ)