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データベースをバインドすると、データのアクセスに使用する方法とは無関係に、MicroKernel はデータベースの定義済みセキュリティ、参照整合性(RI)およびトリガーを設定できます。MicroKernel は、以下のようにこれらの整合性のコントロールを設定します。
バウンド ファイルの制約
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Btrieve を使用するアクセスのレベル
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RI 制約の定義あり
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ユーザーは、RI 制約内ですべてのものにアクセスして実行できます。
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INSERT トリガーの定義あり
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読み取り専用、更新および削除アクセス
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UPDATE トリガーの定義あり
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読み取り専用、挿入および削除アクセス
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DELETE トリガーの定義あり
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読み取り専用、挿入および更新アクセス
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メモ
たとえデータベースをバインドしなくても、データ ファイルにトリガーがあるか、外部キーがあるか、あるいは外部キーで参照される主キーがある場合、Pervasive PSQL はデータ ファイルにバウンドというスタンプを自動的に付けます。したがって、データ ファイルはアンバウンド データベースの一部であっても、バインドされていることになります。そのような場合、MicroKernel はそのファイルがバウンド データベースの一部であるかのようにファイルに整合性制約を設定します。
バウンド データベース内の辞書ファイルとデータ ファイルは、ほかの名前付きデータベースでは参照できません。また、バウンド データ ファイルはデータベース内のほかのテーブルでは参照できません。
バウンド データベースを作成するか、既存のデータベースをバインドする場合、Pervasive PSQL はすべての辞書ファイルとデータ ファイルにバウンド データベースの名前を付けます。また、Pervasive PSQL はすべてのデータ ファイルにそのデータ ファイルに関連するテーブルの名前を付けます。また、データベースに新しいテーブルまたは辞書ファイルを追加すると、Pervasive PSQL はそれらを自動的にバインドします。
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