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PSQL Programmer's Guide (v11) |
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テーブルの作成 (リレーショナル インターフェイス)
テーブルを作成する場合は、テーブルに名前を付ける必要があります。各テーブル名は、データベース内で固有の名前である必要があります。テーブル名を付ける規則の詳細については、名前付け規則 (リレーショナル インターフェイス)を参照してください。
どのテーブルをデータベースに作成するかを決定する場合は、さまざまなユーザーがビューを使用してさまざまな組み合わせでデータを見ることができるように考慮してください。ビューはテーブルに似ており、多くの目的、たとえば、データの取得、更新、削除などの目的でテーブルとして処理することができます。しかし、ビューは必ずしも 1 つのテーブルだけに関連付けられているわけではありません。ビューは、複数のテーブルから情報を組み合わせることができます。詳細については、データの取得を参照してください。
Pervasive PSQL Control Center を使用してテーブルを作成することができます。『Pervasive PSQL User's Guide』の新規テーブルのために Table Editor を起動するにはを参照してください。
エイリアス
以下のステートメント要素内のテーブル名にエイリアス(エイリアス名とも呼ぶ)を割り当てることができます。
- SELECT または DELETE ステートメントの FROM 句
- INSERT ステートメントの INTO 句
- UPDATE ステートメント内のテーブルのリスト
メモ
エイリアスは、エイリアスを使用するステートメントにのみ適用されます。Pervasive PSQL は、データ辞書にエイリアスを格納しません。
エイリアスは、最大 20 文字の組み合わせとすることができます。テーブル名とエイリアスは常に空白で区切ります。エイリアスと列名はピリオド(.)で区切ります。一度特定のテーブルのエイリアスを指定したら、ステートメント内であればどこでも、テーブルの列名の修飾に使用することができます。
以下の例では、Student テーブルにエイリアス名 s を、Enrolls テーブルに エイリアス名 e を指定しています。
SELECT s.ID, e.Grade
FROM Student s, Enrolls e
WHERE s.ID = e.Student_ID#
エイリアスを使用して以下のことが行えます。
- 長いテーブル名を置き換える。
- 対話形式で作業している場合、エイリアスを使用すると、特に列名を修飾しなければならないときにキーボード入力時間を節減できます。たとえば、以下のステートメントではエイリアスとして、Student テーブルには s、Enrolls テーブルには e、Class テーブルには c1 を割り当てています。この例では、エイリアスを使用して、選択リストと WHERE 条件の各列のソースを区別しています。
SELECT s.ID, e.Grade, c1.ID
FROM Student s, Enrolls e, Class c1
WHERE (s.ID = e.Student_ID) AND
(e.Class_ID = c1.ID)#
- ステートメントを読みやすくします。単一のテーブル名を持つステートメントでも、エイリアスはステートメントを読みやすくすることができます。
- 相関されたサブクエリ内の外側のクエリのテーブルを使用します。
SELECT s.ID, e.Grade, c1.ID
FROM Student s, Enrolls e, Class c1
WHERE (s.ID = e.Student_ID) AND
(e.Class_ID = c1.ID) AND
e.Grade >=
(SELECT MAX (e2.Grade)
FROM Enrolls e2
WHERE e2.Class_ID = e.Class_ID)#
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