Btrieve API Guide (v11)

Reset(28)

Reset オペレーション(B_RESET)では、クライアントが保持しているすべてのリソースを解放します。このオペレーションは、クライアントが実行中のトランザクションを中止し、すべてのロックを解除し、さらに、クライアントが開いているファイルをすべて閉じます。

パラメーター

 
オペレーション コード
ポジション ブロック
データ バッファー
データ バッファー長
キー バッファー
キー番号
送り値

 
 
 

戻り値
 
 
 
 
 
 

前提条件

トランザクショナル インターフェイスまたはリクエスターがロードされていて、Reset 呼び出しを発行するクライアントがトランザクショナル インターフェイスとの接続を確立していれば、アプリケーションではいつでも Reset オペレーションを発行できます。トランザクショナル インターフェイスとの接続は、たとえば、ファイルを開いたり、Pervasive PSQL ユーティリティを使ってファイルのステータスを要求したりすることにより確立します。

手順

  1. オペレーション コードに 28 を設定します。
  2. キー番号およびキー バッファー パラメーターに 0 を設定します。

結果

Reset オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスでは指定したクライアント、ウィンドウ、またはセッションに対して次の動作が実行されます。

  1. 実行中のトランザクションがすべて中止される。
  2. 保持されているすべてのロックが解除される。
  3. 開いているファイルがすべて閉じられる。

Reset オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから 0 以外のステータス コードが返されます。

ポジショニング

Reset オペレーションを実行すると、開いているファイルがすべて閉じられるため、すべてのカレンシーが消去されます。


Open(0)

Set Directory(17)