Distributed Tuning Interface Guide (v11)

DTI の基本的な使用法

ヘッダー ファイル

DTI 関数は次のヘッダー ファイルに定義されています。

リンク ライブラリ

次の表は、DTI のリンク ライブラリと、そのライブラリが最初に利用できるようになった Pervasive PSQL のバージョンの一覧です。表で定義されているように、アプリケーションを適切なライブラリにリンクします。

表 1 Windows および Linux 用の DTI リンク ライブラリ
ライブラリ1
Windows
Linux
Pervasive PSQL ライブラリを最初に利用可能なバージョン
w3dbav90.lib2
32 ビット
 
Pervasive PSQL v9.0
w64dba.lib
64 ビット
 
Pervasive PSQL v10.0
w3dbav80.lib2
32 ビット
 
Pervasive.SQL V8.0
w3dbav78.lib2
32 ビット
 
Pervasive.SQL 2000i (SP3)
w3dbav75.lib2
32 ビット
 
Pervasive.SQL 2000
libpsqldti.so
 
32 ビット
Pervasive.SQL V8.6
libpsqldti.so
 
64 ビット
Pervasive PSQL v10 SP1
1 ライブラリはすべて Microsoft Visual Studio 2005 でコンパイルされています。
2 各 32 ビット ライブラリは、それ以前のライブラリの上位集合です。たとえば、w3dbav90.lib は w3dbav75.lib、w3dbav78.lib、および w3dbav80.lib の上位集合です。

DTI の関数については、Distributed Tuning Interface のリファレンスで説明します。

関数を呼び出す前に

DTI を呼び出す場合は、まず PvStart() 関数を呼び出す必要があります。その後、セッションを終了するまでに複数の DTI 関数を呼び出すことができます。

セッションを終了するときは、PvStop() 関数を呼び出してセッションを閉じる必要があります。


Distributed Tuning Interface の概要

DTI のサンプル プログラム