ActiveX Controls Guide (v11)

レコード セットの取得 (ActiveX アクセス方法)

ここでは、レコード セットを取得する際に使用できるプロパティ、メソッド、およびイベントの一覧を示します。

プロパティとメソッド

表 22 Extended オペレーション用プロパティおよびメソッド
プロパティまたはメソッド
説明
Extended Fetch データ セットの自動キャッシュ処理を有効または無効にします。
SelectedRecords 条件を使用した単一 Extended Fetch オペレーションの処理でスキップ可能な最大レコード数を決定します。
単一 Extended Fetch オペレーションによって返される最大行数を決定します。
ユーザーが一連の単一 Extended Fetch オペレーションをキャンセルすることのできるダイアログ ボックスを有効または無効にします。
Extended Fetch 結果セットの現在の列を決定します。
Extended Fetch 結果セットの現在の列の名前を指定します。デフォルトは列に割り当てられたフィールド名です。
Extended Fetch 結果セットの合計列数を返します。
データ ソースに対して Extended Fetch プロパティおよびメソッドを有効または無効にします。
テキスト ボックスがフォーカスを取得したときの VAText ボックス内のテキストを選択します。
現在のカーソル位置から始まり、現在のインデックス パスに沿って進行する Extended Fetch を実行します。
現在のカーソル位置から始まり、現在のインデックス パスを遡る Extended Fetch を実行します。
次に実行される Extended Fetch オペレーションのレコード セットの結果に現在のレコードを含めるか、あるいは後続のレコードから始めるかどうかを決定します。
SelectedFields または SelectedRecords 条件を変更した後、あるいは新たに現在位置をファイル内で設定した後で Extended Fetch メソッドを呼び出す前に、Extended Fetch パラメーターを割り当てます。
Extended Fetch オペレーションで使用するデータ バッファーのサイズを指定します。
Row
Extended Fetch の結果セットの現在の行を設定あるいは返します。Extended Fetch メソッドからの結果セットへアクセスする場合に、あるいは検索条件を満たす行間を移動する場合に使用します。
Extended Fetch 結果セット内の指定された行と列からフィールド値を返します。
Extended Fetch 結果セット内の現在の行にあるレコードの物理位置を返します。
Extended Fetch 結果セット内のデータの有効行数を返します。
Extended Fetch 結果セットの列として使用するフィールドを指定します。デフォルトは空のリストで、これはすべてのフィールドが含まれることを示します。
Extended Fetch 結果セットに返されるレコードのレコード選択条件を指定します。デフォルトは空のリストで、これはすべてのレコードが含まれることを示します。
SelectedFields プロパティの[プロパティの設定]ダイアログ ボックスを表示します。
SelectedRecords プロパティの[プロパティの設定]ダイアログ ボックスを表示します。
現在の位置から始まり、物理レコード順を前方へ進む Extended Fetch を実行します。
現在の位置から始まり、物理レコード順を後方へ進む(遡る)Extended Fetch を実行します。

イベント

表 23 Extended オペレーション用イベント
イベント
説明
Extended Fetch 操作の完了に伴ない発生します。返されたデータ バッファーに含まれるデータの行数および列数を返します。


ActiveX のプロパティ、メソッド、およびイベントの概要

ファイルの処理 (ActiveX アクセス方法)