ActiveX Controls Guide (v11)

VACombo (ActiveX コントロール)

説明

VACombo はテキスト ボックスとリスト ボックスの要素を結合します。ユーザーは値を入力することも、オプション一覧から選択することもできます。

備考

VACombo は 3 つの異なるモードであるフィールドバウンド、レコード リストおよびインデックス リストで操作できます。

このコントロールをフィールドバウンド データ コントロールとして使用するには、VAFieldName プロパティに VAccessName プロパティで指定されているファイルのフィールドの 1 つの名前を割り当てます。AddItem メソッドを使用して、フィールドバウンド コンボ ボックスにこのフィールドの有効な選択肢一覧を追加することができます。

レコード リスト モードでこのコントロールを使用するには、VARecordList プロパティを True として設定します。


メモ

VACombo の VARecordList 機能を使用する(VARecordList = True)場合、1 つのフィールド名のみを SelectedFields プロパティで指定することができます。そのフィールドはアクティブ キーでインデックス付けされたフィールド(またはセグメント キーでインデックス付けされたフィールドの 1 つ)でなければなりません。
SelectedFields でフィールド名の複数指定はサポートされません。複数指定した場合、最初に指定したフィールドのみが VACombo コントロールに表示されます。
インデックスが付いていないフィールドの指定はサポートされません。インデックスが付いていないフィールドを指定すると、VACombo コントロールにはデータが表示されません。


関連ファイルに定義されているインデックスをリストに設定し、ユーザーが実行時に現在のインデックスを選択できるようにするには、VAFieldName プロパティを "Index List" に設定します。

カスタム プロパティとメソッド

次の表に、このコントロールのカスタム プロパティとメソッドの一覧を示します。

表 12 VACombo カスタム プロパティ
IntegralHeight
VAccessName
VADecimal
VAOffset
List
VADataType
VAFieldName
VARecordList
VADebugMode
VAFormat
VASize

表 13 VACombo カスタム メソッド
AboutBox
Clear
RemoveItem
AddItem
Refresh
 


VACheck (ActiveX コントロール)

VACommand (ActiveX コントロール)