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ActiveX データ ソース コントロールは DDF から情報を読み取り、必要に応じて内容をキャッシュに格納します。つまり、辞書には、DDF 自体の内容と、DDF ファイルに関する ActiveX アクセス方法コントロールのメモリ イメージの内容という 2 つのバージョンが常に存在します。ActiveX コントロールのバージョン 3 では、コントロールが DDF 情報を DDF 自体から読み取るか、または、保持しているメモリ イメージから読み取り、アプリケーションの起動時間を節約するかを RefreshLocations プロパティが決定していました。
この機能は維持されていますが、RefreshLocations の意味は、オペレーションを実行するために DDF 自体を使用するか、あるいは辞書情報に関する ActiveX コントロールのメモリ イメージを使用するかを示すように拡張されました。
言い換えると、オペレーションがコントロールのメモリ イメージまたは DDF を参照できる場合は、RefreshLocations を False に設定すれば、コントロールはメモリ イメージのみを使ってオペレーションを処理するように制限されます。RefreshLocations が True である場合、オペレーションはメモリ イメージとファイル自体に作用します。したがって、RefreshLocations は ActiveX コントロールの DDF 処理用メソッドとプロパティの多くに作用する優先プロパティです。
メモ
RefreshLocations を True に設定して DDF を編集するときは、DDF を上書きしないように注意してください。
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