User's Guide (v11)

btadmin

説明

btadmin ユーティリティは、Pervasive PSQL ユーザーを認証するためのユーザー名とパスワードが保存されたフラット ファイル btpasswd の作成と更新に使用します。管理者権限を付与されたユーザーは、リモートでエンジンのステータスを監視し、エンジンを設定できます。

概要

btadmin [ -p password] [a+] [a-] [-r] username 

オプション

-p
パスワードを指定します。このオプションを指定しなかった場合、パスワードの入力が求められます。
a+
このユーザーに管理者権限を付与します。
a-
このユーザーの管理者権限を取り消します。
-r
btpasswd ファイルからユーザー名を削除します。

username
ユーザー名を btpasswd ファイル内で作成または更新します。このファイルに username が存在しない場合、エントリが追加されます。存在する場合、パスワードが変更されます。

関連項目

butil(1) 

注記

リモート ワークステーションからエンジンを管理するには、ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。Pervasive PSQL v11 SP3 の初期インストール時では、デフォルトのユーザー名は admin で、パスワードは空です。

btadmin を使用して管理者を追加します。

% btadmin [-p password] [a+] username  

このユーティリティは、username として指定したユーザーに password として指定したパスワードを付けたレコードを btpasswd に作成します(オプション -p を使用しなかった場合、パスワードの入力が求められます)。ユーザーが既に存在する場合は、パスワードが指定されたとおりに変更されます。

デフォルトでは、ユーザーは管理者権限なしで作成されます。a+ オプションを使用して、ユーザーに管理者権限を付与できます。管理者権限を取り消すには、a- オプションを使用します。

パスワード ファイルからユーザー レコードを削除するには、次のように入力します。

% btadmin -r username  

btpasswd ファイルが変更されるたびに、前バージョンが btpasswd- にバックアップされます。


bmon

butil