DDF Builder User's Guide (v11)

DDF Builder の各種作業

このセクションでは、DDF Builder で実行する作業について説明します。作業は以下のカテゴリに分かれています。

カテゴリ
説明
DDF Builder の使用法全般の説明です。
エディター、ビューおよびウィザードにアクセスできます。

一般的な作業

一般的な作業は、このツールの全体的な使用に適用されます。

DDF Builder を起動するには

DDF Builder の起動を参照

ユーザー マニュアルへのアクセス

DDF Builder のオンライン マニュアルにアクセスするには

  1. DDF Builder を起動し、F1 キーを押すか、[ヘルプPSQL ドキュメント ライブラリ]をクリックします(「メモ」を参照)。
  2. DDF Builder User's Guide』で参照する章をクリックします。

    メモ

    DDF Builder と Pervasive PSQL Control Center(PCC)ユーティリティでは同じコンポーネント(SQL Editor など)を共有しています。このため、DDF Builder 内の特定の領域から起動されたヘルプは、『Pervasive PSQL User's Guide』などの Pervasive PSQL マニュアルの情報にアクセスします。


DDF Builderログ ファイル

DDF Builder ログ ファイルにアクセスするには

  1. DDF Builder を起動し、[ヘルプDDF Builder のログを表示]をクリックします。
    このログ ファイルは、ご使用のシステムのテキスト エディターで表示されます。

DDF Builder ログ ファイルをクリアするには

  1. DDF Builder を起動し、[ヘルプDDF Builder のログを消去]をクリックします。
    この操作を確認するダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 削除の確認で[OK]をクリックするとログ ファイルが削除されます。
    次回 DDF Builder を起動したときには、新しいログ ファイルが自動的に作成されます。

データ ソース エクスプローラーでノードが追加または削除されたことを確認するには

  1. 追加または削除を確認するノードを右クリックします。
  2. 更新]をクリックします。
    [更新]コマンドのコンテキストは、このコマンドを呼び出したノードに適用されます。データ ソース エクスプローラー 内にあるすべてのノードを更新する場合は、[エンジン]ノード(ツリーの最上位)からこのコマンドを実行します。

データ ソース エクスプローラーから開始する作業

DDF Builder における作業の多くは、データ ソース エクスプローラー内にあるノードに関連付けられているコマンドを選択することによって実行します。コマンドによってエディター、ビューまたはウィザードが起動します。次に示す表では、希望するアクションを実行するための手順を説明します。この表は、関連する分野ごとにまとめられています。

Btrieve ファイル

実行したいアクション
必要な作業
注記
エディターで Btrieve ファイルを作成する
データ パス]ノードの下にあるデータ パス名を右クリックします。
Btrieve ファイルの作成 をクリックします。
DDF Builder は、新規作成した Btrieve ファイルの DDF を自動的に作成しません。
Btrieve ファイル エディターを参照してください。
Btrieve ファイルの構造を XML ファイルへエクスポートする
データ パス名の下にある Btrieve ファイル名を右クリックします。
Btrieve スキーマのエクスポート をクリックします。
Btrieve ファイルのデータ自体はエクスポートされません
Btrieve スキーマのエクスポートを参照してください。
別の Btrieve ファイルの XML で指定されている構造を基にして新しいファイルを作成する
データ パス]ノードの下にあるデータ パス名を右クリックします。
Btrieve スキーマのインポート をクリックします。
Btrieve ファイルのデータ自体はインポートされません
Btrieve スキーマのインポートを参照してください。
Btrieve ファイルを置くディレクトリを指定する
データ パス]フォルダー を右クリックします。
データ パスの追加 をクリックします。
Btrieve ファイル用に作成される DDF は、そのデータベースの元のデータ パスに置かれます。これはすべての SQL テーブルが同じ DDF のセットに定義されるためです。
データ パスの追加を参照してください。
データ ソース エクスプローラーからデータ パス ディレクトリを削除する
データ パス]ノードの下にあるデータ パス名を右クリックします。
削除 をクリックします。
データ パスにあるディレクトリやファイルは物理ストレージから削除されません。
SQL テーブルが関連付けられている Btrieve ファイルの統計情報を表示する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
テーブル定義の編集 をクリックします。
統計情報タブをクリックします。
テーブル名は、[データ パス]ノードの下、または[SQL テーブル]ノードの下に表示されます。
[統計情報]ページを参照してください。
選択した SQL テーブルに関連付けられている Btrieve(データ)ファイルを変更する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
関連するデータ ファイルの変更 をクリックします。
特定のテーブルに関連付けられるデータ ファイルは 1 つだけです。

データ

実行したいアクション
必要な作業
注記
すべてのテーブルの一貫性を一度にチェックする
データベース ノードを右クリックします。
データベースの確認]をクリックします。
テーブルの一貫性のチェックを参照してください。
1 つまたは複数のテーブルの一貫性を個別にチェックする
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
テーブルの確認]をクリックします。
テーブル名は、[SQL テーブル]ノードの下、または Btrieve ファイルに DDF がある場合は Btrieve ファイル名のノードの下に表示されます。
Shift キーまたは Ctrl キーを押したまま対象のテーブル名をクリックすると、複数のテーブルを選択することができます)。
テーブルの一貫性のチェックを参照してください。
データ ファイルを置くディレクトリ、またはデータ ファイルが既に存在するディレクトリをデータ ソース エクスプローラーで指定する
データ パス]フォルダー を右クリックします。
データ パスの追加 をクリックします。
データ パスの追加を参照してください。
データ ソース エクスプローラーからデータ ファイルが存在するディレクトリを削除する
データ パス]ノードの下にあるデータ パス名を右クリックします。
削除 をクリックします。
データ パスにあるディレクトリやファイルは物理ストレージから削除されません。

データベース

実行したいアクション
必要な作業
注記
データベースの新規作成
データベース ノードを右クリックします。
データベースの追加]をクリックします。
データベースの追加を参照してください。
データ ソース エクスプローラーからデータベースを削除する
データベース ノードを右クリックします。
削除 をクリックします。
データベースは物理ストレージからは削除されません。

データ ソース エクスプローラー

実行したいアクション
必要な作業
注記
ツリーを更新してノードへの追加、またはノードからの削除を確認する
SQL テーブル名を除く任意のノードを右クリックします。
更新 をクリックするか、F5 キーを押します。
[更新]コマンドのコンテキストは、このコマンドを呼び出したノードに適用されます。データ ソース エクスプローラーにあるすべてのノードを更新する場合は、ツリーの最上位にある[エンジン]ノードからこのコマンドを実行します。

オンライン ヘルプ

実行したいアクション
必要な作業
注記
ユーザー向けドキュメントへのアクセス
エディター、ビューまたはウィザード内で F1 キー(Linux の場合は Shift + F1 キー)を押すか、[ヘルプPSQL ドキュメント ライブラリ]をクリックします。
ユーザー マニュアルへのアクセスを参照してください。

SQL クエリ

実行したいアクション
必要な作業
注記
SQL テーブルのすべてのレコードに対して SELECT ステートメント(SELECT * FROM)を実行する
または
SQL テーブルに対して実行する SQL ステートメントを入力できるエディターにアクセスする
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
SQL Editor をクリックします。
デフォルトで、SQL Editor は開いたときに SELECT * FROM ステートメントを実行します。
SQL テーブル名は[SQL テーブル]ノード、または Btrieve ファイル名(Btrieve ファイルに DDF がある場合)のノードの下に表示されます。
データベースの追加を参照してください。
SQL Editor またはアウトライン ビューで SQL ステートメントを実行する
Pervasive PSQL User's Guide』で「実行のタスク」セクションを参照してください。
SQL Editor では多数のタスクを実行できます。詳しい説明については、『Pervasive PSQL User's Guide』の「SQL Editor の各種作業」セクションを参照してください。

SQL テーブル

実行したいアクション
必要な作業
注記
エディターでテーブルを新規作成する
データ パス名の下にある Btrieve ファイル名を右クリックします。
テーブル定義の作成 をクリックします。
Btrieve ファイル用に 1 つまたは複数の SQL テーブルを作成できます。各 SQL テーブルは Btrieve ファイル名のノードの下に表示されます。
テーブル定義エディターを参照してください。
別の SQL テーブルのスキーマを基にしてテーブルを新規作成する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
SQL 定義のコピー をクリックします。
テーブル名は、[SQL テーブル]ノードの下、または Btrieve ファイルに DDF がある場合は Btrieve ファイル名のノードの下に表示されます。
SQL 定義のコピーを参照してください。
テーブル定義を変更する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
テーブル定義の編集 をクリックします。
テーブル名は、[SQL テーブル]ノードの下、または Btrieve ファイルに DDF がある場合は Btrieve ファイル名のノードの下に表示されます。
テーブル定義エディターを参照してください。
データ ソース エクスプローラーからテーブルを削除する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
削除 をクリックします。
テーブルは物理ストレージからは削除されません。
テーブル名は、[SQL テーブル]ノードの下、または Btrieve ファイルに DDF がある場合は Btrieve ファイル名のノードの下に表示されます。
SQL テーブルに関連付けられている Btrieve(データ)ファイルを作成する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
関連するデータ ファイルの変更 をクリックします。
特定のテーブルに関連付けられるデータ ファイルは 1 つだけです。
SQL テーブルが関連付けられている Btrieve ファイルの統計情報を表示する
Btrieve ファイル名の下、または[SQL テーブル]ノードの下にある SQL テーブル名を右クリックします。
テーブル定義の編集 をクリックします。
統計情報タブをクリックします。
テーブル名は、[データ パス]ノードの下、または[SQL テーブル]ノードの下に表示されます。
[統計情報]ページを参照してください。


GUI のリファレンス

DDF Builder チュートリアル