PSQL Programmer's Guide (v11)

Pascal (言語インターフェイス モジュール)

ここでは、Btrieve API の Pascal ソース モジュールについて説明します。

その後に、Pascal の Btrieve API ソース モジュールについて説明します。

ソース モジュール

Pascal インターフェイスは、以下のソース モジュールから構成されています。

BBTRAPID.PAS

BTRAPID.PAS には、DOS 用の Pascal アプリケーション インターフェイスのソース コードの実装が含まれています。このファイルは、Btrieve 関数を呼び出すアプリケーションをサポートします。

Turbo Pascal が Btrieve インターフェイスを正しくコンパイルしてアプリケーションのほかのモジュールにリンクするために、BTRAPID.PAS をコンパイルして Turbo Pascal ユニットを作成し、次にそのユニットをアプリケーションのソース コードの uses 句に示します。

BTRCONST.PAS

BTRCONST.PAS ファイルには、Btrieve に固有な有効の定数が含まれています。これらの定数を使用すると、Btrieve オペレーション コード、ステータス コード、ファイル仕様フラグ、キー仕様フラグなどの多数の項目への参照を容易に標準化できます。

BTRCONST.PAS を使用する場合、そのファイルをコンパイルして Turbo Pascal ユニットを作成し、次にそのユニットをアプリケーションのソース コードの uses 句に示すことができます。

BTRCONST.PAS を利用せずに Pascal アプリケーション インターフェイスを使用できますが、このファイルを使用してプログラミング作業を単純化することができます。

BTRSAMPD.PAS

ソース ファイル BTRSAMPD.PAS は、コンパイル、リンクおよび実行できるサンプル Btrieve プログラムです。

プログラミングの注意事項

Btrieve 関数を呼び出すと、常に、ステータス コードに対応する INTEGER 値が返されます。Btrieve 呼び出しの後、アプリケーションは常にこのステータス コードの値を確認します。ステータス コード 0 は、正常終了したオペレーションを示します。アプリケーションは、非ゼロのステータスを認識し、解決できなければなりません。

どの呼び出しでもすべてのパラメーターを提供する必要がありますが、MicroKernel はすべてのオペレーションにすべてのパラメーターを使用するわけではありません。各オペレーションに関連するパラメーターの詳細説明については、『Btrieve API Guide』を参照してください。


メモ

アプリケーションがバリアント文字列を含む Pascal レコード構造を使用する場合は、たとえレコードがパック化されていなくても、Pascal レコード内の奇数長の要素が追加の記憶バイトを必要とする場合があります。このことは、Create(14)オペレーションのレコード長を定義する場合に考慮が必要な重要問題です。レコード タイプの詳細については、Pascal リファレンス マニュアルを参照してください。



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