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Advanced Operations Guide (v11) |
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Function Executor での作業
Function Executor での作業は以下のカテゴリにグループ化されています。
Function Executor での作業の開始
Function Executor ユーティリティを起動するには
- オペレーティング システムの[スタート]メニューまたはアプリ画面から、あるいは Pervasive PSQL Control Center の[ツール]メニューから Function Executor にアクセスします。
- メイン ウィンドウ(図 13)が表示されます。
図 13 Function Executor メイン ウィンドウ
オペレーション作業の実行
Btrieve には数多くのオペレーションがあるため、この章ですべてを説明することはできません。次のセクションでは、一般的ないくつかのオペレーションと、Function Executor を使ったそれらの新しい実行方法についても説明します。
メモ
どのメニューからでもオプションを選択すれば、目的のオペレーションがすぐに実行されます。以前のバージョンの動作のように、グリッドに自動入力したりコマンドの実行待ちになることはありません。また、フォームを閉じると、開いているファイルは閉じられます。Close オペレーションを手動で実行する必要はありません。
全般的なオペレーション - 関連する作業
ほかの作業については、以下のセクションを参照してください。
ステータス コードのヘルプを見るには
- Function Executor を使用してステータス コードを受け取った場合は、開いているファイルのステータス バーに表示されます。
- マウスを動かして赤色で表示されているステータス コード上に移動します。
図 14 ステータス コードを受け取る
- ステータス コード インジケーターをクリックすると、図 15 のように、そのステータス コードの完全な説明が表示されます。
図 15 ステータス コードの説明
ファイルを開く作業
Function Executor でデータ ファイルを開くには
- [ファイル]メニューの[開く]を選択します。次のダイアログ ボックスが表示されます。
図 16 [Btrieve ファイルのオープン]ダイアログ ボックス
メモ
クライアント ID:[使用]を無効にしている場合、Function Executor では、BTRV() 関数呼び出しが使用されます。[使用]を有効にしている場合、そのファイルで実行される各オペレーションについて BTRVID() 関数呼び出しが使用されます。[自動]を有効にしている場合、Function Executor では、クライアント ID が自動的に作成されます。[自動]を無効にしている場合には、手動で値を入力できます。
- [参照]をクリックします。
- 目的のファイル名をダブルクリックします。
Function Executor でファイルを開くその他の方法
1)Windows エクスプローラーまたはオペレーティング システムのフォルダー ビューから[Btrieve ファイルのオープン]ダイアログ ボックス内にファイルをドラッグすることができます。ドラッグしたファイル名が[ファイル名]ボックスに入ります。
2)メイン ウィンドウには複数のファイルをドラッグすることができます。
3)1 つのファイルを開いておけば(エディター ウィンドウが使用可能になるので)、オペ コード(オペレーション コード)0 を使用して別のファイルを開くことができます。そのファイルは新しいウィンドウに表示されます。
4)DOS コマンド ラインから Function Executor を起動し、ファイル名の一覧を指定して開くことができます。たとえば、次のようなコマンド ラインを使用すると、DEMODATA サンプル データベースから 2 つのファイルを開くことができます。
WBExec32 person.mkd billing.mkd
次の例のように、ワイルドカードを使用することもできます。
WBExec32 *.mkd
このコマンドを実行すると、ファイルの拡張子(種類)を Function Executor に関連付けることができます。たとえば、MKD、BTR、DAT またはその他の拡張子を Function Executor に関連付けることができます。関連付けされたファイルをエクスプローラー内でダブルクリックすると、そのファイルは自動的に Function Executor で開かれます。
Btrieve ファイルを作成する作業
Function Executor で Btrieve ファイルを作成する方法には 2 つの方法があります。ファイルが既に開かれている場合、それを基にクローン ファイルを作成するか、始めから作成します。
注意
同じディレクトリに、ファイル名が同一で拡張子のみが異なるようなファイルを置かないでください。たとえば、同じディレクトリ内のデータ ファイルの 1 つに Invoice.btr、もう 1 つに Invoice.mkd という名前を付けてはいけません。このような制限が設けられているのは、データベース エンジンがさまざまな機能でファイル名のみを使用し、ファイルの拡張子を無視するためです。ファイルの識別にはファイル名のみが使用されるため、ファイルの拡張子だけが異なるファイルは、データベース エンジンでは同一のものであると認識されます。
方法 1:現在のファイルをテンプレートとして使用する
- [ファイル]メニューの[新規作成]を選択します。次のダイアログ ボックスが表示されます。
図 17 [ファイル定義の修正]ダイアログ ボックス
- このダイアログ ボックスでキーの操作もできます。[キー]メニューから、[追加]、[削除]、[セグメント]メニューから[追加]、[挿入]、[削除]のいずれかをクリックします。新規ファイルを BUTIL-create での使用の目的でディスクリプションとして保存することもできます。[ディスクリプションとして保存]をクリックし、ファイルの保存先の名前とロケーションを示します。
- ファイルを作成するには、[作成]をクリックします。すると、ファイルが開き、作成が完了したことを示すメッセージが表示されます。
方法 2:新しいファイルを始めから作成する
- メイン ツール バーの[Btrieve ファイルの作成]アイコンをクリックするか、ファイルがまだ開いていない場合には、前項と同様に[ファイル]メニューの[新規作成]をクリックします。
- 画面上にファイルが既に開かれている場合には、ドロップダウン ボックスが表示されます。[新規ファイルの作成]を選択します。
- 前と同じダイアログ ボックスが値が空白の状態で表示され、これに新しい値を入力できます。
- まず、[キー]メニューを使用するか、Ctrl キーと A キーを同時に押して新規キーを追加します。
- ダイアログ ボックスの下部にキーの属性を入力します。
- 必要に応じてキーやセグメントの追加や削除を続けます。これにはメニューを使用するか、一覧表示されたキーを右クリックします。
- ここで、[作成]ボタンをクリックすると、B_Create(14)オペレーションが実行されます。すると、画面上にそのファイルも自動的に開きます。
履歴の作業
以下の作業は履歴の機能に関連しています。
履歴ウィンドウを表示するには
- [表示|履歴]を選択するか、[履歴]ボタンをクリックします。
履歴ウィンドウのドッキング状態を切り替えるには
- 履歴ウィンドウが表示されていない場合は、表示させます(履歴ウィンドウを表示するにはを参照してください)。
- 履歴項目ウィンドウ内で右クリックし、次の図に示すように[ドッキング]オプションのチェックを付けるかはずしてドッキング状態を切り替えます。
図 18 履歴ウィンドウをのドッキングを解除するには
- ドッキングされた場合、履歴ウィンドウは図 18 に示すようにアプリケーション ウィンドウに連結されます。ドッキングされない場合、履歴ウィンドウは別個のウィンドウになります。ドッキングされない場合、図 18 に示すように、履歴ウィンドウには右クリックで表示されるコマンドと同じメニュー項目が表示されます。
履歴ウィンドウの常に前面に表示状態を切り替えるには
- 履歴ウィンドウが表示されていない場合は、表示させます(履歴ウィンドウを表示するにはを参照してください)。
- この機能は、履歴ウィンドウがドッキングされていない状態でのみ使用できます。履歴ウィンドウのドッキング状態を切り替えるにはを参照してください。
- 履歴項目ウィンドウで表示を右クリックし、[常に手前に表示]にチェックを付けるかまたははずします。
履歴ウィンドウをデフォルトの設定にリセットするには
- 履歴ウィンドウが表示されていない場合は、表示させます(履歴ウィンドウを表示するにはを参照してください)。
- 履歴項目ウィンドウで表示を右クリックし、[設定|デフォルト]を選択します。
 Function Executor のグラフィカル ユーザー インターフェイス |
 Maintenance を使用した Btrieve データ ファイルの操作 |
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