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このセクションでは、JDBC インターフェイスを使用する場合の適切な設定について説明します。
Java アプリケーションおよびアプレットが Pervasive PSQL JDBC ドライバーを認識できるように、CLASSPATH 環境変数に pvjdbc2.jar、pvjdbc2x.jar、および jpscs.jar ファイルを含めるように設定してください。Windows プラットフォームでは、デフォルトでこれらのファイルは Program Files フォルダー下の インストールディレクトリ¥bin に存在します。Linux では、このファイルはデフォルトで /usr/local/psql/bin にインストールされます。
set CLASSPATH=%CLASSPATH%;<pvjdbc2.jar ディレクトのパス>/ pvjdbc2.jar set CLASSPATH=%CLASSPATH%;<pvjdbc2x.jar ディレクトのパス> /pvjdbc2x.jar set CLASSPATH=%CLASSPATH%;<jpscs.jar ディレクトのパス> /jpscs.jar
export CLASSPATH=$CLASSPATH:<pvjdbc2.jar ディレクトリのパ ス>/pvjdbc2.jar export CLASSPATH=$CLASSPATH:<pvjdbc2x.jar ディレクトリのパ ス>/pvjdbc2x.jar export CLASSPATH=$CLASSPATH:<jpscs.jar ディレクトリのパス> /jpscs.jar
共有メモリまたは IPX を使用してデータベース エンジンに接続する場合、JDBC ドライバーは pvjdbc2.dll を見つける必要があります。PATH 環境変数に DLL の場所を含めてください。
ソケットを使用してデータベースに接続する場合、DLL は必要とされません。
CLASSPATH 変数を設定すると、Java アプリケーションから Pervasive JDBC ドライバーを参照することができます。これは、次の java.lang.Class クラスを使用して行います。
Java 環境に PervasiveDriver クラスを読み込んだ後、Pervasive PSQL データベースに接続するために URL 形式の文字列を java.sql.DriverManager クラスに渡す必要があります。Pervasive JDBC ドライバーの URL の構文は次のとおりです。
jdbc:pervasive://<マシン名>:<ポート番号>/<データ ソース>
<マシン名>
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Pervasive データベース サーバーを実行するマシンのホスト名または IP アドレス。
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<ポート番号>
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Pervasive データベース サーバーが受信を行うポート。このポートのデフォルト値は 1583です。
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<データソース>
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アプリケーションが使用する予定の Pervasive データベース サーバー上の ODBC DSN の名前。
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たとえば、Pervasive PSQL エンジンが DBSERV というマシン上にあって、DEMODATA データベースに接続したい場合の URL は次のようになります(サーバーがデフォルトのポートを使用するように設定されているものとします)。
したがって、DriverManager クラスを使用してデータベースに接続するには、次の構文を使用します。
Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:pervasive:// DBSERV:1583/DEMODATA", loginString, passwordString);
"loginString" はユーザーのログイン名を表す文字列で、"passwordString" はユーザーのパスワードを表す文字列です。
メモ
JDBC アプレットおよびアプリケーションがデータにアクセスするためには、指定したホスト マシンで Pervasive PSQL エンジンが実行されている必要があります。
JDBC を使用して Web ベース アプリケーションを開発するには、アプレット クラスを含むコードベース ディレクトリに JDBC jar ファイルを置いておく必要があります。
たとえば、MyFirstJDBCapplet と呼ぶアプリケーションを開発する場合は、MyFirstJDBCapplet クラスを含むディレクトリに pvjdbc2.jar ファイルを置く必要があります。たとえば、C:¥inetpub¥wwwroot¥myjdbc¥ となります。
これにより、クライアント Web ブラウザーはネットワークから JDBC ドライバーをダウンロードし、データベースに接続できます。
また、<APPLET> タグ内に archive パラメーターを指定する必要があります。たとえば、次のようになります。
メモ:アプレットのホストとなる Web サーバーで Pervasive PSQL エンジンが実行されている必要があります。
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