Getting Started with Pervasive PSQL (v11)

TAR を使用した Pervasive PSQL のインストール

Linux ディストリビューションが RPM をサポートしていない、あるいは RPM を使用したくない場合は、TAR 形式を使用して Pervasive PSQL をインストールすることができます。

ここでは、TAR を使用して以下の Pervasive PSQL 製品をインストールする方法について説明します。

インストール後に問題が発生した場合は、インストール後のトラブルシューティングを参照してください。

Pervasive PSQL サーバー(Linux 版)のインストール - TAR

Pervasive PSQL サーバーのインストール パッケージの名前は以下の規則に従います。

表 12 Linux サーバー用のパッケージ名 - TAR
インストール タイプ
パッケージ名
サーバー 64 ビット
Pervasive.SQL.jajp-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz
サーバー 32 ビット
Pervasive.SQL.jajp-yy.yy-zzz.zzz.i486.tar.gz

すべてのパッケージ名において、yy.yy はリリース番号を示し、 zzz.zzz はビルド番号を示します。実際のパッケージ名については配布メディアで確認してください。

インストールは、以前のバージョンが存在しない初めてのインストール、あるいは以前のバージョンが存在するアップグレード インストールに分類されます。

初めてのインストール

TAR を使用して Pervasive PSQL サーバーをインストールするには

  1. root ユーザーとしてログインします。
  2. /usr/local ディレクトリに変更します。
    cd /usr/local
  3. 次のコマンドを入力して tar を /usr/local にコピーします。
    cp <tar へのパス>/<Linux サーバー用のパッケージ名> .

    メモ

    使用するパッケージ名については、Linux サーバー用のパッケージ名 - TAR を参照してください。インストールを実行するためには適切なリリース番号とビルド番号を指定する必要があります。実際のパッケージ名については配布メディアで確認してください。


    たとえば、インストール パッケージを /home/bholly ディレクトリにダウンロードする場合は以下のようにします。
    cp /home/bholly/<Linux サーバー用のパッケージ名>.
  4. 次のコマンドを使用して tar をアンパックします。
    tar -xzf <Linux サーバー用のパッケージ名>
  5. ディレクトリをインストール スクリプトがある /usr/local/psql/etc フォルダーに変更します。
    cd psql/etc
  6. インストール前のスクリプトを実行します。
    sh preinstall.sh
  7. インストール後のスクリプトを実行します。
    sh postinstall.sh

tar インストールは完了しました。詳細については、Linux での Pervasive PSQL のインストール後を参照してください。

アップグレード インストール

古いバージョンの Pervasive PSQL が既にインストールされている場合は、その製品をアンインストールしてから Pervasive PSQL v11 SP1 製品をインストールする必要があります。

Pervasive PSQL のアンインストールの詳細については、Pervasive PSQL (Linux 版)のアンインストールを参照してください。

Pervasive PSQL クライアント(Linux 版)のインストール - TAR

Pervasive PSQL クライアントのインストール パッケージの名前は以下の規則に従います。

表 13 Linux クライアント用のパッケージ名 - TAR
インストール タイプ
パッケージ名
クライアント 64 ビット
Pervasive.SQL-Client-Core.jajp-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz
クライアント 32 ビット
Pervasive.SQL-Client.jajp-yy.yy-zzz.zzz.i486.tar.gz

すべてのパッケージ名において、yy.yy はリリース番号を示し、 zzz.zzz はビルド番号を示します。実際のパッケージ名については配布メディアで確認してください。

インストールは、以前のバージョンが存在しない初めてのインストール、あるいは以前のバージョンが存在するアップグレード インストールに分類されます。

初めてのインストール

TAR を使用して Pervasive PSQL クライアントをインストールするには

  1. root ユーザーとしてログインします。
  2. /usr/local ディレクトリに変更します。
    cd /usr/local 
    
  3. 次のコマンドを入力して tar を /usr/local にコピーします。
    cp <tar へのパス>/<Linux クライアント用パッケージ名>.
    たとえば、インストール パッケージが /home/bholly ディレクトリにある場合は以下のようにします。
    cp /home/bholly/<Linux クライアント用パッケージ名>.

    メモ

    使用するパッケージ名については、Linux クライアント用のパッケージ名 - TAR を参照してください。インストールを実行するためには適切なリリース番号とビルド番号を指定する必要があります。実際のパッケージ名については配布メディアで確認してください。


  4. 次のコマンドを使用して tar をアンパックします。
    tar -xzf <Linux クライアント用パッケージ名>
    アンパックによって "psqlclient" という名前のディレクトリが作成されます。
  5. ディレクトリを Pervasive PSQL インストール スクリプトがある /usr/local/psql/etc フォルダーに変更します。
    cd psql/etc 
    
  6. インストール前のスクリプトを実行します。
    sh clientpreinstall.sh 
    
  7. インストール後のスクリプトを実行します。
    sh clientpostinstall.sh 
    

tar インストールは完了しました。詳細については、Linux での Pervasive PSQL のインストール後およびクライアントのネットワーク通信の設定を参照してください。

アップグレード インストール

古いバージョンの Pervasive PSQL が既にインストールされている場合は、その製品をアンインストールしてから Pervasive PSQL v11 SP1 製品をインストールする必要があります。

Pervasive PSQL のアンインストールの詳細については、Pervasive PSQL (Linux 版)のアンインストールを参照してください。


RPM を使用した Pervasive PSQL のインストール

Linux での Pervasive PSQL のインストール後