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JDBC Driver Guide (v11) |
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Pervasive JDBC 2 ドライバー
JDBC 2 API が Pervasive PSQL でサポートされています。JDBC バージョン 2 には、JDK バージョン 1.2 以上が付属しています。Pervasive JDBC ドライバーは、この JDBC 2 標準をオプションのパッケージも含めてサポートします。
表 1 Pervasive JDBC ドライバーの新しい機能の概要
機能要素
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注記
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接続文字列
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接続で、どのコード ページを使用するかを指定することができるパラメーターが追加されました。
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カーソルのサポートの向上
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このドライバーは、CONCUR_UPDATABLE、TYPE_SCROLL_INSENSITIVE および TYPE_SCROLL_SENSITIVE をサポートします。
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DataSource インターフェイスのサポート
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JNDI で Pervasive PSQL を登録し、Pervasive 固有のドライバー機能からアプリケーションを保護します。
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仕様
Pervasive JDBC ドライバーは、純粋な Java タイプ 4 のネット プロトコルベース ドライバーです。これは中核の JDBC 2.x の条件に適合しています。このドライバーは機能が ODBC クライアント ドライバーに似ており、バルク処理についてはサーバー側の Pervasive PSQL エンジンの ODBC インターフェイスにより異なります。
Pervasive JDBC 1 ドライバーからのアップグレード
以前の Pervasive JDBC 1 ドライバーをお使いの場合は、以下のトピックで新しい JDBC 2 ドライバーでの変更点について説明します。
JDBC API の改善点
- スクロール可能 - 相対位置および絶対位置の両方を設定する機能
- 変更可能 - さらに SQL を実行することなく Insert、Update、および Delete を行える機能
- 動的および静的なサーバー側のカーソル - 自分自身またはほかのユーザーが行った変更を見たいかどうかを選択する機能
- バッチ アップデート - たくさんのオペレーションを待ち行列に入れ、それらを一度に実行する機能
- 文字エンコードのサポート - 接続ごとにエンコードを変更できる機能
JDBC Optional Package のサポート
- DataSource インターフェイス - データ ソース オブジェクトを JNDI に登録可能
- 接続プーリングのサポート - 接続プーリング インターフェイスの完全な実装
以前のバージョンとの互換性
Pervasive JDBC バージョン 2 は以前のバージョンと互換性があります。以前のリリースの Pervasive JDBC ドライバーでコンパイルされたアプリケーションは、再コンパイルすることなく、新しいドライバーで動作します。アプレットは、HTML ファイル内の jar ファイル名を pervasiveJDBC.jar から pvjdbc2.jar に変更する必要があります。
新しいドライバーは異なるパッケージ名を介してアクセスされます。
- com.pervasive.jdbc.v2.Driver は JDBC 2 ドライバーを読み込みます。
- pervasive.jdbc.PervasiveDriver は JDBC 1 ドライバーを読み込みます。
クラス名
Pervasive JDBC バージョン 2 ドライバーでは、クラス名は Sun が推奨する基準に適合するように変更されました。Pervasive のすべてのクラスは com.pervasive.jdbc.v2 で始まります。古いバージョンでは、クラスは pervasive.jdbc で始まっていました。
 Pervasive PSQL JDBC サポート |
 Pervasive JDBC ドライバーの制限 |
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