ActiveX Controls Guide (v11)

DdfDropIndex (ActiveX メソッド)

適用対象

VAccess

説明

現在の Pervasive PSQL データ ファイルからインデックスを削除します。また、RefreshLocationsTrue の場合は、現在のテーブルのデータ辞書定義からもインデックスを削除します。


メモ

DdfDropIndex は、データ ファイル自体のインデックス構造を変更するので、正しく使用しないと非常に危険です。データ ファイルを使用する既存プログラムは、この操作を実行した後は動作しなくなる可能性があります。注意して使用してください。


構文

object.DdfDropIndex keynum 

DdfDropIndex メソッドの構文は次のような要素で構成されます。

要素
説明
object
必須。有効な VAccess コントロールの名前です。
keynum
必須。ファイルから削除されるキーの序数を表す整数です。

戻り値

DdfDropIndex は、VAccess コントロールのステータスを保持する 2 バイトの整数を返します。この値がゼロの場合、オペレーションは正常に終了しています。

備考

DdfDropIndex は実際のデータ ファイル自体から指定されたインデックスを削除します。また、この関数は VAccess コントロールのメタデータ メモリ イメージからインデックスを削除します。RefreshLocationsTrue の場合、DdfDropIndex は現在のメモリ イメージと一致するように DDF ファイルを更新します。DdfTransactionModeTrue の場合、これらの操作はトランザクション内部で実行されます。

ファイルの最後のインデックス以外のインデックスを削除すると、すべてのインデックスの番号が付け替えられます。たとえば、5 つのインデックスがあるテーブル内で 3 番目のキーが削除されると、キー #3 がキー #2 に、キー #4 がキー #3 になります。DdfDropIndexMaintain を使用すると、テーブルのその他のキーを混乱させることなく、インデックスを削除することができます。

'現在インデックスを使用しているアプリケーションをすべて終了する 
For i = 0 To VAEngine.TotalKeys – 1  
   'TotalKeys の値はループを通るたびに 1 減算されるため、 
   '常にキー番号 0 が削除される 
   status = VANew.DdfDropIndex(0) 
   If status > 0 Then 
      errorMsg = "Error occurred during Drop " _  
         + "Index "  + CStr(i) + _ 
         " operation.Btrieve status " + _ 
         CStr(status) + ".  " 
      MsgBox errorMsg, vbExclamation 
   End If 
Next i 

関連項目

IndexList、RefreshLocations、DdfAddIndex、DdfDropIndexMaintain


DdfCreateTable (ActiveX メソッド)

DdfDropIndexMaintain (ActiveX メソッド)