|
AS 句を使用して、選択項目またはテーブルに名前を割り当てます。この名前は、ステートメントのほかの場所で、選択項目を参照するときに使用できます。名前はよくエイリアスと呼ばれます。
AS 句を非集計列に使用すると、WHERE、ORDER BY、GROUP BY、HAVING の各句で名前を参照できます。AS 句を集計列に使用すると、ORDER BY 句のみで名前を参照できます。
定義する名前は、SELECT リスト内で重複しないようにする必要があります。
SQLDescribeCol ODBC 呼び出しでは、列のエイリアスは列名として返されます。グループ集計を含む、列エイリアスが指定されていない計算列には、EXPR-1、EXPR-2 などのシステムによって生成された列名が割り当てられます。
次のステートメントの AS 句は、選択項目 SUM (Amount_Paid) に名前 Total を割り当て、結果を学生ごとの合計でソートするように Pervasive PSQL に指示します。
AS キーワードは、次の例のようにテーブル エイリアスに使用する場合は省略可能です。FROM 句内で AS 句をテーブル名に使用すると、WHERE、ORDER BY、GROUP BY、HAVING の各句で名前を参照できます。
SELECT DISTINCT c.Name, p.First_Name, c.Faculty_Id FROM Person AS p, class AS c WHERE p.Id = c.Faculty_Id ORDER BY c.Faculty_Id
このクエリは次のように、FROM 句で AS 句を使用しないよう書き直すことができます。
SELECT DISTINCT c.Name, p.First_Name, c.Faculty_Id FROM Person p, class c WHERE p.Id = c.Faculty_Id ORDER BY c.Faculty_Id
テーブル エイリアスを確立したら、WHERE 句内にテーブル名とエイリアスが混在してはいけません。次は動作しません。
SELECT DISTINCT c.Name, p.First_Name, c.Faculty_Id FROM Person p, class c WHERE Person.Id = c.Faculty_Id ORDER BY c.Faculty_Id
|