ActiveX Controls Guide (v11)

ActiveX アクセス方法の主要な機能

Pervasive ActiveX アクセス方法には、Pervasive PSQL でのアプリケーション開発を容易にする主要な機能が数多くあります。

VB 内のデータ アウェア コントロールのデータ ソース

Apex TrueGrid グリッド コントロールや Sheridan Data Widgets のようなサードパーティ コントロールなど、Visual Basic 内のほかのデータ アウェア コントロールで、Pervasive ActiveX アクセス方法をデータ ソースとして使用できます。Pervasive バウンド コントロールは、Visual Basic 環境やその他の開発環境で使用できます。

フィールド レベル アクセス

ActiveX アクセス方法では、データ辞書ファイル(DDF)を使用して Pervasive PSQL データにフィールド レベルでアクセスします。フィールドは、名前または序数で参照できます。LVAR 以外の Pervasive PSQL フィールド データ型はすべてサポートされます。

プロパティおよびメソッド インターフェイス

ActiveX アクセス方法は、コントロール オブジェクトのほかに、プログラミングの利便性と柔軟性を高めるための多数のプロパティとメソッドを提供します。これらのプロパティとメソッドを使用すると、大量のコードを記述せずに多数の Pervasive PSQL オペレーションを設定および実行できます。また、Pervasive PSQL バウンド コントロール、プログラミング環境またはその他のサードパーティ コントロールとの対話処理を通じ、コードによってデータを処理できます。

Extended オペレーション

Pervasive の ActiveX アクセス方法は、クライアント/サーバー レコード セットのキャッシュ、フィールドの選択、レコードのフィルター処理などの機能を提供する Pervasive PSQL Extended オペレーションの使用を簡単にします。

Extended オペレーションには、集中管理されているデータベースに対して分散アプリケーションを実行する際のネットワーク トラフィックを最小限にしてパフォーマンスを向上させ、グリッド コントロールやレコード リストなどの複数行オブジェクトの実装を容易にする機能があります。

DDF

ActiveX アクセス方法は ODBC インターフェイスと同様に、DDF を必要とします。DDF ファイルとデータベースにアクセスするには、Pervasive PSQL Control Center を使用します。

Pervasive PSQL Control Center の詳細については、『Pervasive PSQL User's Guide』または Pervasive PSQL Control Center のオンライン ヘルプを参照してください。

ActiveX DDF アクセス メソッド

データ ソースには、アプリケーション コード内から DDF 情報にアクセスする手段があります。

リモート データ アクセス

ActiveX アクセス方法を使用すると、ワークステーションやクライアント/サーバー オプション以外にも、URI を使って Pervasive PSQL データにアクセスできます。

結合テーブル

VAccess コントロールの Join プロパティを使用すると、2 つのファイルをキー値でリンクし、第 1 のファイルのレコード位置の変更が、第 2 のファイルから検索されたレコードにも反映されるように指定することができます。Join プロパティは、リレーショナル データベースを参照するための簡単な機能を提供します。


ActiveX アクセス方法の選択

ActiveX アクセス方法では使用できない Pervasive PSQL 機能