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VAccess
辞書を開く際に使用するオーナー ネームを設定し、このオーナー ネームを使用して辞書が正常に開き、更新できるかどうかを判定します。
DdfTestOwnerName メソッドの構文は次のような要素で構成されます。
要素
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説明
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object
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必須。有効な VAccess コントロールの名前です。
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ownerName
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必須。辞書のテスト対象の新しいオーナー ネームです。これが空白の場合、DdfTestOwnerName は現在の辞書のオーナー ネームを使用します。
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DdfTestOwnerName は、VAccess コントロールのステータスを保持する 2 バイトの整数を返します。これがゼロの場合、現在の辞書のオーナー ネームを使用して辞書を開き、更新することができます。
VAccess コントロールによって使用されるデフォルトの辞書のオーナー ネームは、通常、DDF ファイルを読み取りおよび更新用として開きます。ただし、一部の辞書ファイルではデフォルト以外のオーナー ネームになっている場合もあります。この場合は、DdfTestOwnerName を使用して辞書のオーナー ネームを設定し、DdfPath で指定される現在の辞書に対して、そのオーナー ネームをテストすることができます。
DdfTestOwnerName は最初に辞書を開こうとします。正常に開いたら、そのオーナー ネームでは更新が可能か、あるいは読み取り専用かを調べるために、最初のレコードの更新を試みます。返されたステータスは、そのオーナー ネームでファイルを開けるか、修正できるか、あるいはどちらもできないかを示します。
DdfSetOwnerName
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