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Microsoft ターミナル サービスは、リモート コンピューターがサーバー上で実行している Windows ベースのプログラムへアクセスできるようにするマルチ セッション環境です。Citrix MetaFrame は、クライアントおよびサーバー機能の追加によって Windows ターミナル サービスを拡張します。
以前のリリースでは、管理者機能をクライアントから実行することはできませんでした。Pervasive PSQL v11 SP2 では、ターミナル サービス クライアント セッション内で実行する Pervasive PSQL クライアントは、デフォルトで Pervasive PSQL の管理者機能を実行することができます。たとえば、そのようなクライアントのユーザーは、Pervasive PSQL の構成の変更、DSN の作成および Monitor ユーティリティの使用が可能です。
この機能を制限する場合は、システム管理者の介入が必要です。
ターミナル サービス クライアント用のリモート管理者機能を無効にするには
メモ
Pervasive PSQL サーバー エンジンでは、Active Directory 環境内で実行する Microsoft ターミナル サーバーおよび Citrix MetaFrame の併用をサポートします。
ターミナル サーバーを、メインのネットワーク サーバーおよびデータベース サーバーとして使用することができます。ただし、そのサーバーをファイル サーバーとして頻繁に使用したり、同時に起動するターミナル セッションが多い場合は、パフォーマンスが低下する可能性があります。
このほか考慮する点は、同じコンピューター上で重要なサービスをすべて担っている場合です。サーバーがダウンした場合、すべてのサービスが一度にダウンします。
これらの理由から、重要なサービスは 2 台以上のコンピューターに分散させることをご検討ください。
ワークグループ エンジンをサービスとして起動するようサーバーを構成することができます。これにより、オペレーティング システムが起動したときに、エンジンを自動的に起動することができます。ユーザーはエンジンを起動するためにログインする必要はありません。サービスとしてのワークグループ エンジンの起動を参照してください。
注意
エンジンをサービスとして実行する場合はサービスとしてログオン権限が必要です。デフォルトのローカル システム アカウント以外のユーザー アカウントで、エンジンをサービスとして実行するようにした場合、Windows のコントロール パネルでそのサービスの[ログオン]プロパティを変更する必要があります。
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