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Getting Started with Pervasive PSQL (v11) |
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ファイル、クライアントおよびエンジンのバージョン番号の取得
Pervasive PSQL のユーティリティを使用して、クライアントおよびエンジンのバージョン番号、あるいは特定のファイルのバージョン番号を調べることができます。
クライアントおよびエンジンのバージョンの確認
Windows プラットフォームで Function Executor を使用して、またはすべてのプラットフォームで BUTIL コマンド ライン ユーティリティを使用してエンジンとクライアントのバージョンを調べることができます。Function Executor は Pervasive PSQL リクエスターを使用して Btrieve クライアント オペレーションをシミュレートするユーティリティです。
Function Executor の使用
Function Executor を使用してクライアント、ローカルおよびリモート エンジンのバージョンを調べます。
Function Executor を使用してエンジンのバージョンを調べるには
- [スタート]メニューから Pervasive PSQL v11 SP1 プログラム グループの[ユーティリティ]にアクセスし、[Function Executor]を選択します。
- 次のいずれかを実行します。
- メニューの[表示|Btrieve バージョン]をクリックします。
- 図 8 で示すように、ツールバーの[Btrieve バージョン情報]ボタンを選択します。
図 8 [Btrieve バージョン情報]ボタンの選択
- どちらかのバージョン情報オプションを選択すると、クライアント リクエスターとローカル エンジンのバージョンを示すダイアログ ボックスが表示されます。ファイルを開いているときにバージョン情報オプションを選択すると、リモート エンジンのバージョンも表示されます。
図 9 Btrieve バージョン情報の表示
BUTIL ユーティリティの使用
コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
リクエスターとエンジンのバージョンが表示されます。このツールではリモート サーバー エンジンのバージョンを調べることはできません。
ファイル バージョンの確認
MicroKernel データ ファイルのファイル バージョンは Pervasive PSQL v11 SP1 ユーティリティを使用して調べることができます。Windows プラットフォームでは、Control Center、Function Executor、DDF Builder、または Btrieve Maintenance ユーティリティを使用します。BUTIL コマンド ライン ユーティリティはどのプラットフォームでも使用できます。これらの方法の使用についての情報を次に説明します。
Pervasive PSQL Control Center の使用
Pervasive PSQL Control Center を使用するとファイルのバージョンを調べることができます。
Pervasive PSQL Control Center を使用してテーブルのファイル バージョンを調べるには
- [スタート]メニューから Pervasive PSQL v11 SP1 のプログラム グループにアクセスし、[Control Center およびドキュメント]を選択します。
- 左側にある Pervasive PSQL エクスプローラーで対象のデータベースを見つけます。
- 次のいずれかを実行します。
- [ファイル|プロパティー]をクリックします。
- 図 10 で示すように、テーブル名を右クリックして[プロパティー]を選択します。
図 10 Pervasive PSQL Control Center でのファイル バージョンの取得
- テーブルのプロパティが表示され、その中に MicroKernel データ ファイル バージョンの基になるファイル バージョンが示されます。
図 11 テーブルのプロパティ ページ
Btrieve Maintenance の使用
コマンド ラインを使い慣れていない場合は、GUI ベースの Btrieve Maintenance ツールを使用できます。
Btrieve Maintenance ユーティリティを使用してテーブルのファイル バージョンを調べるには
- [スタート]メニューから Pervasive ユーティリティ プログラム グループにアクセスし、[Maintenance ]をクリックします。
- [オプション]メニューの[情報エディターの表示]をクリックします。
- [ファイル情報エディター]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [情報のロード]をクリックすると、[ファイルの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
- バージョンを調べる必要があるファイル名を入力するか参照して指定します。
- ダイアログ ボックスの右上隅にそのファイルのバージョンが表示されます。
Function Executor の使用
Function Executor ユーティリティは Btrieve オペレーションをシミュレートするので、ファイルに対する情報レポート作成を実行することによってファイル バージョンを調べることができます。
Function Executor を使用してテーブルのファイル バージョンを調べるには
- [スタート]メニューから Pervasive ユーティリティ プログラム グループにアクセスし、[Function Executor ]をクリックします。
- [ファイル]メニューの[開く]を選択します。
- [Btrieve ファイルのオープン]ダイアログ ボックスが表示されます。
- バージョンを調べる必要があるファイル名を入力するか参照して指定します。
- Function Executor でファイルを開いたら、[表示|ファイル統計情報]をクリックします。
- 図 12 で見られるように、ファイル統計情報ダイアログ ボックスでは上部にファイル バージョンが表示されます。
図 12 Function Executor でのファイル統計情報
Function Executor ユーティリティの詳細は、『Advanced Operations Guide』で説明しています。
BUTIL コマンド ライン ユーティリティの使用
BUTIL の -stat パラメーターを使用して、次のファイル統計情報を取得することができます。
コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
たとえば、Pervasive PSQL に含まれる DEMODATA データベースの DEPT.MKD ファイルの統計を取得するには次のように入力します。
BUTIL ユーティリティ(Windows および Linux で使用可能)の詳細は、『Advanced Operations Guide』で説明しています。
 データベース エンジンが起動するかどうかのチェック |
 エンジンとクライアントのバージョンの競合 |
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