Btrieve API Guide (v11)

Abort Transaction(21)

Abort Transaction オペレーション(B_ABORT_TRAN)では、現在のトランザクションを終了し、このトランザクションの開始以降に実行されたすべてのオペレーションの結果を削除します。また、トランザクションによって設定されたすべてのファイルとレコードのロックを解除します。

パラメーター

 
オペレーション コード
ポジション ブロック
データ バッファー
データ バッファー長
キー バッファー
キー番号
送り値

 
 
 
 
 
戻り値
 
 
 
 
 
 

前提条件

Abort Transaction オペレーションを発行する前に、Begin Transaction オペレーション(19 または 1019)が正常に実行されている必要があります。

手順

オペレーション コードに 21 を設定します。トランザクショナル インターフェイスでは、オペレーション コード以外の Abort Transaction 呼び出しパラメーターはすべて無視されます。

結果

Abort Transaction オペレーションが正常に終了した場合は、トランザクショナル インターフェイスからステータス コード 0 が返されます。トランザクションの開始以降に発行されたすべての Insert、Update および Delete オペレーションの結果がファイルから削除されます。

Abort Transaction オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。

36
アプリケーションでトランザクション エラーが発生しました。
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End Transaction オペレーションまたは Abort Transaction オペレーションを実行する前に、Begin Transaction オペレーションを実行する必要があります。

ポジショニング

Abort Transaction オペレーションは、ファイルのカレンシー情報にまったく影響しません。


Btrieve API オペレーション

Begin Transaction(19 または 1019)