Advanced Operations Guide (v11)

Monitor のコマンド ライン インターフェイス

Monitor のコマンド ライン インターフェイス(CLI)バージョンは、GUI バージョンと同様の監視機能を提供します。

CLI Monitor は、Pervasive PSQL でサポートされる Windows および Linux プラットフォームで動作します。

構成ファイル

bmon はその設定を提供するために構成ファイルを必要とします。Pervasive PSQL は、monconfig.txt という名前のサンプルの構成ファイルを用意しています。このファイルは、デフォルトで Pervasive PSQL のインストール ディレクトリの ¥bin ディレクトリにあります。『Getting Started with Pervasive PSQL』のPervasive PSQL ファイルがインストールされる場所を参照してください。

構成できる設定については、サンプル構成ファイル内のコメントを参照してください。

監視の出力

bmon からの出力をコンソールおよびログ ファイルのいずれかまたは両方にリダイレクトすることができます。たとえば、アプリケーションは、コンソールから、またはログ ファイルで特定の状態を調べてから適切な動作を行うことができます。

設定ファイルに出力先を指定することができます。

コマンド構文

bmon -f [filepath]config_file [-runonce] 

オプション

-f
設定ファイルが入力をユーティリティに提供することを指定するために必要なパラメーターです。
filepath
設定ファイルのパス。省略すると、bmon は設定ファイルをローカル ディスクで検索します。
config_file
設定ファイルの名前。ファイル名は、自由に選択できます。
-runonce
ユーティリティを 1 度実行したら終了するように指示するオプション パラメーターです。runonce パラメーターは、bmon をバッチ ファイルで使用する場合に特に役立ちます。

runonce パラメーターを省略した場合のキーボードのキー応答

runonce パラメーターは省略可能です。省略した場合、ユーティリティは設定ファイルの設定を実行し、次にリフレッシュ レートに指定された時間停止します。停止中に、表 40 に示すキーボードのキー応答をユーティリティに送ることができます。

リフレッシュ レートにゼロを設定すると、ユーティリティは有効なキーボードのキー応答があるまで無限に停止します。設定ファイルのリフレッシュ レート設定(refreshrate)により、停止する時間を指定します。デフォルトで、リフレッシュ レートは最小値である 5 秒に設定されます。

表 40 bmon リフレッシュ レートおよびキーボードのキー応答
リフレッシュ レート
キーボードのキー応答
refreshrate=0
(有効なキーボードのキー応答を受け取るまで停止)
Q(または q) + Enter は、bmon の実行を停止します。
R(または r) + Enter は、監視を更新します(bmon を再実行します)。
refreshrate=seconds_to_pause
seconds_to_pause は 5 以上の整数
seconds_to_pause 秒の間停止)
Q(または q) + Enter は、bmon の実行を停止します。


リレーショナル インターフェイス リソースの監視

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