Data Provider for .NET Guide (v11)

データ型

6 から表 9 は、Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーでサポートされるデータ型を示しています。

Pervasive データ型から .NET Framework データ型へのマッピング

6 では、ADO.NET データ プロバイダーでサポートされるデータ型と、対応する .NET Framework 型を示します。この表で、DataAdapter を使って DataSet を埋めるときに使用するデータ型を確認してください。

また、この表では DataReader オブジェクトを直接使用する場合にデータへアクセスするための適切なアクセサーも示します。

パラメーター データ型のマッピング

パラメーターのデータ型は、データ プロバイダーごとに固有のものを使用します。ADO.NET データ プロバイダーは、サーバーへ送信する前に、パラメーター値をネイティブの形式に変換する必要があります。アプリケーションでパラメーターを記述する最もよい方法は、データ プロバイダー固有の型の列挙を使用することです。

汎用プログラミングでは、データ プロバイダー固有の型を使用できない場合があります。プロバイダー固有の DB 型が指定されていない場合は、パラメーター値の System.Data.DbType または .NET Framework 型からデータ型が推定されます。

ADO.NET データ プロバイダーは、次の順序を用いてパラメーターのデータ型を推定します。

7 は、System.Data.DbType のみが指定された場合に、データ プロバイダーがどのようにデータ型を推定するかを示します。

表 7 System.Data.DbTypes から PsqlDbTypes へのマッピング
System.Data.DbType
PsqlDbType
AnsiString
VarChar
AnsiStringFixedLength
Char
Binary
Binary
Boolean
Integer
Byte
Integer
Currency
Currency
Date
Date
DateTime
DateTime1
Decimal
Decimal または Money
Double
Double
Float
Float
GUID
UniqueIdentifier*
Int16
SmallInt
Int32
Integer
Int64
BigInt
Sbyte
Integer
Single
BFloat4
String
VarChar
StringFixedLength
Char
Time
Time
Uint16
USmallInt
Uint32
UInteger
Uint64
UBigInt
VarNumeric
Decimal
1 Pervasive PSQL v9.5 以上でサポートされます。

8 では、プロバイダー固有のデータ型も System.Data.DbType も指定されない場合に、データ プロバイダーがデータ型を推定するために使用する対応表を示します。

表 8 .NET Framework 型から PsqlDbType へのマッピング
.NET Framework 型
PsqlDbType
Boolean
Integer
Byte
Integer
Byte[]
Binary
DateTime
Timestamp
Decimal
Decimal
Double
Double
Int16
SmallInt
Int32
Integer
Int64
BigInt
Single
BFloat4
String
VarChar
Uint16
USmallInt
Uint32
UInteger
Uint64
UBigInt

ストリーム オブジェクトでサポートされるデータ型

ADO.NET プロバイダーは、表 9 に挙げられているデータ型に対し、長いデータ パラメーターへの入力としてストリームを使用することをサポートしています。

表 9 サポートされるストリーム オブジェクト
プロバイダー データ型
サポートされるストリーム型
LONGVARBINARY
Stream
LONGVARCHAR
TextReader

ストリームの説明については、長いデータ パラメーターへの入力としてストリームを使用するを参照してください。


パフォーマンスに関する考慮点

長いデータ パラメーターへの入力としてストリームを使用する