このファイルには以下の項目が含まれています。
Pervasive PSQL v11 SP2 は ADO.NET データ プロバイダーでバージョン 3.2 および 3.5 の 2 つのバージョンを提供します。デフォルトで、どちらのバージョンもデータベース エンジンと一緒にインストールされます。
Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダー 3.2 には前のバージョンからの新機能はありません。これは Pervasive PSQL v11 SP2 でそのバージョン 3.2 を使用したいアプリケーション開発者向けに含まれています。
Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダー 3.5 は .NET Framework 3.5 SP1 における新機能をサポートします(バージョン 3.5のプロバイダーは、.NET Framework 4.0 で導入された新機能をサポートしませんが、Entity Framework 1.0 の全機能をサポートする .NET Framework 4.0 で実行します)。
Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーはマネージ コードのみで構築されており、実行およびデータベースへの接続は完全に共通言語ランタイム(CLR)内で行うことができます。
『Pervasive PSQL Pervasive Data Provider for .NET Guide and Reference』の「本リリースでの新機能」を参照してください。
ADO.NET のための Pervasive PSQL データ プロバイダーで必要とされるファイルは 2 つの異なったインストールを通して提供されます。Pervasive PSQL データベース エンジンをインストールすると、デフォルトでプロバイダー アセンブリが含まれています。設計時ファイル、サンプル ソース コード、テンプレートおよびライブラリは、ADO.NET アクセス方法用のソフトウェア開発キット(SDK)に含まれています。
データベース エンジンのインストールは、32-ビット PSQL インストール先の PSQL\bin フォルダー下のバージョンに応じたフォルダーに、プロバイダー アセンブリをコピーします。個別のフォルダーは 3.2 と 3.5 を使用します。
.NET Framework のサポートされたバージョンを検出すると次のように処理します。
汎用プロバイダーのインスタンス(Pervasive.Data.SqlClient)は常に最新のプロバイダー アセンブリを指します。
PSQL\bin フォルダーにコピーされたプロバイダー アセンブリはインストール時はプリコンパイルされません。つまり、それらはローカル コンピューター上の Windows ネイティブ イメージ サービスに追加されません。プロバイダー アセンブリをプライベート サイド バイ サイド アセンブリとしてアプリケーションとともにインストールする場合、ターゲット システム上の Windows ネイティブ イメージ サービスに追加したい場合はインストールにそれらを追加する必要があります。Microsoft MSDN ライブラリで ネイティブ イメージ サービス を参照してください。
メモ データベース エンジンのインストールがバージョン 3.2 より古い Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーを検出すると、古いプロバイダーはアンインストールされます。
異なる ASP.NET 用の Pervasive メンバーシップ プロバイダーと Visual Studio 統合に必要な設計時ファイルは AG-TECH PSQL Library からダウンロードできます。
http://www.agtech.co.jp/download/update/pervasive/psqlv11.html
メンバーシップ プロバイダーは、.NET アプリケーションを開発するコンピューターと、そのアプリケーションを実行するクライアント コンピューターにインストールする必要があります。
それぞれのメンバーシップ プロバイダーはインストール中に GAC にインストールされます。
SDK のインストーラーはサンプル ソース コード、テンプレートおよびライブラリをインストールすることに加え、Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーのために次の統合を実行します。
Pervasive PSQL ADO.NET SDK をインストール後に Visual Studio をインストールした場合は、SDK のインストーラーを再実行します。SDK のインストーラーは Pervasive PSQL メンバーシップ プロバイダーと Visual Studio を統合します。
Logging Application Block を正しく機能させるにはアプリケーションに次の行を含める必要があります。
ConfigurationManager.GetSection("Pervasive.Data.SqlClient.Entity");
以下の情報は Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーを機能させるためのアプリケーションの設計方法です。
ASP.NET ログイン コントロールはユーザー情報をストアするための個別のデータベースを指定するために、カスタム Pervasive Membership Provider を使用します。
カスタマー メンバーシップ プロバイダーの記述に関する情報は http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/f1kyba5e.aspx から入手できます。
メンバーシップ プロバイダーのロケーションについてはライブラリを参照してください。
ASP.NET アプリケーションのサンプルはライブラリを含み、ユーザーの作成、パスワードの変更、パスワードのリカバーおよびユーザー確認の方法を示します。
セットアップ プログラムは以下に示すライブラリを Program Files\Pervasive Software\PSQL\Bin\ADONET3.2 または ADONET3.5 フォルダーにインストールします。『Getting Started with Pervasive PSQL』の「Pervasive PSQL ファイルがインストールされる場所」も参照してください。
ライブラリ
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説明
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PSQL.Membership.Provider.dll
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ASP.NET ログイン コントロールからPSQL データベースの使用を可能にします。
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PSQL.VisualStudio.DataTools.dll
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Visual Studio の開発環境でサーバー エクスプローラー統合のために使用されます。
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以下の表はメンバーシップ プロバイダーで提供されるサンプルの要約です。デフォルトで Documents and Settings\All Users\Application Data\Pervasive Software\PSQL\ado.net\ADONET3.5\samples または ADONET3.2\samples または ProgramData\Pervasive Software\PSQL\ado.net\ADONET3.5\samples または ADONET3.2\samples にインストールされます。
注意:"Application Data" の場所はオペレーティング システムによって異なります。詳細については『Getting Started with Pervasive PSQL』の「Pervasive PSQL ファイルがインストールされる場所」を参照してください。
これで ASP.NET のログイン コントロールは Pervasive Membership Provider を使用します。
CREATE TABLE Users ( PKID UniqueIdentifier NOT NULL PRIMARY KEY, Username Char (255) NOT NULL, ApplicationName char (255) NOT NULL, Email Char (128) NOT NULL, Comment Char (255), "Password" Char (128) NOT NULL, PasswordQuestion Char (255), PasswordAnswer Char (255), IsApproved SmallInt, LastActivityDate DateTime, LastLoginDate DateTime, LastPasswordChangedDate DateTime, CreationDate DateTime, IsOnLine SmallInt, IsLockedOut SmallInt, LastLockedOutDate DateTime, FailedPasswordAttemptCount Integer, FailedPasswordAttemptWindowStart DateTime, FailedPasswordAnswerAttemptCount Integer, FailedPasswordAnswerAttemptWindowStart DateTime )
<connectionStrings> <add name="PsqlServices" connectionString="ServerDSN=ASPNETPSQL;" /> </ connectionStrings> <system.web> <membership defaultProvider="PsqlMembershipProvider" userIsOnlineTimeWindow="120"></membership> </system.web><providers> <clear /> <add name="PsqlMembershipProvider" type="PSQL.Membership.PsqlMembershipProvider" connectionStringName="PsqlServices" enablePasswordRetrieval="true" enablePasswordReset="true" requiresQuestionAndAnswer="true" writeExceptionsToEventLog="true" debug="false" passwordFormat="Clear"/> </providers>
Pervasive PSQL SDK ドキュメントの『Pervasive PSQL Pervasive Data Provider for .NET Guide and Reference』および『Pervasive.SQL Programmer's Guide』が .NET アプリケーションの開発に役立ちます。
Pervasive PSQL v11 SP2 の既知の問題はすべて Web サイトで公開されています。最新の既知の問題については、http://www.agtech.co.jp/download/update/pervasive/psqlv11.html をご覧ください。
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