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このセクションでは、Pervasive PSQL エンジンの起動および停止方法について説明します。エンジン設定プロパティによっては、設定の変更を有効にするためにエンジンを停止および再起動する必要があります。
データベース エンジンを起動および停止するには、お使いのエンジンおよびプラットフォームの手順に従ってください。
Windows サーバー環境では、Pervasive PSQL Server はサービスとして起動します。サービスはインストール処理の一部としてロードされ、デフォルトのインストールであれば常に使用可能な状態に設定されます。
その他の Pervasive PSQL 製品である Pervasive DataExchange もサービスをインストールします。Pervasive DataExchange は、Pervasive PSQL Transactional Engine および Pervasive PSQL Relational Engine の両方のサービスに依存します。
データベース エンジン サービスの開始、停止、再開によって依存サービスがどのように動作するかを次の表にまとめます。
どのアプリケーションを使用してデータベース エンジン サービスを開始、停止または再開したかに関係なく、依存サービスの動作は同じです(PCC、Windows Services、Net Start、PSC)。
データベース エンジン サービス
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開始
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停止
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再開
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DataExchange サービスの動作
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Pervasive PSQL Transactional Engine
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なし
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停止
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再開
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Pervasive PSQL Relational Engine
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なし
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停止
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再開
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DataExchange のサービスを開始した場合、必須のサービスとして Pervasive PSQL Relational Engine が開始します。
メモ
依存サービスは、停止することを知らせるメッセージを表示することなく停止します。
Windows サーバーで PCC を使用してデータベース サービスを開始するには
Windows サーバーで PCC を使用してデータベース サービスを停止するには
Windows サーバーでコントロール パネルを使用してデータベース サービスを開始するには
Windows サーバーでコントロール パネルを使用してデータベース サービスを停止するには
Windows サーバーで Net Start または PSC を使用してデータベース サービスを開始するには
Windows サーバーで Net Stop または PSC を使用してデータベース サービスを停止するには
Windows でワークグループ エンジンをアプリケーションとして起動するには
この手順は、ワークグループ エンジンがアプリケーションとしてインストールされていることを前提としています。『Getting Started with Pervasive PSQL』の Windows での Pervasive PSQL ワークグループ のインストールを参照してください。
ワークグループ エンジンを Windows アプリケーションとして停止するには
この手順は、ワークグループ エンジンがアプリケーションとしてインストールされていることを前提としています。『Getting Started with Pervasive PSQL』の Windows での Pervasive PSQL ワークグループ のインストールを参照してください。
メモ
以下の条件下でエンジンを停止しようとすると、警告メッセージが表示されます。
ワークグループ エンジンを Windows サービスとして起動するには
この手順は、ワークグループ エンジンがサービスとしてインストールされていることを前提としています。『Getting Started with Pervasive PSQL』の Windows での Pervasive PSQL ワークグループ のインストールを参照してください。
ワークグループ エンジンを Windows サービスとして停止するには
この手順は、ワークグループ エンジンがサービスとしてインストールされていることを前提としています。『Getting Started with Pervasive PSQL』のWindows での Pervasive PSQL ワークグループ のインストールを参照してください。
Linux では、データベース エンジンはデーモンとして起動します。デーモンはインストール処理の一部としてロードされ、完全インストールであれば常に使用可能な状態に設定されます。
Pervasive PSQL v11 SP2 デーモン プロセスを起動および停止するには、root
ユーザーとしてログインする必要があります。プロセスを起動および停止するには、シェル スクリプトの psql
を使用します。
Linux でデータベース エンジンを起動するには
コマンド ラインで以下のように入力します。
/etc/init.d/psql start
Pervasive PSQL 64 ビット サーバーでは、このコマンドはトランザクショナル デーモンとリレーショナル デーモンの両方を起動します。リレーショナル デーモンは 32 ビットのみです。
Linux でデータベース エンジンを停止するには
コマンド ラインで以下のように入力します。
/etc/init.d/psql stop
Pervasive PSQL 64 ビット サーバーでは、このコマンドはトランザクショナル デーモンとリレーショナル デーモンの両方を停止します。
Linux でデータベース エンジンを強制停止するには
データベース エンジンが正しく起動または停止されなかった場合は、psql start および stop コマンドを使用してエンジンを強制停止する必要があります。force stop は共有メモリと Pervasive PSQL が作成したセマフォを削除し、Pervasive PSQL リレーショナルおよびトランザクショナル プロセスを停止します。データベース エンジンを強制停止するには、コマンド ラインで次のように入力します。
/etc/init.d/psql force
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