Btrieve API Guide (v11)

Step Previous(35)

Step Previous オペレーション(B_STEP_PREVIOUS)では、前の物理位置として示されるレコードを取得します。トランザクショナル インターフェイスでは Step Previous オペレーションでレコードを取得するためにインデックス パスは使用されません。

Step Previous オペレーションを任意の Get または Step オペレーションの直後に実行すると、前のオペレーションで取得されたレコードの物理的に前にあるレコードが返されます。

パラメーター

 
オペレーション コード
ポジション ブロック
データ バッファー
データ バッファー長
キー バッファー
キー番号
送り値

 

 
 
戻り値
 

 
 

前提条件

手順

  1. オペレーション コードに 35 を設定します。オプションで、ロック バイアスも指定できます。
  2. ファイルのポジション ブロックを渡します。
  3. データ バッファー長に取得するレコードの長さ以上の値を設定します。

結果

Step Previous オペレーションが正常に終了した場合、トランザクショナル インターフェイスではファイル内の前の物理レコードがデータ バッファーに返され、返されたバイト数がデータ バッファー長に設定されます。

このオペレーションが正常に実行されなかった場合、トランザクショナル インターフェイスから次のステータス コードのいずれかが返されます。

3
ファイルが開いていません。
9
オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。(ファイルの先頭で実行した場合)
22
データ バッファー パラメーターが短すぎます。

ポジショニング

Step Previous オペレーションを実行しても、論理カレンシーは確立しません。取得したレコードを現在の物理レコードとして使用し、物理カレンシーが設定されます。


Step Next Extended(38)

Step Previous Extended(39)