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Data Provider for .NET Guide (v11) |
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接続の再試行機能の使用
接続の再試行では、データ プロバイダーが最初の接続の試行に失敗した後に、プライマリ サーバーおよび(設定している場合)代替サーバーへ接続を試行する回数を定義します。接続の再試行は、システム復旧の有力な方策となります。たとえば、停電などの電力障害によりクライアントとサーバーの両方が動作しなくなってしまうシナリオを考えてみましょう。電力が復旧してすべてのコンピューターが再起動される際、サーバーが自身のスタートアップ ルーチンを完了する前にクライアントがそのサーバーに接続しようとするかもしれません。接続の再試行が有効な場合、クライアント アプリケーションは、サーバー側で接続が正しく受け入れられるようになるまで接続を何度も試行し続けることができます。
接続の再試行は、サーバーが 1 つしかない環境でも使用できますが、複数サーバーを持つ環境における接続フェイルオーバー シナリオの補完機能としても使用できます。
接続文字列オプションを使用すると、データ プロバイダーが接続を試行する回数や接続の試行間隔を秒単位で指定できます。接続の再試行に対する設定の詳細については、接続フェイルオーバーの設定を参照してください。
 クライアント ロード バランスの使用 |
 接続フェイルオーバーの設定 |
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