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このセクションでは、インストール プログラム実行後の操作に関する情報を説明します。インストール後に問題が生じた場合は、第 14 章の インストール後のトラブルシューティングを参照してください。
以下の表では、Pervasive PSQL のアップグレードを行った後の DSN のアップグレード手順を説明しています。
シナリオ
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説明
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Pervasive.SQL 2000i SP4 より前のバージョンの Pervasive PSQL で作成された既存の DSN がある。
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アップグレードの前に既存の DSN をすべて削除する必要があります。アップグレードが完了したら、DSN を再作成して既存のデータベースにアクセスしてください。
エンジン DSN の使用は推奨されないので、新規の DSN はエンジン DSN ではなく名前付きデータベースに接続するようにしてください。
『SQL Engine Reference』の「ODBC 接続文字列」を参照してください。
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Pervasive PSQL 2000i SP4 以上のバージョンの Pervasive.SQL で作成された既存の DSN がある。
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既存の DSN に接続してデータベースにアクセスできるようにします。
ただし、エンジン DSN の使用は推奨されないので、新規または修正を施す 32 ビット アプリケーションは、エンジン DSN ではなく名前付きデータベースに接続することをお勧めします。
32 ビット アプリケーションを 64 ビットに移植する場合は、以下の変更を行ってください。
『SQL Engine Reference』の「ODBC 接続文字列」を参照してください。
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定義されている Pervasive PSQL の DSN はない。
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DSN の作成の詳細については、『SQL Engine Reference』の「DSN と ODBC アドミニストレーター」 参照してください。
32 ビット アプリケーション用に DSN レス接続を使用する場合は、接続文字列 "Pervasive ODBC Client Interface" を使用して名前付きデータベースに接続してください。64 ビット DSN の場合は、接続文字列 "Pervasive ODBC Interface" を使用して名前付きデータベースに接続してください。
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データファイルを 9.x 形式に変換する必要はありませんが、Pervasive PSQL v11 SP1 エンジンで提供される新機能を使用したい場合は変換しなければなりません。
旧バージョンの Btrieve を使用している場合:v6.0 以前または v6.x 形式のファイルは、Rebuild ユーティリティを使用して 7.x、8.x または 9.x 形式に変換してください。詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
インストール時にライセンス番号を入力しなかった場合は評価版がインストールされます。
このライセンスに必要な設定はありません。インストールした後に、License Administrator ユーティリティを使用して、インストールされたライセンスを見ることができます。License Administrator ユーティリティの詳細については、『Pervasive PSQL User's Guide』を参照してください。
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