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Btrieve API Guide (v11) |
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Get Last(13)
Get Last オペレーション(B_GET_LAST)では、指定されたキーに基づいて末尾の論理レコードを取得します。末尾のキー値が重複している場合は、同じキー値を持つグループの中で末尾のレコードが返されます。Get Key(+50)バイアスを使うと、ファイル内に値が存在するかどうかを検出することもできます。一般に、Get Key オペレーションの方が高速に処理されます。
パラメーター
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オペレーション コード
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ポジション ブロック
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データ バッファー
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データ バッファー長
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キー バッファー
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キー番号
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送り値
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戻り値
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前提条件
- 対象となるファイルが開いていることが必要です。
- ファイルがデータオンリー ファイルであってはいけません。
手順
- オペレーション コードに 13 を設定します。オプションで、ロック バイアスも指定できます。
- +100 - 単一レコード ウェイト ロック
- +200 - 単一レコード ノーウェイト ロック
- +300 - 複数レコード ウェイト ロック
- +400 - 複数レコード ノーウェイト ロック
- ロックの詳細については、『Pervasive PSQL Programmer's Guide』を参照してください。
- ファイルのポジション ブロックを渡します。
- データ バッファー長に取得するレコードの長さ以上の値を設定します。
- キー番号にキー パスを設定します。システム定義のログ キー(システム データ)を使用するには、125 を指定します。
結果
Get Last オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスでは要求したレコードがデータ バッファーに返され、対応するキー値がキー バッファーに格納され、さらにそのレコードの長さがデータ バッファー長に返されます。
Get Last オペレーションが正常に実行されなかった場合は、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。
3
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ファイルが開いていません。
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6
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キー番号パラメーターが不正です。
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9
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オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。
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22
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データ バッファー パラメーターが短すぎます。
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ポジショニング
Get Last オペレーションを実行すると、完全な論理カレンシーおよび物理カレンシーが確立し、取得したレコードが現在のレコードになります。論理位置の直後は、ファイルの末尾よりも後を指すことになります。
 Get Key(+50) |
 Get Less Than(10) |
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