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カスタム インストール時、Pervasive PSQL の各種機能は Pervasive PSQL 製品のインストールから除外することができます。ここで挙げている機能はオプションであるため、このセクションのすべての機能がインストールから除外されても、Pervasive PSQL 製品はデフォルトでインストールされます。
以下に挙げるオプション機能は、特に注記がなければ、Pervasive PSQL の各エディションで使用可能です。
Xtreme I/O(XIO)は Pervasive PSQL に含まれているデータベース アクセラレータです。XIO では Pervasive PSQL データ ファイルのディスク アクセス時間を加速させることによってデータベースのパフォーマンスを向上させます。XIO はそのシステム要件を満たす Windows サーバー 32 ビット プラットフォームでのみインストールすることができます。『Advanced Operations Guide』のシステム要件を参照してください。
Pervasive アクセス方法には Pervasive PSQL ソフトウェア開発者キット(SDK)、および DOS リクエスターがあります。
ActiveX をサポートする開発環境で Btrieve データに簡単にアクセスできるようにする 9 個のカスタム コントロールから構成されています。このインターフェイスには、1 個のデータ ソース コントロールと 8 個のバウンド データ コントロールが組み込まれています。
ADO.NET はマネージ コードのみで構築されている .NET 管理データ プロバイダーです。データ プロバイダーは、ネイティブのワイヤ プロトコル プロバイダーです。したがって、データ プロバイダーが、データベース クライアントの形式のアンマネージ コード(.NET Framework 外のコード)を呼び出す必要はありません。
DOS VxD(Virtual eXtended Driver:仮想デバイス ドライバー)(DOS クライアント リクエスター)は Btrieve リクエスターであり、Windows コマンド ウィンドウを介して DOS ベースのアプリケーションを実行するために使用されます(トランザクショナル アクセスのみ)。
Pervasive Distributed Tuning Objects(DTO)はビジュアル開発環境から使用されます。
Java Class Library(JCL)は Java を介しデータ ファイルへ直接トランザクショナル アクセスするために使用します。
JDBC ドライバーは Java プログラミング言語を使用してデータ ファイルへリレーショナル アクセスするために使用します。
OLE DB アクセス方法には、データ ファイルへのトランザクショナル アクセスおよびリレーショナル アクセスに使用するランタイム バイナリがあります。
Pervasive Direct Access Components(PDAC)には、Borland Delphi と C++ Builder 環境内で、Pervasive データベース エンジンへ直接トランザクショナルおよびリレーショナル アクセスできるようにする、一連の Visual Component Library(VCL)コンポーネントがあります。
メモ
弊社 Web サイトの Pervasive Software 製品のページでは、各アクセス方法の設計時コンポーネントとサンプルがダウンロードできます。
最低限のユーティリティ セットを使用して Pervasive PSQL データベース エンジンのさまざまなコンポーネントの管理、構成および保守を行います。この基本ユーティリティ セットに含まれるユーティリティは、Pervasive PSQL の製品すべてにおいてセットとしてインストールされるので、インストールから個別に除外することはできません。
Pervasive Cobol Schema Executor ユーティリティは、COBOL ベースのアプリケーションへの SQL アクセスを可能にするために使用します。
Pervasive PSQL Data Dictionary File Builder は、データ辞書ファイル(DDF)を作成および変更するために使用します。
Pervasive Control Center は、データベース オブジェクトの作成や操作、SQL 経由のデータベース テーブルへのアクセスに使用します。
Pervasive System Analyzer ユーティリティは、ネットワーク接続のテストおよびトラブルシュート、ロード モジュールの表示、およびコンポーネント検索の実行に使用します。
Pervasive PSQL エンジンおよび SDK のユーザー向けドキュメントは Pervasive PSQL Control Center(PCC)に統合されました。ドキュメント ライブラリは、PCC インターフェイスの[ようこそ]ビュー、[ヘルプ]メニュー、F1(Windows)または Shift + F1(Linux)キーを押すことによって開くことができます。
メモ
マニュアルをインストールしないようにした場合は、すべての Pervasive PSQL ユーティリティのグラフィカル ユーザー インターフェイスから(F1 キーによる)状況依存ヘルプが使用できなくなります。
以下の機能で必要とされる JRE のコンポーネントは、Pervasive PSQL の一部としてインストールされます。
Pervasive PSQL の機能は Pervasive PSQL によってインストールされる JRE のローカル バージョンを使用します。
メモ
JRE のローカル バージョンが使用されるのは、上記の Pervasive PSQL 機能のみです。JRE のローカル バージョンは、Pervasive PSQL アクセス方法である Java Class Libraries(JCL)または JDBC を使用した Java アプリケーション開発のための要件には影響しません。Java アプリケーション開発のための要件(java.sun.com から入手するコンポーネントなど)については、Pervasive PSQL 開発者用ドキュメント(SDK)で説明しています。『Java Class Library Guide』および『JDBC Driver Guide』を参照してください。
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