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デフォルトで、TCP/IP は Pervasive PSQL クライアントとリモート データベース エンジン間または複数のワークグループ エンジン間でサポートされます。デフォルトの設定を変更する、あるいは TCP/IP サポートが使用可能かどうかを調べる必要がある場合はこのセクションを参照してください。
メモ
このセクションのタスクを行うには、データベース エンジンが起動しているコンピューターに対し管理者レベルの権限を持っているか、データベース エンジンが起動しているコンピューターで定義された Pervasive_Admin グループのメンバーでなければなりません。
TCP/IP サポートを有効にするには
以下の手順に従って、データベース エンジンが TCP/IP ネットワーク間でクライアントと通信できることを確認してください。
ヒント
クライアント コンピューター、あるいは、ほかのワークグループ コンピューター上のクライアント ソフトウェアでも TCP/IP を使用するよう構成されているか必ず確認してください。第 11 章のクライアントのネットワーク通信の設定を参照してください。
マルチホーム TCP/IP サポートを有効にするには
以下の手順を実行することによって、Windows サーバーでインストール済みの 2 つのネットワーク カードを使用するよう構成します。
メモ
サーバー コンピューターに 2 つのネットワーク インターフェイスが存在するときに、[TCP/IP マルチホーム]オプションをオフに設定した場合は、[リッスン IP アドレス]の設定を変更してデータベース エンジンが受信待ちするネットワーク インターフェイスの TCP/IP アドレスを指定する必要があります。
IP アドレスを指定しないと、データベース エンジンでは最初のネットワーク インターフェイスからのみ通信を受け取り、オペレーティング システムにバインドします。これはドライバーのインストールによって変わるため、ドライバーのアップデート後には作業システムが中断してしまう恐れがあります。この問題を回避するには、必ず[リッスン IP アドレス]を設定するようにしてください。
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