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Pervasive PSQL データベースへのアクセスはいくつかの方法で保護されています。管理レベルのセキュリティはオペレーティング システムを介して設定されます。オペレーティング システムのネイティブなセキュリティ メカニズムを使用して、Pervasive PSQL データベースを誰が管理できるかを制御することができます。
Pervasive PSQL はユーザーおよびグループ レベルの関連するセキュリティも提供します。誰がどのような資格でデータにアクセスできるかを制御することができます。たとえば、Pervasive PSQL データベース内の各テーブルで、ユーザーまたはグループがテーブルに対し、SELECT、UPDATE、INSERT、DELETE、ALTER TABLE を実行できるかどうかを指定することができます。
データベース全体に対しパスワードを設定してセキュリティを確立することができます。この時点で、データベースにアクセスする権限を与えられたユーザーのみが Master という名前のデフォルト ユーザーとなります。その後、ユーザーやグループを追加することができます。
セキュリティは PCC 内で設定することができます。 また、GRANT および REVOKE の 2 つの SQL(Structured Query Language:構造化照会言語)ステートメントもサポートされています。GRANT および REVOKE を使用すると、列レベルでセキュリティを設定することもできます。
GRANT 構文はトランザクショナル オーナー ネームと統合され、リレーショナル アクセスの場合にもオーナー ネームを使用することができます。
セキュリティ、オーナー ネーム、ユーザーおよびグループに関する詳細は、第 7 章を参照してください。
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