User's Guide (v11)

License Administrator のコマンド ライン インターフェイス

コマンド ライン インターフェイス(CLI)は、Pervasive PSQL がサポートするすべてのプラットフォームで実行できます。CLI は GUI と機能的に同等です。この CLI を使ってローカルまたはリモート データベース エンジンへのライセンスを管理することができます。

GUI および CLI では、ライセンス タイプ、ユーザー数、プラットフォーム、失効日など、適用されているライセンスに関する情報を表示します。製品キー情報は、製品同梱書類にも記載されています。

CLI 構文

CLI はすべてのプラットフォームで同じ構文を使用します。

ユーティリティ名 -オプション パラメーター

ユーティリティ名は以下のいずれかです。

次の表はオプションとパラメーターについて説明したものです。

表 12 License Administrator のコマンド ライン オプションとパラメーター
オプションとパラメーター
機能
-<interpret | i>
製品、製品キー、状態、プラットフォーム、ユーザー カウント、失効日など、適用されているすべての製品キーに関する情報を表示します。
-<apply | a> <key | authorization_filename.pky>
指定したキーまたは認証キー データ ファイル(オフライン認証)を適用します。
-<delete | d> key
CLI ユーティリティを実行しているコンピューターから、指定したキーおよび関連するユーザー数の追加をすべて削除します。
-<clear | c> [key] [force]
すべての期限なしキーおよびそれに関連付けられたユーザー カウントの追加を、マシンからクリアします。
キーを指定すると、その指定されたキーおよびそれに関連付けられたユーザー カウントのみがクリアされます。キーを指定しないと、すべてのキーおよび関連付けられたユーザー カウントがクリアされます。
メモ:このコマンドは、ハードウェア構成の変更を行ったためにキーを削除できなくなり、別のキー セットを適用する必要がある場合に役立ちます。キーをクリアし、別のキーを用いて製品を認証できます。クリアしたキーは使用しません。
force オプションを使用すると、確認メッセージは表示されません。
メモ:このオプションはローカルの PSQL サーバーからキーを削除するだけです。Pervasive によって保持される固有のマシン署名からキーの認証解除は行いません。つまり、キーは削除されません。
-<generate | g> key output_filename
オフライン認証用の認証要求データ ファイル生成します。製品キーおよび出力ファイル名の両方が必要です(「メモ」を参照)。
メモ: このオプションを使用したときに、マシンがインターネットに接続されていた場合は、キーは自動的に適用され認証要求データは作成されません。インターネット接続が利用できない場合にのみ、出力ファイルが認証要求データによって生成されます。
-<n> [key]
製品キーの認証残り回数を表示します。
メモ:キーを指定しない場合は、全製品キーの認証残り回数情報を表示します。
-<servername | s> <servername>
指定した場合、そのサーバーへ接続することができます。指定しない場合、サーバー名は空白と見なされます。このパラメーターは省略可能です。
-<validate | t>
接続されたサーバー名と選択されたキーに対しライセンスの検証を実行します。
-<username | u>
接続するサーバーのユーザー名。指定しない場合、ユーザー名は空白と見なされます。このパラメーターは省略可能で、servername を指定しない場合は不要です。
-<password | p> <password>
接続するサーバーのユーザー名に関連付けられているパスワード。指定しない場合、パスワードは空白と見なされます。このパラメーターは省略可能で、servername を指定しない場合は不要です。
-<help | h>
オプションとパラメーターに関する情報を表示します。
オプションなし、または不正なオプション
オプションとパラメーターに関する情報を表示します。

CLI に関連する操作については、CLI 操作を参照してください。


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