PSQL Programmer's Guide (v11)

論理レコード長の計算(トランザクショナル インターフェイス)

Create オペレーション(14)に論理レコード長を適用する必要があります。論理レコード長は、ファイル内の固定長データのバイト数です。この値を算出するには、各レコードの固定長部分に格納しなければならないデータのバイト数を計算します。

たとえば、以下の表には、どのように社員ファイル例のデータ バイトを合計して論理レコード長を算出するかを示しています。

フィールド
長さ(バイト単位)
ラスト ネーム
25
ファースト ネーム
25
ミドル イニシャル
1
社員 ID
4
電話番号
13
賃率
4
論理レコード長
72

論理レコード長を計算する際に、可変長データをカウントしないのは、可変長の情報がファイル内の固定長レコードから離れて(可変ページ上に)格納されるからです。

最大論理レコード長は、表 16 に定義されているようにファイル形式によって異なります。

表 16 ファイル形式ごとの最大論理レコード長
Pervasive PSQL バージョン
9.5
ページ サイズ 10 2(レコード オーバーヘッド)
8.x から 9.x
ページ サイズ 8 2(レコード オーバーヘッド)
6.x から 7.x
ページ サイズ 6 2(レコード オーバーヘッド)
v6.x より前
ページ サイズ 6 2(レコード オーバーヘッド)
メモ:上記の例に示したレコード オーバーヘッドは、圧縮を使用しない(可変長レコードでははく)固定長レコード用です。


データ ファイルの作成 (トランザクショナル インターフェイス)

ページ サイズの選択 (トランザクショナル インターフェイス)