Advanced Operations Guide (v11)

Monitor のコマンド ライン インターフェイス

Monitor のコマンド ライン インターフェイス(CLI)バージョンは、グラフィカル バージョンと同様のモニター機能を提供します。CLI ユーティリティでは、以下の項目をモニターできます。

ユーティリティの CLI または GUI バージョンによるモニターリングに関する概念情報については、Monitor ユーティリティの概要を参照してください。

CLI Monitor は、Pervasive PSQL v11 SP1 でサポートされる Windows および Linux プラットフォームで動作します。

Windows では、実行可能プログラムは bmon.bat で、デフォルトで Program Files ディレクトリにインストールされます。

Linux では、実行可能プログラムの名前は bmon といい、デフォルトでは /usr/local/psql/bin ディレクトリにあります。Linux 上で bmon を実行するには、一定の要件を満たしている必要があります。この要件は、もう 1 つの Java ユーティリティである bcfg と同様です。Linux での bcfg の実行要件およびLinux での bcfg の実行に関するトラブルシューティング ガイドを参照してください。

構成ファイル

bmon はユーティリティの設定を提供するために構成ファイルを必要とします。Pervasive PSQL v11 SP1 は、monconfig.txt という名前のサンプルの構成ファイルを用意しています。このファイルは、デフォルトで Pervasive PSQL のインストール ディレクトリの ¥bin ディレクトリにあります。

構成できる設定については、サンプル構成ファイル内のコメントを参照してください。

モニターの出力

bmon からの出力をコンソールおよびログ ファイルのいずれかまたは両方にリダイレクトすることができます。たとえば、アプリケーションは、コンソールから、またはログ ファイルで特定の状態を調べてから適切な動作を行うことができます。

設定ファイルに出力先を指定することができます。

コマンド構文

bmon -f [filepath]config_file [-runonce] 

オプション

-f
設定ファイルが入力をユーティリティに提供することを指定するために必要なパラメーターです。
filepath
設定ファイルのパス。省略すると、bmon は設定ファイルをローカル ディスクで検索します。
config_file
設定ファイルの名前。ファイル名は、自由に選択できます。
-runonce
ユーティリティを 1 度実行したら終了するように指示するオプション パラメーターです。runonce パラメーターは、bmon をバッチ ファイルで使用する場合に特に役立ちます。

runonce パラメーターを省略した場合のキーボードのキー応答

runonce パラメーターは省略可能です。省略した場合、ユーティリティは設定ファイルの設定を実行し、次にリフレッシュ レートに指定された時間停止します。停止中に、次に示すキーボードのキー応答をユーティリティに送ることができます。リフレッシュ レートにゼロを設定すると、ユーティリティは有効なキーボードのキー応答があるまで無限に停止します。

設定ファイルのリフレッシュ レート設定(refreshrate)により、停止する時間を指定します。

キーボードのキー応答
リフレッシュ レート
Q(または q) + Enter は、ユーティリティの実行を停止します。
R(または r) + Enter は、モニターを更新します(ユーティリティを再実行します)。
0
(無限に停止)
Q(または q) + Enter は、ユーティリティの実行を停止します。
> 0
(指定した秒数の間停止)


SQL インターフェイス リソースのモニター

Btrieve オペレーションのテスト