Advanced Operations Guide (v11)

主キーの設定

主キーは、SQL ステートメントまたは Pervasive PSQL Control Center を使用して作成することができます。『Pervasive PSQL User's Guide』の列のタスクを参照してください。

テーブル作成中に主キーを作成する

CREATE TABLE ステートメントで PRIMARY KEY キーワードを使用して、テーブル作成時に主キーを作成することができます。主キーは 1 つまたは複数の列で構成されます。次の例では id が作成され、主キーに指定されることを示しています。

CREATE TABLE mytable (id INTEGER,  
myname CHAR(20),  
PRIMARY KEY(id)) 

次の例は複数の列を使ってユニークな値を持つ主キーを作成する方法を示しています。

CREATE TABLE mytable (id INTEGER,  
myname CHAR(20),  
PRIMARY KEY(id, myname)) 

主キーに指定した単一または複数の列に UNIQUE 属性を指定したかどうかに関わらず、データベース エンジンはその列に重複値とヌル値を許可しないインデックスを自動的に作成します。どのような場合もキー列にヌル値は許可されません。すべての主キー値はユニークです。

ほかの例については、『SQL Engine Reference』の CREATE TABLEを参照してください。

既存のテーブルに主キーを追加する

PCC を使用して、または ADD PRIMARY KEY を使った ALTER TABLE ステートメントによって、既存のテーブルに主キーを追加することができます。『Pervasive PSQL User's Guide』の列に主キーを設定または削除するには および SQL Editor を参照してください。

主キーは重複およびヌル値を許可しない列にしか作成することができません。

必要な場合には、列属性を変更し、その列を主キーに設定することを同時に行うことができます。SQL を使った例を示します。

ALTER TABLE mytable MODIFY id INTEGER UNIQUE NOT NULL 
PRIMARY KEY 

複数の列から成る主キーを追加したい場合は、キーを分けて追加する必要があります。

ALTER TABLE mytable ADD PRIMARY KEY(id, myname) 

ほかの例については、『SQL Engine Reference』のALTER TABLEを参照してください。


参照整合性(RI)の概念

外部キーの設定