PSQL Programmer's Guide (v11)

データベース接続のクイック リファレンス

このセクションでは、Pervasive PSQL データベースへの接続方法に関する情報を提供します。

これらの例は、各アクセス方法の完全なドキュメントを補足するだけのものです。各アクセス方法には、詳細情報へのリンクがあります。

各サンプルは、Pervasive PSQL に含まれる DEMODATA サンプル データベースの Course テーブルを参照します。

ADO.NET 接続

ADO.NET の詳細については、以下を参照してください。

ADO.NET DB 接続のサンプル コード

"ServerDSN=Demodata;UID=test;PWD=test;ServerName=
localhost;";  

ADO/OLE DB 接続

ADO/OLE DB の詳細については、以下を参照してください。

ADO/OLE DB 接続のサンプル コード

Dim rs As New ADODB.Recordset  
rs.Open "Course", "Provider=PervasiveOLEDB;Data 
   Source=DEMODATA", adOpenDynamic,  
   adLockOptimistic, adCmdTableDirect  
 
' データを使用した処理 
 
rs.Close  

JDBC 接続

JDBC の詳細については、以下を参照してください。

JDBC 接続のサンプル コード

Class.forName("com.pervasive.jdbc.v2.Driver"); 
 Connection con = 
DriverManager.getConnection("jdbc:pervasive://
localhost:1583/DEMODATA"); 
 PreparedStatement stmt = con.prepareStatement("SELECT * 
FROM Course ORDER BY Name"); 
 ResultSet rs = stmt.executeQuery(); 

Java クラス ライブラリ

Java クラス ライブラリの詳細については、以下を参照してください。

JCL 接続文字列のサンプル

Session session = Driver.establishSession();  
Database db = session.connectToDatabase(); 
db.setDictionaryLoc("c:¥¥PVSW¥¥DEMODATA");  

DSN を使用しない接続

Pervasive PSQL により、アプリケーションは DSN を使用しない接続(DSN を使用しないで SQL エンジンに接続する)を実行することができます。

サーバーでローカルに実行、またはリモート クライアントから実行するには、次の手順が必要です。この方法は、ワークステーション/ワークグループ エンジンだけでなく、サーバー エンジンでも機能します。

  1. SQLAllocEnv
  2. SQLAllocConnect
  3. SQLDriverConnect:"Driver={Pervasive ODBC Client Interface};ServerName=<解決するサーバー名>;dbq=@<サーバー側の DBName>;"

Driver={Pervasive ODBC Client Interface};ServerName=
myserver;dbq=@DEMODATA;  


メモ

Pervasive.SQL 2000(SP3)より前のリリースでは、DSN を使用しない接続は、エンジンに対しローカルに実行されるアプリケーション(つまり、エンジンが実行されているのと同一マシン上で実行)でのみサポートされていました。しかし、ドライバー文字列の形式が Pervasive.SQL 2000i(SP3)から変更されました。DSN を使用しない接続を行うアプリケーションは、Pervasive.SQL 2000(SP2a)以前が適用された環境で DSN なしで実行するには、すべて上記のように変更し、再コンパイルする必要があります。



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