Advanced Operations Guide (v11)

リレーショナル インターフェイス リソースの監視

このセクションでは、リレーショナル インターフェイスの監視について説明します。

SQL アクティブ セッションの表示

SQL アクティブ セッションでは、リレーショナル インターフェイスへの接続を介して確立されたセッションのみを表示します。(セッションの確立がトランザクショナル インターフェイス経由かリレーショナル インターフェイス経由かに関わらず)すべてのセッションを表示させる場合は、セッション情報の表示を参照してください。

SQL アクティブ セッションを表示するには

SQL]メニューの[アクティブな接続]をクリックします。[SQL アクティブ セッション]ダイアログが表示されます。

図 9 [SQL アクティブ セッション]ダイアログ

SQL セッション情報

ダイアログ上部の[アクティブ セッション]ラベルには、SQL アクティブ セッションの数が表示されます。[ユーザー名]ボックスには、データベース エンジンに接続しているユーザー名のリストが表示されます。ユーザー名は、デフォルトで Windows のログイン ID が設定されていますが、これが使用不可の場合、ユーザー名は[不明]に設定されます。

選択したユーザー名についての詳細情報が[セッション情報]セクションに表示されます。

クライアント ホスト名
選択されたユーザー名に対応するクライアント マシンの名前。使用不可の場合、[不明]に設定されます。
ネットワーク アドレス
選択されたユーザー名のクライアント マシンの IP または SPX アドレス。使用不可の場合、[不明]に設定されます。
表示される値には、"IP"、"SPX"、"Shared Memory" および "不明" があります。
クライアント アプリケーション
接続したアプリケーションまたはモジュール。使用不可の場合、[不明]に設定されます。
データ ソース名
クライアント アプリケーションによって参照される、DSN の名前。
接続状態
選択されたユーザーの接続状態。接続状態のタイプは次のとおりです。
[アクティブ] - セッションには開いているファイルがあります。
[アイドル] - セッションには開いているファイルがありません。
[無効] - アクティブ セッションは削除されていますが、SQL コードの処理が終了されていないことを示す一時的な状態。適切な終了時点で、そのセッションは[SQL アクティブ セッション]ダイアログに表示されなくなります。
[不明] - 状態を入手できません。
アクティブ/アイドル時間
接続がアクティブまたはアイドルになってからの時間(ミリ秒単位)を表示します。
総接続時間
接続が確立されてからの時間(秒単位)を表示します。

SQL アクティブ セッションのリストをリフレッシュするには

  1. セッション リストのフレッシュ]をクリックします。
  2. 上記以外の方法を用いる場合は、[自動リフレッシュ]オプションを選択し、[リフレッシュ レート]に設定した一定時間間隔でリフレッシュを行います。Monitor オプションを設定するにはを参照してください。

SQL アクティブ セッションを削除するには

  1. ユーザー名]リスト内で目的のユーザー名をクリックします。
  2. セッションの削除]をクリックします。
    アクティブ セッションによる大きな SQL ブロックの実行中にそのセッションを削除すると、一時的な接続状態として「無効」になる可能性があります。このセッションは、データベース エンジンが適切な終了ポイントに到達すると表示されなくなります。

    注意

    アクティブ セッションを削除すると、その時点で発生している処理によっては、データが不正になる、レコードが不完全になる、またはトランザクションが中止される可能性があります。



トランザクショナル インターフェイス リソースの監視

Monitor のコマンド ライン インターフェイス