Distributed Tuning Interface Guide (v11)

DTI 関数グループ

Distributed Tuning Interface はいくつかの関数グループに分けられています。グループ分けの要約については、次の表を参照してください。それぞれの関数の説明は、後述のセクションでアルファベット順に示します。

表 2 DTI 関数グループ
関数グループ
用途
関数の一覧
カタログ
catalog.h
データベース カタログ情報を管理します。たとえば、名前付きデータベースを作成、開く、コピー、閉じることや、データ ソース名(DSN)を作成、変更、削除することなどを行います。
構成
config.h
データベース エンジン、通信マネージャー、およびローカル リクエスター コンポーネントの設定を制御します。
接続
connect.h
DTI セッションの開始と終了、サーバーへの接続、接続されたサーバーの名前の取得、およびサーバーからの切断を行います。
辞書
ddf.h
辞書(DDF)の作成およびクローズと、テーブル、インデックス、ユーザー、グループの作成および削除を行います。
ライセンス管理
dtilicense.h
キーの追加と削除、検証操作の実行、キーに関する情報の取得など、ライセンス管理を行います。
モニターと診断
monitor.h
ファイル、クライアント、および SQL 接続について、トランザクショナル インターフェイスの以下のような情報を監視します。
アクティブ ファイル - 開いているファイルの数と一覧の取得、ファイルが開いているかどうかの照会、ファイルを開いた、もしくはロックしたユーザーの照会、ページ サイズ、リードオンリー フラグ、レコード ロック、トランザクション ロック、およびハンドル数の取得、各ハンドルのハンドル情報の取得。
アクティブ クライアント - クライアントの数と一覧の取得、アクティブ ハンドルの照会、クライアント情報の取得、ハンドル情報の取得、クライアントおよび全クライアント機能の切断。
リソース使用状況 - ファイル数、ハンドル数、クライアント数、ワーカ スレッド数、使用中ライセンス数、トランザクション数、ロック数を含む、データの現在値、ピーク値、および最大値の取得。
通信統計情報 - すべての通信統計情報、つまり、通信に関するデータの合計値、増加値、現在値、ピーク値、最大値の取得、増加値のリセット機能。
セキュリティ
security.h
データベース セキュリティの有効化/無効化、またはセキュリティ状態の照会


DTI 関数リファレンスの使い方

DTI エラー メッセージ