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Pervasive PSQL ではメッセージ用のさまざまなログ リポジトリをサポートするようになりました。ログは大きく分けて 2 つのカテゴリに分類されます。
次の表にログ リポジトリの概要を示します。
リポジトリ
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記録元
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注記
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ライセンス管理コンポーネント
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Pervasive PSQL v11 SP1 での新機能
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オペレーティング システムのイベント ログ(Windows)
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ライセンス管理コンポーネント
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Windows イベント ログへの書き込みは Pervasive PSQL v11 SP1 での新機能です。
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オペレーティング システムのイベント ログ(Linux)
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Pervasive PSQL の全コンポーネント
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ライセンスに関するメッセージが追加され、記録されるようになりました。
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Pervasive PSQL のイベント ログ(Windows のみ)
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Pervasive PSQL の全コンポーネント
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ライセンスに関するメッセージが追加され、記録されるようになりました。
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上記の表で示したログ リポジトリのいくつかはライセンス メッセージに重点を置いています。これは、Pervasive PSQL のライセンス コンポーネントが、データベース エンジン用のキーの有効性を定期的に検証するからです。キーが無効と判定されると、そのキーの状態は "アクティブ" から "検証失敗" に変わります。この状態でも一定の期間内はデータベース エンジンが正常に機能するので、検証失敗を修正するための時間は十分にあります。
この期間が終わる前に検証失敗を修正しなかった場合は、キーの状態が "無効" に変わります。これにより、このキーは無効となりデータベース エンジンはデータ ファイルにアクセスできなくなります。
検証失敗への対応を適時に行う必要があるため、キーの状態の変更はさまざまなログ リポジトリからできるだけ早く通知されるようになっています。
メッセージ ログは一方向の階層に従って記録されます。Pervasive Notification Viewer へ記録されるライセンス メッセージは、オペレーティング システムのイベント ログおよび Pervasive PSQL イベント ログにも記録されます。オペレーティング システムのイベント ログに記録されるライセンス メッセージは、Pervasive PSQL イベント ログにも記録されます。
Pervasive Notification Viewer は、ライセンス コンポーネントによって記録されるメッセージを表示するアプリケーション ユーティリティです。このユーティリティは、注目すべきライセンス メッセージをわかりやすく通知することを目的としています。
Pervasive Notification Viewer は、Pervasive PSQL サーバー(Windows および Linux バージョンの 32 ビットおよび 64 ビット版)および Pervasive PSQL ワークグループのインストール時に(デフォルトで)一緒にインストールされます。
Windows プラットフォームの場合、この実行可能ファイルの名前は notifyviewer.exe です。 Pervasive PSQL をインストールすると、このユーティリティはスタートアップに登録される(また[スタート]メニューにも追加される)ので、Windows の再起動時にこのユーティリティも再開します。
Linux ディストリビューションの場合、このユーティリティは notifyviewer という名前のシェル スクリプトです。Linux を再起動した場合は、Pervasive Notification Viewer を手動で再起動する必要があります。Linux の再起動時、このシェル スクリプトは自動的には実行されません。
Pervasive Notification Viewer では、システム トレイ アイコンとグラフィカル ユーザー インターフェイス(GUI)の 2 つのインターフェイスを提供します。
詳細については、『Advanced Operations Guide』の Pervasive Notification Viewer を参照してください。
Pervasive PSQL のライセンス管理コンポーネントは、Windows プラットフォーム上でオペレーティング システムのイベント ログにメッセージを書き込みます。Linux ディストリビューションの場合、Pervasive PSQL の全コンポーネントがオペレーティング システムのイベント ログへメッセージを書き込みます。
ライセンス メッセージは "エラー" または "警告" として分類され記録されます。さらに、特定の情報メッセージも記録されます。
Windows プラットフォームの場合、Pervasive PSQL は Windows のアプリケーション イベント ログにライセンス メッセージを記録します。 これらは PVSW.LOG に書き込まれるライセンス メッセージのサブセットです。 現在、Pervasive PSQL サーバー、ワークグループおよびクライアント 32 ビットではメッセージを記録します。Pervasive PSQL クライアント 64 ビットは記録しません。詳細については、『Advanced Operations Guide』の Windows プラットフォームのイベント ログを参照してください。
Linux ディストリビューションの場合は、Pervasive PSQL の全コンポーネントが Linux の標準ログ システム syslog にメッセージを書き込みます。詳細については、『Advanced Operations Guide』の Linux ディストリビューションのイベント ログを参照してください。
Windows プラットフォームの場合、Pervasive PSQL の全コンポーネントが Pervasive PSQL のイベント ログ PVSW.LOG へステータス、エラー、警告および情報メッセージを書き込みます。 ライセンス メッセージは "エラー" または "警告" として分類され記録されます。さらに、特定の情報メッセージも記録されます。詳細については、『Advanced Operations Guide』の Pervasive PSQL のイベント ログを参照してください。
各種ユーティリティと SDK アクセス方法も参照してください。
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